土曜日。
いつもより遅く起きて、のんびり昼ごはんの買出しに行こうと
2人で家を出た所、ふと窓のそばに不思議なものを発見しました。
??????「なんだコレ。」
ふと、いやーな予感が、、、 それは、小さな小豆大のもので
がま口状。 いままで見た事もないものですが、私の
危険レーダーに引っかかりました。
どうやら、G(名前を言うのも嫌なので匿名にさせていただきます)
の卵?のよう。って、今まで見た事も聞いたこともないのに
なんとなく、そんな感じがしたのです。(しかも外から飛んでくる
アメリカ産のものに違いない、とまで思った)
彼に、「多分Gの卵だと思うから気持ち悪いし捨てようよ。」と
いうと、さっそく新聞紙を持ってきて拾って捨ててくれました。
(ごみを捨てに行く途中だった)
彼は「窓を開けた時、カサッって枯葉のような音がして逃げた
感じがしたからそれの卵かもね。」と、あっさりしたものです。
さて、買い物に行き、戻ってくる最中家が近づいてくると
なんとなく不安になってきました。
卵があるって事は、親はドコへ???
卵のあった窓は鉄製の柵が付いてはいるのですが、網がついて
いないので、外から虫が入ってこようと思えば入ってこれるはず。
今まで、パティオ(中庭)に面した窓だったから、虫もほとんど
入って来なかったけど、家の中に入ってくる可能性は0(ゼロ)
じゃあありません。
(ちなみにこんな中庭です)
なんとなく口から出た言葉。
「ねぇ、ホントの事言って欲しいんだけど、、、その虫らしきもの
本当に逃げた?」
「本当は虫じゃなくってGを見たんじゃないの?」
彼、
「まさか、家の中に入ってきてたりしないよね?」
そこで、彼の告白が始まりました。
「実は、、、家の中に居て、朝大きいの一匹殺したんだ。maerillaが
トイレに行ってる時。」
あぁ、やっぱりGだったのね。いつかは入ってくるとは思っていたけど
もう、網をつけるまで窓開放できないよ、、、
それにしても、他にも窓を開けている家は沢山あるのにこの仕打ち。
大嫌いを通り越して恐怖症と化している私の家にわざわざやってきて
挙句の果てに卵まで残していくとは不届きな奴です。
メラメラと怒りがこみ上げてきます。
憎き奴らに対抗するにはやはり網を張るしかないか。
目には目を歯には歯をです。
と、いうことで彼にお願いして午後は「Leroy Merlin」という
日曜大工のお店に連れて行ってもらいました。
北海道で言う「石黒ホーマ」みたいなお店です(古い?)。
釘一本、板一枚からそろう、とっても便利なお店です。
さて、昔作ってもらったはめ込み式の網を作ってもらおうと思った
のですが、ぐるぐる回っていたら、いいもの見つけました。
窓枠に、テープ式のマジックテープを貼り付けて、そこに網を
べたっとくっつけるタイプもので、10ユーロ。手間賃と
材料費を考えるといい値段です。(しかもポルトガル製。
ポルトガルは蚊がおおいのかしら、、、)
第一、窓に取り付けるタイプの網だと、賃貸に住んでいるのに
あとで取り外してとか、残していく事を考えるともったいないし
面倒くさいです(しかも、40ユーロもするし)。
そんなこんなであっさりお買い上げ。
家に着くとさっそく取り付け開始です。
そして、、、、、、
これで、もう奴は入って来れまい。 家にある穴という
穴は換気口からなにからなにまで全て網を張っちゃったもんね。
私の勝ち です。
さて、ここ数日、毎日のようにスペインのTVでも中継されるほど
有名なセビージャのフェリアに行ってきました
彼の叔母さんに数日前、叔父さんの働いている会社が主催している
カセタ(会員制、招待制の簡易バル兼ディスコのようなもの)
に招待されていたのですが、運悪くその日は私達、グラナダに居る
予定だったので、今回は残念ながらあきらめて、2人でお散歩がてら
プラッと見に行ってみました。
家の前から拾ったバスの中にもすでにフラメンカスタイルの
衣装を着た若い美人なお姉ちゃん達がちらほら。
きれいです。とっても華やか。こちらまでウキウキしてきそうです。
はてさて、会場の近くでそのおねえちゃんたちが「ココが一番
近いバス停じゃない?」{いや、次のバス停の方が、、、。」
などといいながら降りていったので、思わず一緒に降りて
しまいました。「郷に入れば郷に従え」で間違いなくフェリアに
行くスタイルのお姉ちゃん達が降りたんだから、ついて行くのが
一番
降りると、周りはフェリアに行く人たちが沢山会場を目指して
歩いていました。
そして、、、
馬車も登場! セビージャの街中からスーツ着て馬車に乗って
フェリアに行く、いかーにもお金持ちのお父様をもつお坊ちゃん
をここ数日良く見かけましたが、フェリアの会場にに続々と
到着しています。
ところで、私、アンダルシアの馬がとても大好きなんですが
フェリアの馬(馬だけじゃなくてロバ、ムロといわれるラバ)
達はドコから連れてきているんでしょうか、ヘレス辺りから連れて
来ているんでしょうか。
それにしても、凄い数の馬です
さて、おしゃべりはコレぐらいにして、写真をサクサク載せて
行きますね。
少しでもフェリアの雰囲気を味わっていただけると嬉しいです。
こんなに小さい男の子も一人前の大人のように上手に馬にまたがって
います
なにかの映画のエキストラかなんかに見えますが、皆こんなふう
に馬にまたがったり
馬車に乗って道行く人を見下ろしたり、、、
お酒を飲んで良い気分になったり、、、
若い子達の姿は場をパッと華やかにしてくれます。
若い子がセビジャーナスを踊る姿は道行く人を惹き付けますね。
「あたし達だって、まだまだ若いもんには負けないでしょ!
あら、どっこいしょ!」
(なんでもいいですけど、スペイン人のおばちゃんたちが皆
一時期流行ったミッチーやサッチーやらに見えてしかたないんですが
私、)
ところで、写真じゃ伝わらないんですが、フェリアの会場
凄く臭いんです
原因は、馬糞、酔っ払いのアルコール臭、時には嘔吐物の臭いまで、、、。
(事前に「フェリア、楽しいけど凄く臭いよ~。」とは聞かされて
ましたが)
それにしても、こんな状況でも楽しんでしまうセビージャの人たちに
そういえば、こんなに淡々(?)と書いてますが、実は私、来年からは
フェリアに行けない事が発覚しました
なぜかというと
馬アレルギー
があるみたいです。 有るみたいなんて生易しいものじゃなくて
へたしたらアレルギー発作で救急病院行きになってしまうかもしれません。
会場に近づくにつれ涙が止まらなくなってしまい、目がどんどん腫れて
開けられなくなってしまい、挙句の果てに喉からゼイゼイ、ヒューヒュー
聞こえてきて咳が止まらなくなってしまいました。
(写真だけサクサクとって、すぐに会場から離れて、家に帰って
彼のベネトリンインヘラーというお薬をつかった程ひどかった)
1頭や2頭なら大丈夫なのですが、あんなに何百頭も一挙に集まって馬糞が
撒き散らされ乾燥してホコリになって舞っているようなところは
さすがにダメみたいです。 ちょっとショックだけど、、、。
来年からはTVみて我慢します、、、。
「ニンニクのオリーブオイル漬け」ずっと気になっていたので
作ってみました。

