骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里皿

2024-01-20 12:15:00 | 日記
このお皿も馴染みだったお店から引き継ぎ!?した品です。
今から17、8年前くらいじゃないかと思います。店主曰く初期に近いものだと。値段は確か55000円くらいだったかと。購入時はもっとまけてもらいましたが、私の買った伊万里では最高値です。
※今ではこの金額は購入無理ですのでおそらく今後更新するこはないと思います笑

ただ、これだけ派手に割れていたら、いまでは数千円ですかね笑

因みに傷による価値の目減りはいかほどなんでしょうか?ホツありだと半額?ニューだと2割このお皿みたいのだと1割とかその辺の解釈がよく分からないところです。
好きなものを集めたら良いとは思うのですが希少性を高めていくとやはり傷がない方が良いよなあ。などと軍資金もないのに背伸びしてきてしまっている今日この頃です。


口径13.6底径6.8高さ1.9

山水の図柄ですが濃淡と絵付けの丁寧さは気にいりました。
ただ年代が私には少し難しく1650年頃はあるんじゃないかなあと漠然と思っていました。

高台は2分の1くらいです。
初期はやはり3分の1が多いと思います。本では初期でも3分の1でないものもあるとは見たのですが、これは初期から藍九谷への以降あたりの品なのかなあと思っています。


歪みもあります。縁は平らになっており三角の文様があります。





話しが飛びますが、昨日注文した柴田コレのなかったものが九陶から届きました。
普通に注文して買えるんですね笑
パート1から4を10数年ほど前2万といくらでヤフオクで買ってしまっていたので拍子抜けでした笑


早速目を通すと


縁文様が似ているものを見つけました。
この写真のものは1660年から1670年との記載です。
山下さんの初期伊万里の文様という本では
この縁文様は見つけられなかったので、やはり、この図録に載っている皿とと同じ時代とするのが妥当なのかなぁとも思っています。


更に余談ですが、写真に載っている色絵のお皿と同じものが、ここ二週間くらいにヤフオクででていました。状態は私のお皿と同じく真っ二つですが価格は5000円。

色絵は全く自信ないのですが縁文様が自分の同じでもしかしたらと思って気になっていたのですが、手が伸びませんでした。
今日探してみるとすでに入札1で売り切れでした。もっと早く柴田コレクション見てたらきっと入札してました笑
その辺を考慮すると私のお皿も、もはやそんなもんなんでしょうね、、、

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぽぽさんへ (遅生)
2024-01-20 13:04:26
良い皿ですね。
縁が鍔状、高台は高め。上手です。
疵のある品の価格は難しいですね。
そもそも、伊万里をはじめとする陶磁器の値段が不必要に高かっのだたと思います。業界全体の販売戦略でしょうね。それと世間の風潮。
中国陶磁器でもそうですが、値段が下がって来るにつれ、人気もなくなってきました(鶏と卵でどちらが先かわかりませんが)。
品物自体の価値は変わらないわけですから、蒐集道をつき進むには絶好の時期が来ていると思います(^.^)
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Unknown (ぽぽ)
2024-01-20 13:33:50
遅生さんへ
ありがとうございます。私の持っているものでは一番古いものだと思います。。
ぶれずに良いと思ったものを無理のない程度に集めるつもりでいたのですが、昔の値段を考えるとこれはお買い得だから欲しいという邪な気持ちに負けてしまいます笑
でも今の価格のおかげで最近蒐集道に戻ってこれたのもあるので紆余曲折してしまいますが自分の蒐集道を突き進むだけですね!(^^)
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ぽぽさんへ (Dr.K)
2024-01-20 19:53:12
このお皿は、口径が13.6cmしかないのですか! 20cmくらいはあるのかな~と思いました。大きく見えますね(^_^)
これ、典型的な初期伊万里の造形(鍔縁など)ですし、典型的な初期伊万里の文様ですよね。
このお皿の場合は、小皿なものですから、高台を小さくすると作りづらいので、結果的に、口径と底径との比率が3分の1にならなかったのでしょうか、、?

疵と値段との関係は、いろんな要素がからみますから、一律には決まらないのでしょうね。
このお皿の場合は、疵の線をもう少し目立たないように綺麗にすると値段は高まるように思いますが、、、?

何年か前、ある方が、「柴コレの本をヤフオクで高く買っている人がいますが、気の毒ですよね。九陶に直接注文すれば安く買えることを教えてあげたいですよね」と言っていたことを思い出しました。
ぽぽさんも、ヤフオクで高く買っていた一人だったのですね。まっ、それも勉強でしょうか。

今は、随分と安くなりましたよね。
過去に相当に高い授業料を払って目を養ったようですから、これからは、その授業料を回収していってください(^-^*)
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Unknown (ぽぽ)
2024-01-20 22:21:33
Kさんへ
これ小皿でした。小皿なので絵付けは丁寧に見えました。高台の件はなるほどでした!ありがとうございます。やっぱり初期に近い年代ということさせていただきます!
柴田コレクションは本当にたまたまネットで見つけて直接買えることを知りました。
何冊でているのかも分かっていなかったんですが、やっとスッキリしました笑
色々本買いましたが結局一番柴田コレクションを見ています。
蒐集は高い授業を大分払ったなあと思います。
傷でも本歌ならいんですけど未だにモヤモヤするものもあります。
授業料回収出来ればよいのですがまだまだ払い続けそうな予感がします。(^^)
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ぽぽさんへ (酒田の人)
2024-01-21 23:21:43
雰囲気の良い初期の小皿ですね!
ワタシは初期伊万里は持っていません(初期に近い品はありますが)
正直なところ、「初期伊万里」と「くらわんか」はずっと避けて来たように思います。
昔は初期伊万里は随分と高かったですよね、近年は普通の初期(?)は多少安くなりましたが・・・
以前に京都の業者さんに、「初期伊万里は判りやすいですよ」と言われましたが
未だに初期については自信が持てないのも現実です。(故に手が伸びない)
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Unknown (ぽぽ)
2024-01-22 07:24:25
酒田さんへ
私も初期っぽいのはこのお皿と小瓶の二つくらいしかないです。
馴染みだった店から引き継いだものです。
くらわんかに関して言えば私の眼では真贋の判定は厳しいです。もちろん初期もですが笑
特に最近は手にとって買う機会がなくなりました。写真のみだと尚更むずかしいですよね。出品者のその他商品や過去評価の商品など品以外の所で総合的に判断できるのは良いかも知れませんが、、
そういったところもあり私も藍九谷あたりのものに手が伸びます。藍九谷病感染者かもしれません。笑
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