ここスペインでも「いか」はよく食べられます。
有名な所では、衣をつけて油で揚げたイカリング「Calamares
Fritos」をはじめ、中に詰め物をしたり、Chipirones
(チピロネス)といわれるホタルイカ大の小イカをニンニク
炒めにしたり、、、。とにかく色々なメニューがあります。
ところで、このイカの中でもJibia(ヒビア)、Sepia(セピア)
アンダルシアの私の住むこの辺ではChoco(チョコ)と言われる
甲イカ。 今までバター炒めにするぐらいしかレパートリーが
ありませんでした。 彼が好きなんですよね、このバター炒め
一昨日、いつもの魚やで安いのを見つけたので買ってきました。
でも、バター炒め、、、食べたくない、、、。
バター炒めの気分じゃありませんでした
八百屋で買ってきた美味しそうなCebolleta(セボジェタ)若い
新鮮な小玉ねぎもあることですし、、、、、、。
、、、、、、トマト煮を作ってみる事にしました。
さて、どうなる事やら、、、。
材料(2~3人分)
甲イカ 500グラム
トマトソースの瓶か缶詰 1瓶か1缶
ニンニク 3かけ
Cebolleta(若い小玉ねぎ) 適当に6個~8個
ローレルの葉 1枚
白ワイン 100cc
塩、コショー 少々
鷹のつめ 1つ
砂糖 少々
小麦粉 少々
オリーブオイル 適量
作り方
1、甲イカをさいころ上にぶつ切りにする(2~3センチくらい)
2、1に塩、コショーをし小麦粉をつけ油で揚げる
3、ニンニクは薄切りにする。オリーブオイルで炒め、Cebolleta
を加え炒め、トマトソース、白ワイン、ローレルの葉、鷹の爪を加え
少々煮込む
4、2で揚げた甲イカを加えさらに煮込む。 塩加減を見て足りない時は
加え、砂糖をデザートスプーン3~4杯お好みで加える。
5、さらによーく煮込んで、出来上がり
初めて作ったけど、パンがすすみます
いつもは、普通に美味しいねと一言しか言わない彼が
何だか知らないんですが、食べている間中「美味しいなー
美味しいなー」といいまくり、完食してしまいました。
挙句、「、、、、、、、、、ねぇ、このサルサ(ソース)
捨てるのもったいないね、、、。」とまで言ってきました。
そうかそうか、、、そんなに美味しかったんなら冷凍保存用に
作ってあげよう、と残ったサルサを足して今も同じものを作って
います。
、、、、、、でも、今日は食べませんよ
以前にも書きましたが、夏休みに入らせていただきます。
と言っても、もともと、うちの彼と一緒に夏に日本旅行の計画を
立てていたのですが、身内の調子がちょっと悪いので私だけ看病の
為、一足お先に帰ります。
後で彼も来るんですが、私がいない間のお昼ご飯メニューとして
冷凍庫に小分けストックしていく事にしますよ
さてさて、ということで出来れば向こうで更新したいとは思って
いるのですが、ネット環境に無い事と、いろいろ忙しいので
あまり期待しないでおいてくださいませ。
Mixi日記は休み中も更新を出来るだけ続けていこう思っていますので
そちらからこられている方はこれからもよろしくお願いします。
あ、皆様のブログには時々お邪魔してコメントさせていただくかも
しれません。
8月の終わりくらいから、新たなレシピと彼の日本滞在記を
交えてさらにパワーアップ(どんなだ?)して再開したいと
思っておりますので。 またよろしくお願いいたします。
ではでは皆様、夏ばてせずに素敵な夏をお過ごしくださいませ。
少しの間ですが、またお会いしましょう
再び車で別の浜に向かいます。
彼が、ポンコツ船に乗っていくタビラ島は帰りの船の
待ち時間の関係で行きたくないというので、車でアクセス出来る
別の浜を探す事に。
海岸沿いの道をうねうねと走っていると「Praia」(浜)の看板が
早速、看板の案内どおりに行って見ました。
すると、、、、、、
がけの上にある本当に小さな村にたどり着きました
古いお城のような建物もあります。
何だかアンダルシアにも似ているけど、まるでギリシアにでも
来たような気分です。 とっても素敵な村です
村からの浜の眺めは最高に美しいです。また、住みたい村が
増えちゃった、、、。
結局、村から浜へ降りていくのは村に住む人じゃないと道が
わからず難しそうだったので、再び車に乗って浜探しの旅へ
結局、彼が名前をチェックしてあった「Manta rota」マンタ
ロタという浜に行きました。
さて、到着してビーチパラソルを立てていると
人ごみがありました。
見ていると、どんどん人が集まって来ています。
なんでしょうか、またその人ごみに誘われるようにして
次々と人が集まっています。
私たちも、ムズムズ ムズムズ。野次馬根性が掻き立て
られます
早速行ってみましょう。なんでしょうか、誰か溺れたりしていない
といいのですが、、、。
ん!?
