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Venta del Molinillo

アンダルシアでの日常生活とグラナダの一般家庭料理など

スペインで献血初体験

2007-02-16 16:55:34 | 日常生活

 学校の課外学習ということで、献血センターに行って
来ました。

行き先は、セビージャ一大きな(アンダルシア一)
「Hospital Universitario Virgen del Rocio」という



臓器移植で有名な、大学病院付属の献血センターです。

スペインは日本のように赤十字が管理しているわけで
なく、州の管轄の下大きい病院は各病院ごとに献血センターが
完備されているようです。ここはその他に提供された臓器の
保管センターでもあるようです。




中に入ると、入って右手に受付があります。


センターのスタッフを待っている間も、次から次へ
と献血に来る人がやって来ます。

ここアンダルシアは、臓器移植が盛んに行われています。
脳死を含めた全体の臓器提供率はまだまだ18パーセントの
拒否率(家族によって最終的に)がありますが、それでも
全体の82パーセントは提供されているわけです。
集中治療室には、日常茶飯事的に心臓や肝臓などの移植
を受けた方がおられるそうです。私の学校の先生の
妹さんもつい最近提供を受けて、今は元気に暮らして
おられます。 話によると、北の方のパイス バスコ州
では100%の提供率なんだそうです。

話がそれました、中に入ると早速スタッフが来て色々
と説明してくれました。





AIDSや肝炎、その他の感染症を調べたりした後
白血球など要らない部分を取り除き、輸血用血液
や血液製剤に姿を変えて使用されます。

基本的にスペインの社会保険が適用される方は
日本で一本何千円、何万円もする輸血や血液製剤も
「無料」なんですって(一応幾ら分使ったという
レシートは作成されるみたいですけど)





一通り見終わったら、献血希望者をつのって献血が
行われました。

私も早速名乗り出てみましたよ。

ここアンダルシアでは18歳以上、体重50キロ以上
そのご医師との面接、(朝食を食べてきたか、今
特に飲んでいる薬はあるか、感染性の疾患にかかって
いないか、つい最近手術をしたことがあるか(胃カメラ
でも一応小さい手術扱いになります)、最近マラリア
などの流行地域に旅行したか、などなど)を経て
献血ルームに送られます。

スペインも日本みたいに一応狂牛病からの感染を予防
するために、1980年から1996年までの間に12ヶ月以上
イギリス、ウェールズ、北アイルランドなどある特定の
地域に滞在していた人には献血をお断りしているそうです。
私、日本ではお断りされちゃうんですが、ここでは
ぎりぎりセーフで受け付けてくれました。

、、、、、、しかし、このギリギリセーフで滑り込んだことを
後で後悔するはめになろうとは知るよしもなく、、、。

さて、献血ルームでは、簡易式の装置を使ってのヘモグロビン
の値を調べるテストが行われます。

日本は献血のする予定の反対の腕で採血されますよね(最近は
良くわからないですが)、スペインは人差し指をパチッと小さい
針で刺されるだけで、そこから1滴2滴搾られて終わりです。

ヘモグロビンの値に問題はなかったようなので、さっそく
献血が始まります。 ドキドキしますね、、、。

クラスメートに「Maerilla頑張れ!」などと声援を受けつつ
(っていうか、私のクラスメート達皆、注射とか針とか
刺されるの怖いみたいで、まるで私が凄く勇気があるかの
ごとく褒め称えられてかえってびっくりしました(笑))
献血が始まりました。

こちらの看護師さんも日本と同じように、手際よく親切
事あるごとに「Maerilla大丈夫?」と声をかけてください
ました。

ところで、スペインに住む日本人の皆さんで献血されたい方
は先ほど書いた条件と、献血の際にDNI(身分証明書カード)
を持って行きましょう。
そして、ちょっとした覚悟が必要です。それは、、、、、、

「460cc」も

とられます。

(日本では女性は通常200cc、ヘモグロビン値が高い場合
には、時々400ccをお願いされます。)
多分、ちょこまか少量づつの献血だと、白血球などを
取り除いたり、血液製剤を作ったりなどの処理の関係で
コストがかかってしまうからだとは思いますが、、、途中で
具合が悪くならない限りは「460cc」がっちり取られます

