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Venta del Molinillo

アンダルシアでの日常生活とグラナダの一般家庭料理など

Algarve(アルガルヴェ)の週末2

2006-06-05 20:37:43 | 日常生活
 さて、お昼ご飯を住ませた村(Sta Luzia)を後にし
再び車で別の浜に向かいます。

彼が、ポンコツ船に乗っていくタビラ島は帰りの船の
待ち時間の関係で行きたくないというので、車でアクセス出来る
別の浜を探す事に。

海岸沿いの道をうねうねと走っていると「Praia」(浜)の看板が
早速、看板の案内どおりに行って見ました。

すると、、、、、、




がけの上にある本当に小さな村にたどり着きました



古いお城のような建物もあります。



何だかアンダルシアにも似ているけど、まるでギリシアにでも
来たような気分です。 とっても素敵な村です



村からの浜の眺めは最高に美しいです。また、住みたい村が
増えちゃった、、、。

結局、村から浜へ降りていくのは村に住む人じゃないと道が
わからず難しそうだったので、再び車に乗って浜探しの旅へ

結局、彼が名前をチェックしてあった「Manta rota」マンタ
ロタという浜に行きました。



さて、到着してビーチパラソルを立てていると
人ごみがありました。



見ていると、どんどん人が集まって来ています。


なんでしょうか、またその人ごみに誘われるようにして
次々と人が集まっています。

私たちも、ムズムズ ムズムズ。野次馬根性が掻き立て
られます

早速行ってみましょう。なんでしょうか、誰か溺れたりしていない
といいのですが、、、。




ん!?






カメ!?


なんと!!! 海がめがいました。大きさは結構大きくて1m近く
ありました。

残念ながら、亡くなって、波で打ち上げられたものらしいのですが
絶滅の危険もある貴重な海がめです。大きさから言ってかなりの年数
生きていたものと思われます。100歳はゆうに超えているかも、、、。


そんなこんなで、誰かが通報したようです。

程なくして、警察(?)か海浜警備隊(?)の人が来て
その後、調査する人でしょうか、専門の人を連れてきました。













、、、、、、それにしても ポルトガル、野次馬多いですね

でも、スペインの海岸にも近かったので絶対スペイン人も混じって
居るはずだけど(うちの彼(笑))、静かに沢山集まっているのが
笑えます


ところで、夕方までのんびり足を水につけたり、貝を拾ったりして
帰国(?)の途につきました。

行きはヨイヨイだけど帰りは寂しいポルトガルの旅、帰りたくナーイ
帰りたくナーイと繰り返しつつ



スペイン行きの標識を恨めしそうに横目で見ながら通過。
(いや、スペインも大好きですよ


帰りは、アンダルシアのヒマワリ畑を見つつセビージャに戻り
ました。














Algarve(アルガルヴェ)の週末

2006-06-05 13:08:54 | 日常生活

 先週いっぱい、彼が忙しくほとんど一緒に過ごす時間が
なかったので、私の大好きな「ポルトガル」の海岸に
連れて行ってくれました、と言っても、実際の所彼が
以前、向こうで食べた「Panza de Atun」(マグロのトロの部分)
の網焼きが食べたくなっただけの話し。と言っていましたが
とにもかくにも前日は遠足前の子供のように何だか嬉しくて
よく眠れませんでしたよ、、、


 さて、去年一週間毎くらいに夏のポルトガル南部「Algarve」に
連れて行ってもらっていたので出発は慣れたものです。
朝10時15分にセビージャを出発し約55分で国境がある県「Huelva」
を通過、程なくしてポルトガル国境へ。




左の写真の橋を超えるとそこはもうポルトガル。以前ず~っと
放置されていたユーロカップの時の看板もやっとリニューアル
されていました

さてさて、私はいつも行く「Ilha de Tavira」タビラ島という
小さいポンコツ船で渡っていくところの浜がお気に入りなのですが
彼が同僚に「Barril(バリル)」とかいうところの浜が良いよ
と勧められたのと、結局は同じ島の離れた浜であるだけという事で
行ってみる事に、、、。