カメ!?
なんと!!! 海がめがいました。大きさは結構大きくて1m近く
ありました。
残念ながら、亡くなって、波で打ち上げられたものらしいのですが
絶滅の危険もある貴重な海がめです。大きさから言ってかなりの年数
生きていたものと思われます。100歳はゆうに超えているかも、、、。
そんなこんなで、誰かが通報したようです。
程なくして、警察(?)か海浜警備隊(?)の人が来て
その後、調査する人でしょうか、専門の人を連れてきました。
、、、、、、それにしても ポルトガル、野次馬多いですね
でも、スペインの海岸にも近かったので絶対スペイン人も混じって
居るはずだけど(うちの彼(笑))、静かに沢山集まっているのが
笑えます
ところで、夕方までのんびり足を水につけたり、貝を拾ったりして
帰国(?)の途につきました。
行きはヨイヨイだけど帰りは寂しいポルトガルの旅、帰りたくナーイ
帰りたくナーイと繰り返しつつ
スペイン行きの標識を恨めしそうに横目で見ながら通過。
(いや、スペインも大好きですよ)
帰りは、アンダルシアのヒマワリ畑を見つつセビージャに戻り
ました。
先週いっぱい、彼が忙しくほとんど一緒に過ごす時間が
なかったので、私の大好きな「ポルトガル」の海岸に
連れて行ってくれました、と言っても、実際の所彼が
以前、向こうで食べた「Panza de Atun」(マグロのトロの部分)
の網焼きが食べたくなっただけの話し。と言っていましたが
とにもかくにも前日は遠足前の子供のように何だか嬉しくて
よく眠れませんでしたよ、、、
さて、去年一週間毎くらいに夏のポルトガル南部「Algarve」に
連れて行ってもらっていたので出発は慣れたものです。
朝10時15分にセビージャを出発し約55分で国境がある県「Huelva」
を通過、程なくしてポルトガル国境へ。
左の写真の橋を超えるとそこはもうポルトガル。以前ず~っと
放置されていたユーロカップの時の看板もやっとリニューアル
されていました
さてさて、私はいつも行く「Ilha de Tavira」タビラ島という
小さいポンコツ船で渡っていくところの浜がお気に入りなのですが
彼が同僚に「Barril(バリル)」とかいうところの浜が良いよ
と勧められたのと、結局は同じ島の離れた浜であるだけという事で
行ってみる事に、、、。
着くと、なんとココは船の変わりに、、、
小さい汽車で自然公園の中を通って浜へ行きます 素敵!