ちなみに、男性は年に4回、女性は年に3回までが限度だそうです。

運の悪いことに、献血中はまったく平気だった私。

心配したとおり、後でヒドイ目にあってしまいました。

1、疲労感
2、階段を登るとヒドイ動悸
3、軽い頭痛

そして、帰りのバスの中で、危うく脳貧血起こしかけて
倒れそうになりました(笑)

でも、他に献血したクラスメート達は「うーん、、、ちょっと
疲れるかな。でも平気。」とけろっとしていて、年のせいなのか
人種の違いなのか考えてしまいましたよ

きっと、血の気が多いんでしょうね

私は、しばらくレバーを食べる生活になりそうです、、、





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フェリア市場

2007-02-10 16:38:38 | 日常生活

 2週間ぶりに、近くの市場に行ってきました。





ヒッピーが多いことで有名なAlameda de Hercules
(未だに工事中)を通って、、、

フェリア通りへ




ここが市場です。

私の中でのこの市場の位置づけは、トリアナ市場が
何か特別に調達したい時、例えば、生しいたけや
お寿司やお刺身にする用の新鮮な魚を手に入れたい時、に
対して、フェリア市場庶民の味方、質はそこそこだけど
安いものがそろっている、加熱して食べる魚などや普通の
野菜などを買う。 と、なっています。

鮮度は普通だけど、いつも行くおなじみの魚屋さん、時々
ビックリな物をビックリ価格で売っていたりして、ほんと
お世話になりっぱなしです

そんなこんなで、魚屋さん



写真で見ると結構綺麗に見えますが、実際はそんなでも
ないんです(笑)でも、ここの一番奥からちょっと手前
の魚屋さんが安くってとてもいいんです。
おまけもしてくれますし、、、。(単純 
でもここがポイントなんですね)
 

今日は、魚卵(何の卵かわからないんですが、たらこみたい
なの)と真鯛にちょっぴり似たお魚を買って見ました。

今日はそれを塩釜焼きに、、、







お腹の中には、ハーブとニンニクをすりつぶしたペースト
をべったり塗って、全体にオリーブオイルを刷り込んで
塩と卵白をあわせたもので包んで焼くだけです
焼きあがった白身にオリーブオイルをちょっとたらして
いただきま~す

丁度良い塩加減で、魚の臭みも無く2人であっという間に
一匹を平らげてしまいました

さて、タラコはどうやって料理するかな、、、




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豆まき

2007-02-04 12:31:34 | 日常生活
 一昨日買い物に行って、ふと昨日が節分だったことに
気づき、豆を買ってみました。



ちなみに、皆さんのうちでは何をまきますか?
大豆の炒ったのですか?

家の北海道の実家では毎年 落花生をまきます。
また拾って皮さえ剥けば食べられるからでしょうね。

東京で働いていた時は大豆が支給されて
「こっちの人は大豆まくんだ~。」と妙に感心した
のを覚えています。
大豆の方が、後で食べる時粒も小さくって簡単だし
なにしろ健康的ですよね。

前置きが長くなりましたが、夕食後やっと(?)
(昼間から彼が「ねぇ、いつまくの? 今? もっとあと?」
としつこかった(笑)) 待望の豆まきをしてみました。

夕食は鰯メニューにしたかったけど、前日散々鰯を食べたので
今回は省略。 鬼のお面も、時間が無くって省略

省略だらけだけど、福が来て鬼が外に行けばいいってことで

「鬼は~そと~、福は~うち~。」

「福は~うち~、鬼は~そと~。」

「福は~うち~、鬼は~そと~。」

彼も恥ずかしそうに小声で豆をまいていきます。



注:念のため言っておくと、彼の頭の角はスペインでの意味の
Los Cuernosじゃあありませんので(爆)

さて、鬼を追い出した後は、、、、、、

豆を食べます。

数を数えつつ、、、、、、(あ~ぁ、いくつ食べていいんだか
忘れちゃったわぁ~、18個だっけ? ずうずうしい言い訳

途中で、ピーナッツに飽きて、一粒を2つと数えて(2つに
割れるから(笑)) ??個食べました。 こんな夜遅くに
ピーナッツ食べてもお肌に悪いですし

来年は、巷で有名な「恵方巻き」やってみたいな~。
方位磁針を準備しておかなくっちゃ、、、、、、。



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鮭のホイル焼き

2007-02-03 16:41:48 | 日常生活
 実は私、「キノコ類」には(にも?)目が無いんですが

スペインって、マッシュルームや、ニスカロという
キノコは売っていても、日本ほど種類が無くって
さみしいんですよねぇ、、、。 
シメジとか、マイタケとか毎日でも食べたいんですが、、、。
なめこのお味噌汁なんてもう最高