と、いってもニンニクをバージンエキストラオリーブオイルに
漬けておくだけみたいなのですが、ニンニクのピリッとした
刺激が全然なくなってまろやかになるんだとか。
本当はグアディクスの近くで作っているメーカーのを試して
見ようかと思っていたのですが、やっぱり家にあるもので試して
だめなら買ってみようと言う結論に達しました。さすが
ケチケチカップル

いやいや、でも、こういうのって大事ですよ。意外と手作りの方が
いけたりするかもしれないですしね。 せっかく良いオリーブオイル
が無料で手に入るんだから、利用しない手はありませんよ。
そんなこんなで


ちょっとニンニク入れすぎたかしら、、、

何日ぐらいで食べられるようになるかわからないので、とりあえず
一週間置いてみます。そのつど1粒づつ使っていって様子を見てみようと
思います。
そして、使ったオイルはコレ


Jaen(ハエン)県のGuadalentin(グアダレンティン)というところで
製油しているオリーブオイルです。この中に、彼の実家で採れる
オリーブも混ざっているんです。
最近、安いオリーブオイルにヒマワリ油や品質保存剤なんかを混ぜて
売っていた業者が何件か摘発されましたが、今の時期でも
やたらに安く売っているのは要注意ですよ。 今は一リットル最低でも
5ユーロちょっとはします。
来年は豊作になって、少しオリーブオイルの値段が下がってくれる事を
期待しましょう