コレは期待できそうです。
が! 、、、、、、
普通の浜でした、、、もう着いたとたん英国やドイツ、北欧からの
観光客狙いの所っていう香りがプンプン。
浜辺のチリンギートス(海の家)もピザとかハンバーガーとかそんな
メニューばっかりです(彼がチェックしたんですよ)
ポルトガルにはこの辺の浜の手入れの良さもひきつける原因
ですが、美味しいご飯を食べにも来ているわけで、こりゃお昼に
なったら早々と退散せねば、、、。
と、言うわけでお昼までのんびりして、次の地へ
どこの浜へ行くか、あーでもないこーでもないと話しながら
車に乗っているとなんとかわいらしい村を通りました。
もう、お昼はココで食べるしかないでしょう目の前に船着場
があって小さな漁村であることに加えかわいらしい村ったら
ありません。
適当に良さそうな所を見て入ります。喉も渇いているし
お腹もすいています。フレンドリーなウエイターの
お兄ちゃんが「どこから来たの?日本?彼は日本語話す?
え?話さないの?スペイン語?スペイン人?」立て続けに
質問してきます。 いや、でもポルトガルの人ってスペイン
ほど声は大きくないし、ポルトガル語の響きのせいでしょうか
スペイン人ほどマシンガンの様に話さないので全然嫌な感じが
しませんでした。
さて、おしゃべりはコレくらいにして、おつまみ系はあまりの
空腹に全て手をつけ彼は本日のスープ、私はサラダを前菜に
メインが来るのを待ちます。
残念ながら、今回は「Panza de Atun」を見つけられなかった彼
でもやっぱりマグロを頼んでいました(日本に来たら御馳走して
あげようとこの時硬く決意)
大きなツナのステーキが運ばれて来ました
そして、私には、、、
タコのコリアンダー炒め。
コリアンダーが良いアクセントになっていて、タコもやわらかく
とっても美味しかったです。
何よりご飯がつくのがもう最高!
食後はのんびりポルトガルの美味しいコーヒーまでいただいて
(それにしても、本当にポルトガルのコーヒーって美味しいです)
お店を後に、、、
レストランの前の船着場は引き潮の為底が見えていて海の生き物が
沢山。 あぁ、こんな村に住みたい、、、。などと思いつつ
村を後にしました。
、、、、、、その2に続きます
彼が仕事の関係でビールの無料招待券をもらってきたので
期限が切れてしまわないうちにと早速行ってきました。
招待券一枚でビールがコップ2杯とあるTapasが付くというもの
でした
その、Tapasとは、、、、、、
そう、でーんでんムシムシかーたつむりーでございます
スペインで料理に使われるカタツムリは2通りあって、ひとつは
「Caracoles」カラコレス、といわれる小粒のもの、そして
もう1つは写真に写っている「Cabrilla」カブリージャといわれる
日本でもその辺で見られる大き目のカタツムリです。
ちなみに今は旬らしく、マーケットに行くと売られているのをよく
見かけます。
味付けは、この辺の名物なんでしょうかピリカラトマトソース味
とっても美味しいです
グラナダではアーモンドソースとミントと鷹の爪で味付けされた
スープのなかに小粒の「Caracoles」を入れて食べながらスープも飲む
といった味付けのようですが、このセビージャで食べられる味付け
の方が私にはお気に入り。
いつか、作り方をマスターしてやろうと密かに計画中です
ちなみに、臭みなんかは全く無いですよ。きちんと前もって
湿った小麦粉を食べさせて、後でビネガーで何度も洗い不純物
やぬめりを取り除くようです。
この辺に来られる機会がありましたらぜひ一度お試しください
今週とっても忙しいので、お昼を食べに帰ってくることが
出来ません
食べてくれる人がいないと、作る気もわかないのが本音
なので、ここのところ質素に食べてます。
(ダイエット中だしちょうど良いか、、、)
今日はツナパスタ
一株だけ立派に育った赤紫蘇があったので上にたっぷり
のせてみました
お味のほうは、、、、、、
日本風パスタって感じです。 彼と食べると軽いパスタは
作れないので久々に食べた日本風パスタ。美味しいです。
日本人でよかった、、、