ちなみに、「しいたけ」は最近ブームらしく、市場でも
とんでもない高値ですが、見かけるようになって来ました。

たまには、キノコたっぷりのお料理が食べてみたいものです。

と、いうことで、実家から送ってもらった自宅で乾燥させた
「エリンギとマイタケ」を使って、サーモンの蒸し焼きに
加えてみました。



これ、結構使えるんですよ

事は、うちの彼が日本に来た時、私の実家で
「このキノコ(マイタケ)、美味しいねぇ、、、。
スペインで育てられないのかな。」といった一言に

「乾燥させて持ってけば? お祖父ちゃん、よく物干し竿で
干して、保存してるよ。」と家の母が気がついて、早速
家の父が沢山買ってきて干して持たせてくれたのがきっかけで
それ以来、無くなったというとせっせと干しては送って
くれます。(家の中で干すと結構臭いんですけどね
ありがたいことです。

かさばるけど、重くないから輸送費もそんなにかからないし
便利です。

マイタケは軽くほぐして、エリンギは一本ずつ針で糸を通して
乾燥したところに引っ掛けておくだけです。
夏の東京だと出来なさそうだけど(蒸し暑い)冬の
寒くて乾燥した今の時期なら十分作れます。

使う前にお水で戻して、戻したお水ももったいないから
炊き込みご飯などに使ったり、余すところなく使えます。

海外在住のキノコが恋しい皆様、ここは1つお家の方に
吹き込んで、ぜひぜひ送ってもらいましょう。

他のキノコではどうでしょうか、、、ちなみにえのき茸
ではやったことありません シメジなんかも良さそうですよね。

さて、今回作ったのはホントにシンプル。

丁度時期なんでしょうね、値段が凄く下がってて、しかも
丸々と太ったプリプリの美味しそうなサーモンを見つけたので
2分の1匹買って見ました。 スペインではサーモンは輸入で
うちの彼の小さい頃なんかは見たことも、食べた事も
ほとんど無かったということで、独自の料理法と言うものが
ありません。

道産子の私としては、「どうやって食べよう、しめしめ
と久々の鮭にドキドキしていたのですが、彼の

「洋食にしてね。」の一言に「石狩鍋」「チャンチャン焼き」
などの妄想がはかなく消えてしまいました。

と、言う事で、玉ねぎ、キノコをいためて塩コショウをし
上に乗っけてホイルで包んで焼くだけ。というなんとも
料理しがいのないメニューに、、、、、、。トホホ






でも、美味しかったから良しとしますか。

はるばる日本からやってきたキノコ。 しゃきしゃき
してて、とても美味しかったです

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長ねぎ焼きとCoquinas(コキーナス)

2007-01-20 16:55:17 | 日常生活

 スペイン歩きのnenaさんのブログにお邪魔していたら
「カルソッツ」という食べ物がの話をされていました。

子供の頃バルセロナに住んでいた彼に聞いてみたら
「あぁ、若い長ねぎを焼いたものじゃない?食べた事
無いけど、、、。」と言っていました。

実は私「長ねぎ」も大好き。鍋物に入れたり、焼き鳥を
食べに行ったら必ずネギマを頼まなくっちゃと思うくらい
あの中心部のつるっと出てくる甘ーい部分を食べるのが
お気に入り。

そして、たまたま今日行った市場の八百屋さんで、ほんのり甘ーい
良い香りを発している若い長ねぎの束を見てしまいました。

そんなこんなで、今日は長ねぎをオーブンで焼いてみました。

こちらもまた偶然。Coquinas(コキーナス)といわれる平たくって
小さい貝、ニンニクとオリーブオイルで炒め煮にするには
とても美味しい貝がいつも行く魚屋でとっても安く売っていたので
前菜用に