着くと、なんとココは船の変わりに、、、



小さい汽車で自然公園の中を通って浜へ行きます 素敵!
コレは期待できそうです。



が! 、、、、、、  




普通の浜でした、、、もう着いたとたん英国やドイツ、北欧からの
観光客狙いの所っていう香りがプンプン。

浜辺のチリンギートス(海の家)もピザとかハンバーガーとかそんな
メニューばっかりです(彼がチェックしたんですよ
ポルトガルにはこの辺の浜の手入れの良さもひきつける原因
ですが、美味しいご飯を食べにも来ているわけで、こりゃお昼に
なったら早々と退散せねば、、、。

と、言うわけでお昼までのんびりして、次の地へ

どこの浜へ行くか、あーでもないこーでもないと話しながら
車に乗っているとなんとかわいらしい村を通りました。



もう、お昼はココで食べるしかないでしょう目の前に船着場
があって小さな漁村であることに加えかわいらしい村ったら
ありません。

適当に良さそうな所を見て入ります。喉も渇いているし
お腹もすいています。フレンドリーなウエイターの
お兄ちゃんが「どこから来たの?日本?彼は日本語話す?
え?話さないの?スペイン語?スペイン人?」立て続けに
質問してきます。 いや、でもポルトガルの人ってスペイン
ほど声は大きくないし、ポルトガル語の響きのせいでしょうか
スペイン人ほどマシンガンの様に話さないので全然嫌な感じが
しませんでした。

さて、おしゃべりはコレくらいにして、おつまみ系はあまりの
空腹に全て手をつけ彼は本日のスープ、私はサラダを前菜に
メインが来るのを待ちます。

残念ながら、今回は「Panza de Atun」を見つけられなかった彼
でもやっぱりマグロを頼んでいました(日本に来たら御馳走して
あげようとこの時硬く決意



大きなツナのステーキが運ばれて来ました

そして、私には、、、




タコのコリアンダー炒め。

コリアンダーが良いアクセントになっていて、タコもやわらかく
とっても美味しかったです。

何よりご飯がつくのがもう最高!

食後はのんびりポルトガルの美味しいコーヒーまでいただいて

(それにしても、本当にポルトガルのコーヒーって美味しいです

お店を後に、、、

レストランの前の船着場は引き潮の為底が見えていて海の生き物が
沢山。  あぁ、こんな村に住みたい、、、。などと思いつつ
村を後にしました。



、、、、、、その2に続きます


つのだせやりだせ、、、。

2006-06-03 13:23:56 | 日常生活

 彼が仕事の関係でビールの無料招待券をもらってきたので
期限が切れてしまわないうちにと早速行ってきました。

招待券一枚でビールがコップ2杯とあるTapasが付くというもの
でした



その、Tapasとは、、、、、、





そう、でーんでんムシムシかーたつむりーでございます

スペインで料理に使われるカタツムリは2通りあって、ひとつは
「Caracoles」カラコレス、といわれる小粒のもの、そして
もう1つは写真に写っている「Cabrilla」カブリージャといわれる
日本でもその辺で見られる大き目のカタツムリです。

ちなみに今は旬らしく、マーケットに行くと売られているのをよく
見かけます。

味付けは、この辺の名物なんでしょうかピリカラトマトソース味
とっても美味しいです

グラナダではアーモンドソースとミントと鷹の爪で味付けされた
スープのなかに小粒の「Caracoles」を入れて食べながらスープも飲む
といった味付けのようですが、このセビージャで食べられる味付け
の方が私にはお気に入り。

いつか、作り方をマスターしてやろうと密かに計画中です

ちなみに、臭みなんかは全く無いですよ。きちんと前もって
湿った小麦粉を食べさせて、後でビネガーで何度も洗い不純物
やぬめりを取り除くようです。

この辺に来られる機会がありましたらぜひ一度お試しください





















たまには一人ごはん

2006-06-01 22:02:53 | 日常生活
 なんちゃって公務員ある彼が(臨時公務員の事です
今週とっても忙しいので、お昼を食べに帰ってくることが
出来ません

食べてくれる人がいないと、作る気もわかないのが本音
なので、ここのところ質素に食べてます。
(ダイエット中だしちょうど良いか、、、)