ちなみに、こちらのTVで見た裏技ですが、ニンニクの刺激を早く
消すには、小さいミルクパンにオリーブオイルをニンニクがかぶる
ぐらい入れ、火加減を極小にしオイルで煮るような感じに火を通してから
使うとよいそうですよ。
ぜひお試しください。
今日は朝からで、ぱっとしない天気だったのですが
いや~~!夕方から凄い雷雨になりました。
しかも、雹(ひょう)まで降りましたよ~
私の大事な植木鉢も、芽が出たばっかりなのにこんな事に、、、
一度、雷が遠ざかったので、記事を書こうとPCを立ち上げて
書き始めていたら、一度遠ざかったはずの雷雲か、2個目の雷雲か
知りませんが再び激しい雷雨に。あわてて、PCの電源を切りましたよ
いやはやこんなの久々に見ました。
いや、だって空を見ていたら雲の流れが突然変わったりするんですもの。
ちなみに、小さい地震も今日スペインであったそうですよ。
おそろしやおそろしや、、、
「Ajo Blanco」(アホ ブランコ)。3口~4口ぐらいの小さな
タパで美味しかったけど、今朝起きたら2人とも胃もたれが、、、。

まあ、他にも色々食べたからアホ ブランコのせいだけだとは
言えませんけどね

今日は、お昼に「Pasta al pesto」(ジェノバ風パスタ)
を彼に作ってもらおうと思っていたのですが、このもたれ具合
じゃあちょっとキツイです、、、。何より食欲がわきません

彼も、大至急の仕事を家に持ってきてまでやっていて
忙しそうなので、今日もやっぱり私が昼食準備

しました。
何にしようか、、、、、、。

昨日、久々にお馴染みのイベリコ豚

に行ってきたばかりなので、Secreto Ibericoとスペアリブだけは
大量にあります。
ふと、「肉じゃが

冷蔵庫チェックをすると、材料はバッチリそろっています

日本食なら油もほとんど使わないし、げんきんなもので
考えているだけでお腹が空いてきました

ということで、今日は「イベリコ豚の肉じゃが」です

私は肉じゃがには「ばら肉」派なのですが、Secreto Iberico
なら霜降りだから適度に油も乗っていて美味しいはず


でも、やっぱり表面には脂肪ががっちりついていたので
その部分だけ削いで冷凍庫へ

そして、うちのおばあちゃん直伝の肉じゃがの作り方で
おいもなんかと一緒に美味しく煮てみました。

出来栄えは、大成功です

もりもり沸いてきました。やっぱり私は日本人。日本食
バンザイ

彼も「美味しい!

といって煮汁をご飯にかけて食べるほど。
結局、食欲がないないと言っていたわりには二人ともご飯を
おかわりするほど食べてしまいました。
イベリコも脂肪が強すぎず、かといってパサパサもせずにジューシーに
やわらかく煮えてくれました。
おばあちゃん直伝のレシピも手伝って美味しさが倍増しになった感じ
です。さすがおふくろ(おばあちゃん)の味は強し!ですね。
夕食の準備が面倒だったのと、週末という事も会って
久々に外食しました。
美味しいワインとタパスでいい気分になって戻ってきたところ
うちのピソの入り口で思いがけないお客さんに遭遇
去年の秋以来の再会です。
壁と同じ色の小さいトカゲくん達です。
苦手な方も居るとは思いますが、彼らは蚊などの害虫を食べてくれるので
私にとってはとーってもありがたい存在です。
最近暖かくなったからまた出てきたんでしょうね。
それにしても、冬の間はどうしているのでしょう。冬眠しているんで
しょうか、、、。
蚊をやっつけるついでに私の苦手なGも退治してくれると良いのですが
、、、、、、
ともかく、今年もよろしくお願いします

