Venta del Molinillo

アンダルシアでの日常生活とグラナダの一般家庭料理など

タコのリゾットと海老の塩焼き

2006-09-30 18:35:46 | その他レシピ
 お気に入りのポルトガル料理「Arroz do Polvo」(タコのリゾット)
前々から作ってみたいと思っていました。

だけど、コリアンダーの葉っぱが必要なので、なかなか作る機会に
恵まれ無かったのですが、お気に入りのスーパー「メルカドーナ」
で売っているのを見かけるようになりました。

良く見たら、小ぶりの「タコ」も良いお値段で売っているでは
ないですか  

この機会を逃してはいけませんよ。 と、言う事で今日のお昼ご飯は
「タコのリゾット」にすることにしました。






、、、、、、、、、、、、、が!





、、、、、、、、、、、、、、ネットが使えない





ネットが使えなきゃぁ、レシピを調べられないではないの



昼食直前まで待っていたのですが、結局復活しなかったので
今回は「自己流タコのリゾット」になりました。 なので
ポルトガルのタコのリゾットではありませんので(あっちが本家
本元でございます)あしからず。

材料(2人分

ニンニク  2かけ
玉ねぎ   中半分
タコ    500グラム
完熟トマト  中1個
パプリカ  赤4分の1
イタリアンピーマン(普通のピーマンでもOK) 小1個
パプリカの粉  ティースプーン1杯
ローレルの葉  1枚
オリーブオイル  適量
水  カップ3~4杯
白ワイン  2分の1カップ
ロングライス  1合
コリアンダーの葉  一掴み
塩、胡椒

作り方

1、深鍋にオリーブオイルをひき、ニンニク、玉ねぎのみじん切りを
  良く炒める。
2、完熟トマトを細かくしたものを加え良く炒め水分が半分以下に
  飛ぶまでジックリ炒める。
3、2にパプリカの粉、ローレルの葉を入れさらに炒め、パプリカ
  イタリアンピーマンのみじん切りを炒める。
4、タコを綺麗に洗い内臓、目、くちばしを取って一口大にぶつ切り
  にしたものを入れ軽く炒め、水、白ワインを加え沸騰させる。
5、沸騰したら、中火にしさらに煮込む。塩、胡椒を加え味を調える。
6、別のフライパンにオリーブオイルをひき米を軽く炒め、5に加える
7、米に火が通ったら、食べる直前にコリアンダーのみじん切りを加え
  盛り付けいただく。

お好みで、レモンを搾ってどうぞ


前菜は、市場で見つけた美味しいそうな海老の塩焼き。
冷たく冷やしたビールと一緒に





ラム酒で軽くフランベしたものです(前回まつげを焦がしたので
フランベは彼の担当

さて、リゾットの方は???



初めて作ったにしては上出来でとっても美味しかったです
コリアンダーがアクセントになってとっても食が進みます
ビールもね


次回はぜひ、本場のポルトガルレシピをゲットして作ってみたいと
おもいます

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秋の足音2

2006-09-28 00:48:30 | Granada

 

スペインは暑かった夏も終わって、ここのところ日に日に
日が短くなっていくのがわかります。

日本もそうでしょうか、、、。



何だかしんみりしてきますね



しんみりしていても、食欲は健在
秋茄子がおいしそうです。


ところで、今回は白ワイン作りのための葡萄の収穫を
する予定だったのですが、赤ワインがまだ終わってなかったので
もうちょっと後に延ばします。

いつも車庫にしている所ににわか醸造所が出来ていました






写真の後ろにある機械でつぶして、樽に入れ一日何回か
かき混ぜ空気を入れ、発酵を待ちます

さてさて、どんなワインになるのか楽しみですね、、、。
(私はもっぱら味見係

日曜の午後からは久々にこのブログのタイトルである
「Venta del Molinillo」(ベンタ デ モリニージョ)に
行って来ましたよ。






目的は、しいたけ栽培用の木を探す為です

周りの景色も、空もすっかり秋模様ですね、、、。

しいたけのほうは、無事、菌を植え終わりましたが
さて、どうなる事やら、、、。 お楽しみに

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秋の足音

2006-09-25 01:18:50 | Granada

 3週間ぶりに行ったグラナダ

すっかり涼しくなって、秋の足音が聞こえていましたよ。



この季節の果物も食べごろを迎えています





コレは「Azofaifa」(アソファイファ)という果物。
彼のお父さんが、農場に生っているのを見つけて採ってきた
そうです。 アルメリアやグラナダにこの時期出回るのですが
他ではあまり知られていない果物です。
 名前のつづりから行って、アラブ時代からの果物で
しょうか、栗のような歯ざわりでポクポクした感じなのですが
味はりんごのようです。 結構美味しいですよ