今日はツナパスタ

一株だけ立派に育った赤紫蘇があったので上にたっぷり
のせてみました




お味のほうは、、、、、、

日本風パスタって感じです。  彼と食べると軽いパスタは
作れないので久々に食べた日本風パスタ。美味しいです。

日本人でよかった、、、


生きてますよ~

2006-05-29 18:31:13 | 日常生活
なんだかちょっと御無沙汰していました

ちょっと身辺でゴタゴタした事があってとっても忙しいので
なかなか記事が書けずにいましたが、なんとか生きています

もしかしたら、夏休みをいただくようになるかもしれませんが
またその前にお知らせします。

もちろんブログはまだまだ続きますので、いつもコメントしてくださる
かたも、こっそりと楽しんでくださってる方々も引き続きよろしく
お願いいたします

ちなみに、先に食べごろを迎えた彼のお祖母ちゃんのうちのサクランボ
と入れ替えで、彼の実家のサクランボが大出血サービス中です。

彼のお父さんは鳥が来て食い荒らすといって昨日やっと
網をかけました



日本だとお高いサクランボ、スペインでは食べ放題です。

日本にある桜の木もサクランボがなるのを使えばいいのに、、、。
と思う今日この頃です

週末の小旅行2

2006-05-23 19:55:00 | 日常生活

 さて、2日目

眠気覚ましのコーヒー(スペインの)を飲んだ後「Tarifa」
(タリファ)というイベリア半島またはヨーロッパ最南端の町へ
出発です。

タリファは風が強いことで有名で、ウィンドサーフィンのメッカとして
ヨーロッパ各地からのサーファーでにぎわっています。
そうそう、タリファは先にもジブラルタルで出てきた「タリック将軍」
の名前からとっているそうです。



風が強いので、風力発電の風車が沢山あります。



スペインはヨーロッパで2番目に風力発電がさかんに行われている
そうです。

タリファとアフリカ大陸は約14km程度しかはなれていないので
タリファに着く直前、アフリカ大陸が見え出しました


向こう側にうっすら見えるのがアフリカ大陸です。
いやー、ナポレオンが「ピレネー山脈を越えるともうそこは
アフリカだ。」とちょっとスペイン人にしてみればカチン
とくることを言ったみたいですが、アフリカ大陸はから
始まります。

さてさて、タリファ到着です。

   

町はひなびた漁村の町という感じですが、グラナダのアルバイシン
のように典型的なアラブ街の作りをしているわりには、海が近い
からでしょうか、雰囲気がなんだかもっと清々しい感じがしました。




すぐそこにアフリカ大陸が見えますね。 津軽海峡より
近いです。 あまりに近く見えるので、泳いで国境を越えようと
するアフリカからの不法入国者が水の冷たさと、流れの速さに
絶えられず溺れてしまいなくなるケースも後を絶ちません

ちなみに、この海峡を通ろうとするマグロを直前で捕まえ
る漁が盛んでしたが(過去形)、どこかの国に(私達の国です
高く売れるという事で乱獲が進み、今はマグロ危機に陥って
いるそうです。ニュースを聞くたびに身の置き所のない気分に
襲われます


さて、ちょっと遅めの朝食をそこで食べ



私信ですが、カショリーニャさ~ん。今回はフォークを
突き立てないで出されましたよ




この日メインの目的地「ボローニャ」という所に行きます。



ボローニャはなんだかイタリアの町のような名前ですが
スペインですよ~。
ローマの遺跡が海岸のすぐ近くにあることで有名です。

ローマ史オタクの彼がずっと行きたがっていたのです。

海岸に着くと、泳ぎたいチームは海岸へ。遺跡好きチーム
(といっても私と彼だけでしたが)は遺跡の方へ各自散って
いきました。




ボローニャはその昔あった津波の際消えてしまった町と言われて
います。 小さな漁村のようなローマ時代の町ですが
採った魚を保存する為の建物や、桶のようなものがきちんと
残っているのが興味深いです。