Tomokitoさんに、なんとりっぱな「大根」をいただきました


スペインにも小さい蕪だか大根だかなんだかわからないのが
売っていますが、やっぱり日本の大根の味には足元にも
及びませんよ


仕えないですし)
そんな事で、いただいた瞬間にフッと頭に浮かんだメニュー
、、、、、、「


やっぱり「イカ大根」しかないでしょう

実は私、「イカ大根」と「ブリ大根」が大好き。
子供の頃、母が作ってくれると汁までご飯にかけて食べるほど。
(ちょっとお下品でごめんなさい

ブリ大根は、スペインでまだ「ブリ」にお目にかかったことが
ないのでこの際諦めて、久々の「イカ大根」を作ってみる事に
しました。
今回はちょっと一工夫して、先に面取りした輪切りの大根を
利尻昆布の出汁が利いた汁で少し煮ておきました。
そして、、、、、、



お味は、、、、、、


うちの彼も「凄いジューシーで深い味がするね~

大根の方が美味しい!」と大評判でした。
すっかり食べ終わって空になった鍋を見て
「あとどれくらい残ってるの?え?半分?じゃあもう一回分
食べられるねぇ。」と再びリクエストがありました。
また少し期間を置いて再度作ろうと思います。
こんなに気に入ってもらえると思いませんでした。さすが
母の味は強し!ですね

