骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里小皿

2024-01-13 11:22:17 | 日記
最近は古伊万里に関する図録や本も積極的に取り寄せています。というのも10年前と比べても明らかに本の金額も下がっていて購入しやすいようになったからです。

もちろん人気低迷もあるかとは思いますが、やはりネット社会フリマサイトの台頭など流通の裾野が広がったからではないかとも思います。そうであってほしい笑
いずれにせよ、送料の方高いんじゃない?というような値段で専門書が買えるのはお小遣い制のサラリーマンとしてはありがたいところではあります。

図録を見ていると結構同手の品も見つかったり、なんとなく同じ絵付けの感じとか傾向も感じとれてくるような気になります。
もちろん図録に載ってないものもたくさんあるとは思いますが、、、
何より鑑定眼のない私としては、似たようなものであると少し安心します。


このお皿は約20年くらい前にの行きつけのお店で購入したものです。今はないですが。

当時こんな傷だらけのお皿でも4万前後したと思います。藍九谷で結構珍しい皿だと店主は言っていたような気がします。他のより少し割高だったと思います。今では何分の一でしょうか??笑

いざ手持ちの図録を眺めると確かに表の花唐草はその時代ので良くある絵付けですが、同じような変形のお皿は見つからなかったのでまあまあ珍しいんじゃないのかな?と思っております。


細かいほつだらけで8箇所ぐらいあります。



裏側模様も藍九谷っぽい自由さがあるよな感じます。


高台は少し高さがありました。しっかり傷もあります。
銘なんかがあるとさらに良かったんですが笑

花唐草文花形小皿
口径12.5 底径6.6 高さ2.9
17世紀後半あたりのものではないかと思っております。

余談ですが

このタイプの皿立てって結構値段しますよね。私はお皿を買った時店主がサービスでつけてくれたこれしか持ってないです。
購入しようかとも思いますが、数個買ったら傷ありのお皿買えそうだなと思うと、なかなか手が伸びません。
折たたみのタイプはあるのですが、飾るとしてカッコいいのは写真のタイプかなと。あとはやはり安定感があるなと感じています。←重要
お皿の価値は下がってしまいましたが、皿立ては価値を維持しているのかな??笑