あ、もちろんローマ時代の町に必須な「円形劇場」もありましたよ。
「Pan y circo」ですもんね



さてさて、こんな遺跡がビーチのすぐそばにあるんです。
ビーチ、遺跡の両方が楽しめる素敵なところです。






ところで、突然霧に覆われました。


泳ぐにはちょっと水が冷たすぎたので、気晴らしにそばの
砂丘に登ってみたり、、、



登ってみると、砂丘の裏は松林の海です

ローマの町があった頃はこんな砂丘なんてなかっただろうけど
とっても幻想的な気分に浸れました。
















週末の小旅行

2006-05-22 15:40:17 | 日常生活

 週末は、暑~いセビージャを脱出して、カディス方面に
小旅行に行ってきました

前々から、マラガに住む彼のまた従兄弟と中間地点で落ち合って
小旅行しようとは話していたのですが、偶然従兄弟の友人が
カディスのLos Barrios(ロス バリオス)というアルヘシラス
の近くの村に住んでいるということで、丁度良い機会とばかり
遊びに行く事になりました

さて、1泊2日の身軽な旅なので、支度は簡単に済ませ土曜日の
朝に出かけました

Los Barriosへは高速道路を使って問題なく到着し、友人の家に
荷物を置くとさっそく今回の目的の1つである「Gibraltar
(ヒブラルタル)」に向かいます。日本でも聞き覚えのある
方が多いと思いますが、ジブラルタル海峡のあるところです。

おっと!その前に、、、腹ごしらえを忘れません




       

大きな海老のフライにアンチョビのはさみ揚げ、マグロの
トマトソースなどなど、、、他にも色々皆満腹になるまで食べ
ビールを大きなグラスで2杯飲んで一人7ユーロほど

驚きの安さです。 もうこの時点で「Cadiz(カディス)県って
いいところじゃん!」と皆で褒めちぎりです。
友人も「魚は美味しいよね~。」とまんざらでもない様子、、、。

さてさて、満足したままアイスクリームでも向こうで食べようか
などといいつつ「Gibraltar(ヒブラルタル)」へ出発です。
バルを出ると、もうすぐそこに見えています。






ところで、このヒブラルタル(ジブラルタル)、アラブ語で
「タリック(AL Andaluz時代の有名な将軍の名前)の岩」
という意味を持ちます。 そして、御存知の方も
多いとは思いますが、ここはスペインではないのです。

岩山と言ってもいいくらいの小さな岬の入り口付近に国境があり
そこを越えると

ジャンジャジャーングレートブリテン になります

まあ、こんな小さなかけらのような岩山だしそんなにスペインと
変わりないと思っていたら、、、、、

国境を越えたらそこは英国領だったって感じでしょうか
(注:行くのに日本人はパスポートが必要です)

スペイン語のかけらもありゃしないったら、、、


英国ナンバーの車の数々に、、、




英語の標識、、、



マークス アンド スペンサーまで、、、

そう、もうそこは英国でございます。女王イサベル
じゃなかった、、、エリザベス女王の国です。

ところで、小さい岬だと思ったら、、、意外と住んでいる人が
いるものですね


 岩山の斜面にそってマンションが沢山たっていました。

さて、英語だらけの世界に躊躇している場合ではないですよ。
せっかく来たんだから、アイスでも食べましょうということに
なり、アイスクリームショップを探しますがありません、、、。
仕方なく、売店のアイスを食べる事に、、、。
売店のお兄ちゃんはスペイン語でもOK、怪しいうちの彼の英語を
「まるで、Caiga quien caiga(という金曜の夜のお笑い番組)
に出てくるキャスターみたい、、。」
などと失礼な事を思いながらアイスをほおばりつつ散策します。

ついでに、眠気覚ましの食後のコーヒーも飲む事になりました。

いつものようにアイスコーヒーを頼みます。ふと、ウエイターの
お兄ちゃんが「こちらでは、アイスコーヒーはないのですが
氷だけ別にお持ちします。」と英語で答えて戻っていきました。

いやーーーな予感、、、

そう、ココはイギリス領ですよ~(心の声)







目と鼻の先のスペインであんなに美味しいコーヒーを
だすのに、そこまであんた達のお国スタイルにこだわるか!って
いうくらい基本に忠実な「イギリスのコーヒー」を出して
くれました。もうGood job! Buen trabajo!ですよ。
笑いが止まりません。