今日のお昼は久々にゆっくりまともな食事が出来そうです

さてさて、長ねぎですが、本場のカルソッツはロメスコソース
というのをつけて食べるんだとか。

早速、前にもらったJuan Andresの料理本を見てみたら、、、、


、、、、、、

ソース作るのにえらい手間隙かかるんですけど、、、、、、

夕飯の時間になってしまいそうです


なので、今回はソースはパス


オーブンで焼いて、付けるソースは「マヨネーズ+わさび」
「マヨネーズ+柚子胡椒」「ニンニク、しょうが味噌」
の3つを用意してみました。

ヘタな鉄砲も、、、じゃないですが3種類くらい準備して
おけば、1つぐらいあうのがあるはず

コキーナスは砂抜きしてあったみたいなのですが、念のため
軽く砂抜きして、たっぷりのオリーブオイルに豪快に
つぶしたニンニクを炒めた中に投入、自家製白ワインを
ちょっと加えて蓋をしたら、あとは貝の口が開くのを待つ
ばかり

見ため豪華ですが、実はちっとも手間のかかっていない
お昼ご飯が出来上がりました









冷めないうちに熱々をいただきます

長ねぎは外側の皮を剥いて、柔らかい部分に適当にソースを
つけながら白い部分からまるかじりしていきます

熱いけど、甘くて美味しい!やっぱり新じゃがもそうですが
新しいのは味が違いますね。

さてさて、コキーナの方はというと、、、。オリーブオイルを
ふんだんに使っているので、冷めにくく熱々の貝殻でやけど
しないように、歯でこそげとって食べていきますが
こちらもなかなかの味

ちなみに、このコキーナのニンニクとオリーブの炒め煮は
ポルトガルはアルガルヴェのOlhaoというところで陶器の
壷で壷煮(と言っても中はオリーブオイルたっぷりで
揚げ煮と言った方がふさわしいかも)したものが今まで
食べた中で一番美味しかったのですが、さすがにそこには
負けますが染み出たスープをパンに浸して食べるのが
なんともまあ、、、美味しいのなんのって、、、

貝じたいは一つ一つが小さくて2人で半キロ食べてもちょっと
にしかならなかったので、この後、、、、、、



ニンニクとハーブにつけておいた骨付き肉をしっかり
メインにいただき、久々のまともな食事を終えました。

来週は毎日テスト。しばらくまともにお料理
出来ないので、今晩もちょっとまともにお料理して
テスト前のストレス発散をしておかなくっちゃ


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なんちゃってムサカ作り

2007-01-19 19:15:05 | 日常生活

 学校が始まって相変わらず小テスト三昧の日々ですが
2日ばかり開放される午後があったので、テスト前日の
食事作りから開放されるべく、ムサカを作ってみました。

と、言ってもMolinillo風。彼のお母さんの真似をして
途中まで作っていたのですが、途中からワインはヘレスの甘い
のを使ってみよう、あ、レーズンも入れてみようといろいろ
改良するつもりが「あれ???ホントのムサカってどういうの
なんだろう。」
と、なんだかわからなくなる始末。

そこで、本場ギリシャの味をステキな写真とレシピで
紹介されているsalahiさんのブログを参考にさせて
いただきました。


salahiさんのブログによると、間にひくソースには
シナモンとナツメグを入れるとの事。思ってもいなかった
本場の調味料使いに感心しつつ、買ってから一度も
開けてなかったシナモンの袋を開けてみました。




横に添えてあるドライトマトは関係ないのですが
玉ねぎを炒めた後にタネとヘタをとって、ちぎって
おいたものを水につけてひき肉と一緒に混ぜて
炒めてみました(最後に取り除きました)

ところで、立派なシナモンだと思いませんか?
いつも彼の実家でチョリソーやモルシージャを作る時に
昔からお世話になっている「La Casa de las matanzas」
というお店で買ったのですが、品揃えと品質、値段、3拍子
そろったお店で、お勧めです。

袋を開けると案の定凄くよいシナモンの香りがして
来ました。 普通のスーパーに売っている瓶入りの
シナモンと大違い。




シナモンとナツメグを加えて作ったムサカはいつもと
少し違った味で、さっぱりなのにコクがあり、ジューシー
で、熱々で(なんだかわかりませんね)とっても
美味しかったです
彼にも大好評。

次回はsalahiさんの本場の作り方で挑戦してみようと思います。

スパイスのお店はココ

La Casa de las matanzas

Plaza de Romanilla 11
Granada

Tel 958 27 89 72


「姉妹店?」

El Rincon de las especias

C/ Dona Rosita,9 Zaidin(Granada)

Tel 958 18 35 18




Estofado japones(日本風煮込み)

2007-01-09 16:26:08 | 日常生活

 適当な名前をつけてしまいましたが、要は「肉じゃが」
で~す

この間オリーブさんたちとしゃぶしゃぶをやった時に
余分に買っておいたSecreto Iberico(セクレト イベリコ)
があったので、今日のお昼ご飯用に「肉じゃが」
してみました。以前、たまたまお肉が無かったので、セクレト
を使ってみた所、凄く美味しく出来ることを発見。
それ以来、やみつきに



一見、マグロの「大トロ」に見えませんか?