Tomokitoさん!どうもありがとうございました

余談ですが、面取りした切れ端はもったいないので、出汁をとった昆布と
にんじんと一緒に即席漬けにしましたよ。

美味しかったです。
まずはじめに、カタルーニャ語がわかる方、上のタイトルを
読んでみてください
私には何のことだかさっぱりわかりませんが、先日作った
「Cabello de angel」(天使の髪の毛)というパスタで作った
お料理の名前です。
見た目、シーフードパエージャのパスタ版の様なものなんですが
こんな感じのお料理です
レシピを載せたいところなんですが、私の大好きな料理番組
「Vamos a cocinar」のJose Andresという料理人が書いている
本のレシピなので、著作権の問題と、またコレが面倒くさい
のなんのって、、、。
Sofritoとかいうトマトペーストを作ったり、魚介のスープを
とったり凄く手間がかかるので、もう二度と作らないかも
手間をかけただけあって、とっても美味しかったのですが
やっぱりある程度の手抜きが出来るお料理が私には合っている
ようです
ちなみにレシピを知りたい方がいらっしゃったらご連絡くだされば
こっそりメールででもお教えします
先週は、思いもかけず色々な日本人の方たちとおしゃべり
する機会がありました。
まず、第一弾はオリーブさんとももさん。
オリーブさんがセビージャに来られるとの事で実現したのですが
いつもネット上でお話しているだけだけど、実際に会って
お話するのってやっぱり楽しいですね
そして、次の日グラナダに行って、彼の実家で午後暇に
していたら彼のお母さんが
「J子さん達を週末ご飯に招待しない?きっと楽しいわよ。」
と言ってくれたので、さっそく招待のお話をしにいきました。
前にも書きましたが、J子さんは日本の琵琶奏者の女性で
オランダ人の旦那様とヨーロッパをメインに活躍されている方です。
行ってみた所、どうやらお留守???
一応メモをはさみにもう一度行ったところ、なんと直接ご本人が
外に出てこられてそのまま、ネバダ山脈が良く見える彼女達の住む
お家の庭で雑談に突入です。
どうやら、琵琶を弾いていてベルが聞こえなかったようです。
まあまあ、それから夕方日が暮れて薄ら寒くなるまで、しゃべるわ
しゃべるわ、、、(私がですが)やっぱり女二人集まると話の
ネタはつきませんね。
旦那さんはお仕事で別の国に行っていて、次の次の日から合流
する予定だったそうで、お仕事が週末入っていたので、今回は
招待できませんでしたが、次の週末また私達もグラナダに来ていて
彼女たちも村に戻ってきているという事で、約束して分かれました。
そして、、、またその次の日。
運動不足を解消する為に、彼のお母さんが毎朝歩いているというので
一緒に行く事になりました。
そして、そのまま隣村まで歩いていく事に、、、
と、いうのも隣村で日本人女性とその旦那さん(スペイン人)がバル
を経営していることを知っていたからです。
一度、行った事はあるのですが、その時はお会いできなかったので
どうせ、隣村までの中間まで歩くのならそのまま朝ごはんのコーヒーを
飲みに行こうではないの、と言う事で颯爽と歩いて行きました。
隣村までは約5キロ。景色も綺麗だし歩くにはもってこいです。
途中、えらい早い段階で彼のお母さんと、叔母さんは
「帰りはバスに乗って帰ってきなさいね」と言いながら戻って
行ってしまいました。
そんなこんなで、うろ覚えの村の中を、おばあちゃん達に
親切に道を教えてもらいながら、目的のバルへ。
中では、旦那さんが一人で働いていて、すぐに電話をして
奥さんを呼んでくれました。
ネットにも載っているバルで、その日本人の方がフラメンコ
ダンサーだけあって彼女の生徒さんや、ご家族の方が来たりはするよう
ですが、まさか隣村から日本人が歩いてやってくるとは思っても
みなかったようでした。
会ってみると、それはそれは素敵な女性で、お話してみた印象は
「カッコイイ人だなぁ~。」という感じです。
飾らない自分というものを持っていて、見た目は強そうだけど
とても繊細な感覚を持ってそうな方だなというのが第一印象です。
何だか、スペインに来て知り合う日本人の方達はとっても素敵な
人ばかり本当についているなと思いました。
そんなこんなで、三日間ぶっ続けで日本語を話しまくったので
なんだか凄くいいストレス解消になりましたよ。
ところで、村からの帰りはどうしたかって?
、、、、、、勢いついでに歩いて帰ったのですが、行きは
下り坂だったひどい山道を歩いて上ったので、彼の実家に着いた
頃にはヘトヘトになってしまいました、、、
次の日からしばらく筋肉痛に悩まされました。
今、Alhambra(アランブラ、日本語風に言うとアルハンブラ)
が静かなブームです(自分達の中だけだけど、、、)
と、言ってもグラナダにあるAlhambra宮殿ではなく、、、、、、
Cerveza (セルベッサ(ビール))の方のAlhambraですよ
スペインには、有名な「San Miguel」サン ミゲール
(コレはどこの地方のビールでしょうか?、ご存知の方
教えてください)
「Cruz Campo」クルス カンポ(セビージャ。余談ですが
本当にクルス カンポという十字架がボベダで覆われている
場所があります。)
「Mahou」マオ(マドリッド。何だか中国人みたいな名前だけど)
「Amustel」アムステル(コレもマドリッドかな???)
などがあります。
グラナダのバルでビールを頼むとほとんどの確立で「Alhambra」
が出されます。あの、グラナダの乾燥した暑い夏にぴったりの
このビール。間違ってもグラナダにきて「あ~、クルスカンポ
ないの?」とかは言ってはいけませんよ
なんてことは、さておき、はっきり言って地ビールなので他の
地方に行くとそこで多く飲まれているビールを飲むしかなかった
私達。
でもでも、最近ちょっとしたことに気づきました。
マドリッドの大型スーパーマーケットや、TVドラマなど
結構頻繁に他の地方でもこの「Alhambra」見かけるようになりました。
特に驚いたのは、水曜夜10時からやる人気シリーズ「Aqui no hay
Quien viva」で、登場人物たちが住むアパートのとなりにレンタル
ビデオ屋兼ちょっとした食料品店があるのですが、そこに
置いてあるビールがなんと!アルハンブラ TVを見ていて
彼が発見
「あ~っ!!!」
私「何、何、どうしたの?」
彼「見てみて!あの棚!」
彼、私「おぉ~~!! アルハンブラだ~!」
(2人ともバカみたいですがお気になさいませんよう、、、)
とにもかくにも、何がびっくりしたかって、あの有名シリーズに
宣伝として商品が置けるほどなんて思ってもいなかったんですが
アルハンブラの会社、儲かってるんでしょうか、、、。
(余計なお世話?)
長々と書きましたが、ここセビージャでもこのアルハンブラ
手に入ります。いつものメルカドーナの安ビール(一缶30円くらい)
に、ちょっと飽きてきたので、近くのデパートに行ったついでに
ちょっと仕入れて来ました。
セビージャのクルスカンポも悪くはないんだけど、私にはちょっと
苦味がきついんですよね。
500ml入りで(50センティモ、約70円)悪くない値段ですよね。
しかも、缶のデザインが素敵です。
買い物から帰ってきて彼にもったいぶりつつ見せると
やっぱりグラナダ人、異常に喜んでいました
早速、夕食に一杯
あ~、やっぱり美味しいです。と、言うかこの薄っぺらい味が
(と言ったら失礼かもしれませんが)私にはあうんですよね。
一緒に出したおつまみがちょっと塩辛い系だったので、余計に
美味しく感じました。
皆さんもグラナダに来たら「Alhambra」是非一度お試しください