ここまできて、汚れた靴下をお湯につけただけと揶揄される
程のイギリスのコーヒーを出さなくたって、、、(笑)

よく見たら、向こうで買ったミネラルウォーターも
「スコットランド産」 スペインがそんなに嫌いなのかい
キミたちは、、、って感じでした。



さて、何でMaerillaはこんなにウケてるの?っていうくらい
一人で大笑いしながら、島をぐるっと一周し、せっかくの
シャッターチャンスであったジブラルタルのお猿さんたちとの
接近にあたふたしつつ、イベリア半島の中の不思議なイギリス
時間を楽しみました。







ところで、島の最南端に立つとアフリカ大陸が見えましたよ
残念ながら写真には写りませんでしたが、、、。

短時間の英国への滞在でしたが、とても興味深い時を過ごしました。

それにしても、向こうで食事したりコーヒーを飲んだりはお勧め
できません。行かれる方はスペイン国内で(おいしい)食事や
(おいしい)コーヒーを済ませてから行きましょう



朝ごはん

2006-05-19 19:23:23 | 日常生活

 最近はまっているもの、、、。




Torta de aceiteっていうお菓子。セビージャの名物だそうなんですが
軽くって、サクサクしてて朝ごはんにはもってこいです。



大きさは、手を広げたくらいの大きさで、0,5ミリくらいの薄さで
アニスの香りとお砂糖の甘さがいい感じです。

最近朝はコーヒーとこれ一枚で終わりです。

そんなので足りるのかって???

日本だと、しっかりご飯や納豆、焼き魚にお味噌汁で朝ご飯を
済ませたいところですが、スペインの朝ごはんは実に簡単です。

と、言うのもお昼にがっちり食べるから

起きがけに食欲がないというのもありますが、朝はオレンジジュース
やコーヒーにトーストにオリーブオイルをかけたりバターを塗ったり
もしくは、ビスケットをちょっと食べたりです。

もっとも、子供や若い子、働いている人たちなんかは
そんなんじゃ足りないのでBocadillo(ボカディージョ)
といわれるサンドイッチやフルーツを授業の休憩時間に食べたりします。

うちの彼も、一応なんちゃって公務員なので、8時半に出勤なのに
9時から朝ごはんの時間とばかりに30分時間があるんです。
なので、朝はジュース一杯と甘いお菓子を少々つまんで出勤して
9時からの休憩時間(って仕事始めて30分しかたってないのに
休憩って、、、)にコーヒーとトーストや小さいBocadilloなんかを
食べるようです。


でもやっぱり私は日本人

時々、納豆や生卵、焼き魚にお味噌汁、お漬物に炊きたての
白いご飯で朝ごはんを食べたいな~と思う今日この頃です









日本食パーティー

2006-05-15 13:19:04 | 日常生活

 セビージャはすっかり初夏の暑さですが、この週末グラナダに
行ったら、向こうも夜は薄着で外出出来るぐらいの暖かさでした

さて、今回の滞在はちょっとした目的がありました。

 彼の従兄弟の奥さんがおめでたなので、ちょっとした
お祝いを兼ねて友人を招待して日本食パーティーをしたい
と前々から言われていたのです。
期日を私の都合に出来るだけ合わせてくれるとの事だったので
あまり待たせてもわるいしと今週末の決行となりました。

 メニューは日本食と言うとやっぱり「お寿司」だろうと皆期待
してくるだろうな~。と思ったのですが、今回の招待客に妊婦さんが
2人居たのと、何人かお寿司嫌いな人たちがいたので
(食わず嫌いなんだと思いますが、以前作った時も手をつけなかった
ので)お寿司はやめて、今回は15人分という大人数をカバーする
意味も含めピックニック風メニューにさせてもらいました。

さて、前日くらいから買い物と準備をして大体のものは作っておき
当日も、朝からの作業です

今回のメニューは

ごもくおにぎり(妊婦さんの貧血予防、ひじきたっぷり
ラーメンサラダ
大根とイカの煮物(彼のリクエスト。皆に大根を知ってもらいたかった
そう)