こんな感じでお肉の間にいい具合に脂肪(と言っても
イベリコの脂肪は味わい深くて美味しいです)が
入っているので、ジックリ煮ても全然お肉が硬く
出来上がらないんです。 食べるとトロトロ、ジューシー
で味がしっかりしみこんだ肉じゃがのお肉に仕上がります。

昨日、仕込んでおいて今日食べたので、さすが2日目の煮物
さらに美味しく仕上がりましたよ。



お汁までしっかりご飯にかけて、いただいてしまいました。

やっぱり日本食っていいですね




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買っちゃった、、、

2006-12-16 17:10:43 | 日常生活
 いつもお世話になっている彼の両親に、お歳暮代わり
(なんて、スペインにはお歳暮なんて無いんですが
に買っちゃいました。
 いつも美味しいご飯を御馳走になっているし、夏の間は週末
行けば、トマトやらパプリカやらズッキーニやら畑の
野菜を山ほどくれるし、クリスマス期間は2週間も彼の実家で
すごすんだから、コレぐらいはフンパツしてもいいよね。

って、事で、、、

ジャジャジャーン!

Paletilla Iberica(パレティージャ イベリカ)です!




Jamon(ハモン、生ハム)はちょっと大きすぎてお値段が
張ってしまうのと、今年は1家族だけの年越しとなって
しまうので、後ろ足の部分のJamon(ハモン)ではなく
前足の部分のPaletilla(パレティージャ)を買いました。

それでもちゃんとIberico Bellota(イベリコ ベジョータ)
(ドングリで育てたイベリコ豚)なんで味はお墨付き

 クリスマスの夕食はコレが食卓に並ぶ事でしょう。

皆、喜んでくれるといいな~

(とか言って、一番喜んでいるのはうちの彼だったりして
皆、美味しいもの食べたいもんね)





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クリスマスの準備3

2006-12-12 21:33:03 | 日常生活
 日本も今頃は、クリスマス商戦真っ盛りでしょうか
忘年会の予定を立てたり、クリスマスだけじゃなくって
お正月のお飾りの準備なんかをしたりされているんでしょう
ね。

さて、日本は年末と言えば「第九」(私の勝手なイメージ
かもしれないですが)そうです!ベートーベンの第九
ですよ! (ちなみに未だにイ○マサのオホーツクの
歌が頭をよぎります(笑)古い?)

アレを聞くともう今年も終わりに近いんだな~という気分
になりますが、スペインでは何を聞くんでしょうか。

実は、スペインにもジングルベルの歌が流れたりもしますが
やっぱり正統派はスペインのクリスマスキャロルである
Villancicos」(ビジャンシーコス)です。

ちなみにアンダルシアでは「フラメンコ風Villancicos」が
主流です。

さて、この時期は色々な教会でコンサートがあったり
コンクールが開かれたりするのですが、私の通っている学校
でも、例のごとくクラス対抗のVillancicosコンクールが
開催される事になりました。

今日はその模様をちょっとご紹介



 どこのクラスにも必ず歌のうまい子は一人はいるもので
その子(真ん中のボーダーのセーターを来た子です)が
中心になって歌を決めています。 
もう一人、丁度背中を向けている手前の女の子も凄く
上手です。ボーダーのセーターの子は正統派フラメンコ
を凄く上手に歌います。(また渋い声を持ってるんですよ
この子) 手前の背中の子は3年連続Villancicosコンクール
で優勝しているチームに所属するつわものです。
この2人がいる限り安心ですね。

あーでもない、こーでもないと一度は「La Nana de la sena sta
Ana」(Senaのnにはチルダが付きます)という曲に決まったの
ですが、またまたもめています。

そして、決まらないまま誰かが歌いだし、いつの間にかまた
最初に戻ってしまいました。



歌う子、カホン(楽器)をたたきながら歌う子、手拍子
合いの手を入れる子、まったく別のことをやっている子
さまざまです。 さすがスペイン人!まとまりが
ありません 

ちなみに、楽器はここに写っているカホン
(真ん中女の子が座っている木の四角い箱)のほかに
タンバリン、中身を空けて(飲んで)おいたアニス酒の
瓶の外側(小さいギザギザがついている)を引掻いて
音を出したり、さまざまです。 

ところで、アンダルシアのVillancicosフラメンコ風
聞いてみたいですか?