コレはグラナダ(ザクロ)の木。
赤々と実って、熟れたものはもう口を開けています。



このルビーのような実を口いっぱいにほおばって噛みしめ
タネだけ後でまとめて出します(種を食べちゃう人もいます
やわらかいので問題ないです)甘くて、ジューシーで
とっても美味しいです



ちなみにコレは観賞用のフランス産ざくろの木です。
高さ50センチぐらいなのにちゃんと小粒サイズのザクロが生るんです
可愛いでしょ

さて、初日の目的は「松の実探しをすること」でした。

あんまり遅くなると、Jabali(ハバリ、猪のこと)に食べられてしまうの
です。 去年は遅くに行ったせいか、食い散らかされた松ぼっくり
と松の実の殻の間を探して、あまり成果が無かったので、今回は
早めに行動します

そんなこんなで彼のお父さん(正確にはおばあちゃん)のオリーブ畑
に行きます。そこに、目的の松の実があるはず。(食べられてしまって
無ければ、、、、、




ジープでオリーブ畑の間をぬって行くと、、、



松の木発見  サクサクと探していきます。

中身の入っている新しい松の実は真っ黒い墨のような粉が
ついていて、じっと見つめると結構落ちているのが見えます。

いくつかは猪に食べられていましたが、去年より沢山あるのか
すぐ見つけられます。



小一時間探して、ビニール袋に3分の1程度。大漁、大漁!大満足
です

家に戻って見ると、彼のお父さんが同じくオリーブ畑のある農場で
採ってきた「アーモンド」の仕分け作業が始まっていました。



こうやって、葉っぱも実も全部まとめて採ってくるので、殻付き
アーモンドだけをより分けます。


あとは、日なたで乾燥させて、この殻つきのままおいておけば
1年でも2年でももつんだそうです。

、、、、、ところで、松の実



必要な分だけ、殻を割ってとりだしましたよ。



こんな風になりました。コレで、ジェノベーゼを作るのが
楽しみです

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新製品

2006-09-22 00:39:53 | 日常生活
 いつも行くMercadona(メルカドーナ)ってスーパー
スペイン在住者の間でも結構評判なお店です。

何がいいって、安い割りに質は良い。適度に新製品がでたり
特に、シャンプーやボディーソープ、生理用品など、独自の
メーカーを持っており、なかなかコレがまた良いのです。
あっ、ヨーグルトやデザートもなかなか品揃え豊富で安く
て美味しいんです

日本に居た間2ヶ月ほど御無沙汰していたのですが
その間、新製品がでたり、色々新しくなっていました。

特に気になったのがコレ



何のことはないツナ缶ですが



以前は金属の蓋だったのですが、柔らかいアルミ紙タイプの
ものに換えられていました。 ちなみに蓋を開けたときの
淵は丸く滑らかに加工されていて、誤って子供が触ったり
舐めたりしても切れない様に出来てます。

日本にもあるのかもしれないですが、この画期的な蓋に
感動を覚えて興奮してしまったのは私だけでしょうか、、、


スペインってあまり便利さや、使い心地の良さを考えて新商品
の開発をドンドンするってイメージ無いんですけどね
(私だけかな


ちなみに、番外編。

メルカドーナ商品ではないですが、私お気に入りのビール
「Alhambra(アルハンブラ)」


こんなものがついてますよ





コレは缶の口の部分が汚れないようにする為についている
んだそうです。 

色々考えているんですね




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Percaのトマトソース

2006-09-19 19:48:15 | その他レシピ
 以前から気になっていた「Perca」(ぺルカ)ってお魚の切り身。



今日まで知らなかったんですが、ナイル川にいる淡水魚
なんだそうです。 辞書には「スズキの仲間」って書いて
ありましたよ。

薄いピンク色で、ムニエルにすると結構淡白で、生臭くも無く
結構美味しいんです。

以前1度だけ買ったことがあったのですが、いつもの魚やさんで
結構安かったので、再び買ってみました。

今日はなんとなく「トマトソース」の気分。 彼の実家からもらっている
自家製トマトソースの瓶が中途半端に開いて余っていたので
使ってしまう事にしました。

今日は、Percaのトマトソースです

材料

Perca又は白身魚の切り身(鱈の切り身なんかでも美味しいです)
人数分

小麦粉
オリーブオイル カップ2分の1~1
塩、胡椒  適量
ローリエの葉1枚
ニンニク  2~3かけ
玉ねぎ   2分の1玉
ズッキーニ  1本(日本で売っているサイズ)
白ワイン  少々
トマトソース(トマテフリート)  カップ2