念のため、日本食が食べられなかった人達のために
サルモレホ
おつまみ系 などなど、、、。

デザートに イチゴとタピオカココナッツ

を準備しました。


  

         


 


モチロン、ラーメンサラダのラーメンは生めんから手作り。
ドレッシングは、しょうが、ニンニクをすったものに酢、お砂糖
醤油、ごま油、唐辛子を適当に混ぜ作った中華風。

初めて食べる居酒屋メニュー(?)に皆びっくりしたようでした。

結局大きなボール2つに大皿1つ分のサラダを作ったのですが
あっという間に完食。 コレには私もびっくり

イカ大根も、日本食は基本的に嫌い。と言っていた彼の友人が
3回もおかわりをしていてびっくり。 なんでも、茹でたカリフラワー
が大好きで味が似てるから、と言っていましたが、イカ大根
カリフラワーの味に似てます???

おにぎりも2回炊飯器で炊いたのにあっという間に無くなってしまい
これにも驚き。 中には2個も3個も食べる人がいました。
(パコよ。君の事ですよ

最後のタピオカココナッツも誰一人「私こういうのダメ~。」
という人もなく美味しい美味しいとペロリと完食。
なんとも嬉しい友人達です。

彼も、「日本食は寿司や天ぷらだけじゃないって、他の味も知って
くれた様で良かったねぇ」と満足していたようでした。

こんなにぺろりと食べてくれると気持ちが良いですね。今度は
私が主催で、また違った味を知ってもらうのにお食事会をしようと
思います。 次回は何を作ろうかな、、、。

 



集まるの大好き!

2006-05-11 16:17:00 | 日常生活
 昨日、スペイン広場のそばを歩いていたら
なにやらにぎやかな音楽と太鼓のや笛の音が聞こえてきました。

何をやってるのかな~?と思い近づいてみると、、、、、、。


スペイン名物(?)「La Manifestacion」(デモ行進)やってました。

ここセビージャは、アンダルシア州の首都である為か、しょっちゅう
そこかしこでデモ行進やってます。

ちなみに、昨日は「米を守れ!ドニャーナの自然を守れ!」という旗が
掲げられていましたが、どうやら(雨があんなに降ったのにもかかわらず)
続く干ばつの為に田畑に供給される水が半分しか供給されないという事
に対する抗議のデモのようでした。

先日は、セビージャのカテドラルの前にある大通りの工事の為に
伐採された大木に対する抗議のデモをやっていました。市庁舎の
前にあるオレンジの木に「次は私の番。」と書かれた紙や
「殺木者の市長を探しています。」という物騒な紙が貼られていて
ちょっぴりギョっとしてしまいましたが、とにかくスペイン人
「言うべき事は言う。」という感じで、積極的に抗議活動に
参加する人が少なくないように感じます。

でも、スペイン人のこういう所凄く好きです。本当はこんな風に
集まって抗議活動したって何も変わらないかもしれないけど
もしかしたら何か変わるかもしれない。 



さて、「集まる」事で思い出したのが昨日あった大事件。



私、サッカーは基本的にどうでもいい人なんですが、、、

セビージャFCがUEFAの大会で優勝したんですよ
興味のない私も一応TVつけてはおいたんですが、TVつけてなくても
試合の流れがわかるくらいでした。

なぜかと言うと、、、

 ご近所に人が集まって観戦していた。

 応援会場のカルトゥーハと言う所のすぐ近くに住んでいる

からです。

夕方のお散歩の時点で、チームのタオルやユニフォーム、旗を掲げた
人や車が沢山近所を通っていきました。

もちろん、試合中はゴールが入るたび怒涛の大歓声が家まで聞こえて
きました。 一体何人くらい集まったんでしょうか、、、

ちなみに、最終戦の舞台になったオランダのサッカー会場には
1万2千人だかのセビージャFCのサポーターが集まったそうですよ~。

そういううちの彼の同僚も、ハイ。700ユーロ近いお金をはたいて
日帰りのサッカー観戦に行きました。 凄いですね~。

とにかく

おめでとうございます  それにしても見事なPaliza

あんなにメタメタにやっつけちゃって相手のチームがちょっと
気の毒になるくらいの試合でしたよ