では、「百聞は一見にしかず」ですね。こちらをどうぞ!

http://www.youtube.com/watch?v=NTllHG0c6xU

http://www.youtube.com/watch?v=UaYdVvd5bao

http://www.youtube.com/watch?v=dHdMlJh88_s




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アルメリアでの一日

2006-12-08 23:25:46 | 日常生活
 この連休を利用して、今日はグラナダからアルメリア
に行ってきました。

目的は、彼の両親が持っている家の様子を見に行く事と
アルメリア在住のオリーブさんたちに会いに行く事です。

晴れるといいな~なんて、行っていたけど出発時はあいにくの
。 どうなることやら、、、



洞窟住居で有名なグアディクスをすぎた頃から徐々に
晴れてきました。 

とりあえず、アルメリアについてまずは彼の両親の持ち家

普段は学生や、アルメリアに働きに来る人たちに貸しているので
夏のいい時期に自分たちが浜で過ごせない事に不便を感じ
一回のガレージしか無かったスペースを新人建築家である妹
の設計のもと、リフォームを始めました。





入ったら、昔はただの物置でゴ○ブリだらけだったと
言われるスペースが(怖くて実は一度も覗いたこと
無いんです)見違えるように。


一階にあり、パティオに面した部屋にしか窓をつけられ
なかったのですが、妹の曇りの今日のような日でも
工夫で十分明るく見えます。  

実は、コレ全部彼のお父さんの手作業なんですよ。
ビックリですよね~。  

さて、驚きと感心したまま、オリーブさんに連絡を取ります。
予定は特に決まっていなかったのですが、車を走らせながら
ドライブがてら、アルメリア市周辺の村々に行きました。

まずは「Los Millares」という5000年前の遺跡郡を見に行きました。

あいにく、休館の時間が迫っていて、メインの遺跡は見られません
でしたが、集落を守る為の塔は見られたので「けものみち」を
息を切らせつつ上がり、お昼前のエクササイズです


塔の上に立ち、5000年前ののロマンに胸を膨らませつつ(ついでに
明日の筋肉痛を心配しつつ、、、帰り道を半分道に迷いながら
(なんてったってけもの道ですから(笑))駐車場に戻り 
次の村までお腹をすかせつつ移動です。

 目的の村「Alhama de Almeria」は温泉があるところで有名
ですが、コレがまたレストランがどこも閉まってて無い!

あーでもない、こうでもないといいつつやっと温泉ホテルの横に
開いているBarを見つけました。

そこで食べたもの、、、、、




うずらの塩焼き!

つい昨日、Autoviaを車で走っていて横切っていった
可愛いうずらちゃんの姿が脳裏に浮かびましたが
これが美味しいのなんのって、、、(人間ってこんな
物ですね)ありがたく隅々までいただきました(笑)

さて、食後は日本人女性2人で話しに花が咲き、彼らの
「凄い眺めだね。」「ホラ!見てごらんよ、きれいだよ」
という訴えにも耳も貸さず(と、彼が言っていた(笑))

知らぬ間に、ここはどこ? 私はだれ?状態。

こんな所に連れてきてくれました。



噴水???  

手をつけてみるとコレが結構な温度のお湯なんですよ。

そう、温泉です。 火山も何にも無いのに手をジックリつけて
いられないほどの熱さのお湯が湧き出しているんです

匂いをかぐと、ほんのりと硫黄の香りも、、、、、

タオルを持ってくるんだったと後悔(でもオリーブさんは
さすが! タオル無しでもしっかり足湯を楽しんでいました)

次回はタオル持参で来なくっちゃ(笑)洗濯板も今は使われて
いるかわからないのですが、備え付けてあったので、是非
洗濯物も持参で(笑)



温泉集落からの眺めも最高に綺麗で、まだ秋の
アルメリアの一日を楽しく過ごしました。

オリーブさんアンドレさん、ありがとうございました!
次回はセビージャでぜひ「しゃぶしゃぶ」やりましょうね!

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