作り方

1、白身魚は塩、胡椒をし小麦粉をつけオリーブオイルで
  揚げておきます

2、同じオリーブオイルでニンニクスライスを揚げて別皿に
  とっておきます

3、玉ねぎスライス、ズッキーニは皮を剥いていちょう切りにし
  白身魚、ニンニクスライスを揚げたアブラの上澄み半分を
  使いよく炒めます。 途中ローリエの葉、白ワインを加えます。

4、 3にトマトソースを加え少し煮込み、揚げた白身魚を加え
  さらに10~20分ほど弱火で煮込み、塩、胡椒で味をととのえ
  最後にニンニクスライスをパラパラと加え、少々煮込んだら
  出来上がりです。



パンにつけながらどうぞ


ところで、このお魚「Perca」の事についてうちの彼がドキュメンタリー
を見たんだそうです。

日本語のページでこのことについて書かれているのを見つけましたので
詳しくはコチラ
ビクトリア湖の悲劇

それにしても、ほとんどが輸出に回され地元の人が口にすることが
出来ず、干した頭と骨だけを食べてお腹をすかせている状態と
聞いて、なんだか食べるのが悪い様な気になりました。

日本が食料を輸入している国の中にも、きっとこのような思いを
している国って他にあるんだろうなと思いました。 


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Pasta al pestoとCogollosのサラダ

2006-09-18 18:42:40 | その他レシピ
 Mixiでおかいさんの日記を読んでいたら、なんだかPasta al pesto
(ジェノベーゼ)が食べたくなってしまいました。

と言う事で、今日のメニューは決定です

そうそう、野菜も食べなくちゃと言う事で、冷蔵庫にあったCogollos
(小レタス)も使う事にしました。



Pasta al pestoの作り方はコチラ Pasta al pesto

私はジェノベーゼのニンニクの刺激があまり好きではないので
今回はオリーブオイルでじっくり揚げ煮したニンニクを使いましたよ。
そして、松の実はやっぱり軽くきつね色に揚げておいた方が
香ばしい香りがするので、半分は揚げたもの、半分は生のもの
を使いました。



う~ん、それにしても松の実の揚げたにおいっていい匂い、、、。

サクサクとペーストを作っていきます。



ちなみに、ミキサーで一瞬にして作ってしまっても良いんだけど
なんかこのスペイン料理お馴染みの「Mortero」(乳鉢)でのんびり
つぶしながら作るのが好きです。

TV見ながらとか、音楽聴きながらとかの~んびりと
つぶしていくんです

さて、出来たソースは冷蔵庫に入れて、あとは彼が帰ってきたら
パスタを茹でて混ぜて出すだけ。  簡単ですよね。


Cogollosは大きさによって(ちょっと高めのホントにやわらかい芯
の部分(Corazon)もあります)外側の汚い古い葉の部分をとり
半分又は4分の1に縦切りにし、お水に塩をちょっぴり入れ水洗い
します。

ゴミや小さい虫をとってきれいにしたら、水気を良くきって
食卓に出す直前まで冷蔵庫に入れ冷やしておきましよう。

その間に、ニンニクスライスをオリーブオイルでカリカリに揚げて
おきましょう。


さてさて、彼が仕事から戻ってきましたよ

Cogollosを冷蔵庫から出し、上にアンチョビをのせていきます
ニンニクスライスを散らし、塩少々(アンチョビの塩気があるので
かけすぎないように)と胡椒少々をふりかけ
白ワインビネガーをサッとかけ、ニンニクスライスを揚げた
オリーブオイルもさらっとかけ出来上がりです。



Pasta al pestoも出来ましたよ。



では、いただきます


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手作りポテトチップとピンチート

2006-09-16 23:14:48 | その他レシピ

 突然ですが、家は2人ともポテトチップ大好きです

スペインでは、おやつに食べると言うよりは、食事の
つけ合わせとして出されたり、家でもBoquerones en vinagre
(小鰯の酢漬け)と一緒に食べたりする事が多いのですが
とにかく良く食べられます。

昨日は、夜遅くまで(朝早くまで?)結婚式に招待されて
いて、2人ともなんとなく飲みすぎの二日酔い気分です

野菜以外はほぼ空っぽの冷蔵庫を見て、だるい身体を押して
2人で買い物に行って来たのですが、今ひとつ食欲もわかず
なんとなく食べたいなと思ったのが「若鶏のピンチート」
(串焼き。焼き鳥のようなものです)でした。

串焼きだけじゃ、ちょっと寂しいですよね。

と、言う事でバルで出されるようにポテトチップをつけることに
なりました。

今回は、最近はまっている「手作りポテトチップ」です。

作り方はきわめて簡単。 ポテトを適度に薄切りにして
塩をまぶし、油で揚げるだけ。 うちではポテトを短冊切りにし
塩をまぶし、たっぷりのオリーブオイルに包丁の平らな部分
で押しつぶしたニンニクを2かけほど入れ香りだししたあとに
ポテトをザット入れきつね色にカリカリになるまで揚げています。






ちなみにお芋はちょっと赤みがかかった、日本で言う
サツマイモの様な色のジャガイモを使っています。

彼のお父さんが畑で作っているのですが、コレがフライに
しても、茹でても、煮込みにしてもとにかく美味しいのです。






さてさて、お芋を揚げている間に横で串焼きを焼きます。

この「ピンチート」。日本の焼き鳥とは違って香辛料で味付け
がしてあります。こちらではモロッコ風串焼きと呼ばれていたり
します。

若鶏のムネ肉を一口大に切ったものに(豚でもいいです)
おなじみピンチートの素を混ぜて1~2時間ほど漬け込んで
おき、焼くだけです。



ちなみにこの粉末の内容は、塩、オレガノ、キャラウェイ、ウコン
コリアンダー、クミン、胡椒、アニス、ニンニク、たかのつめ
ナツメグ、クローブなどでした。おうちで適当にこれらの粉末を
混ぜて作っても意外と簡単にできそうですね。

さてさて、出来上がりましたよ

おっと!二日酔いさましの為の彼のお父さんの畑でとれた新鮮
野菜を使った「ガスパチョ」も忘れずにつけましょう。




そして、、、





オリーブオイルを使って揚げたポテトチップはほんのり
ニンニクの風味と、オイルのせいでしょうか、ポテトの
甘味が引き立てられて何ともいえない美味しさです。

「オリーブオイル高いのに!もったいない!」と思われる
かもしれませんが、ポテト専用にして何度か使う事が出来るので
ぜひぜひお試しください

さすがの二日酔いも吹き飛ぶほどの食欲で2人ともモリモリ
食べてしまいましたよ。





お豆腐

2006-09-14 15:45:47 | 日常生活
御無沙汰していました。

何だか前回の記事から大分日が経ってしまいました。
実家に居たのもなんだか何ヶ月も前のことのような気がしています。

さて、セビージャは先週、先々週のうだるような暑さから開放され
やっと涼しくなってきましたよ

暑さで外に出られなかったのと、ネットがつながらず暇にしていた
ので、コレ幸いと念願のお豆腐作りに挑戦してみました。



作り方はネットで検索すると比較的いろんなサイトで紹介されて
いるので、あえてここには書きませんが、本当に便利な時代に
なったものですね。

ちなみに私は大豆300グラムに対し、普通に市販されている
液体のニガリを20ccに水80ccを加えたものを使いました。

味は、普通に売っているお豆腐にも負けない味わい

特に出来立ては、お豆腐がいまいち好きでない私でも
「美味しい!」と感じるものでした(なら何で作ったのかって
?(笑)知り合いに依頼されたのです)

ところで、お豆腐があまり好きではないと書きましたが、マーボー
豆腐なんかは大好物です。実はうちの彼も「お豆腐は味が無い!」
と言ってあまり好きではないのですが、そんな彼にも食べられる
ようにと、こんな事をしてみました。



昨夜の一品です

実は、バカラオ(鱈)とトマトのサラダと一緒に出して見ました。


こうやって、少し味の濃いものと一緒に出すと食べられるみたい
です。

皆さんはお豆腐、どうやって食べますか?





困った困った、、、。

2006-09-09 21:21:33 | 日常生活
御無沙汰しています

Mixiの方で御存知の方もおられると思いますが、ADSLの接続トラブルで
契約していた会社と解約した為、しばらく今までのように更新できなく
なっています

せっかく、これからまたレシピをのせようと思っていたのに、今はダイアル
アップでしか接続できないのでなかなか更新できません。

ADSLにつながるのは早くても3~4週間後になりそうなので(スペインって
こういうところなんです)また、その頃にはレシピなど掲載したいと
思っております。 

懲りずにまたいらしてくださると嬉しいです。 
よろしくお願いします。