NEETな日常

<Not in Education,Employment or Training>

平成の無責任男

2007-10-18 18:24:35 | 時事寸評
だいぶお久しぶりの更新です。

気がついたら国政選挙や都知事選もとっくの昔に終わり、総理大臣まで変わってしまいましたね。

安部元首相の去り際のまずさは現代日本を象徴しているような出来事でした。

一億総無責任化。

大企業や老舗の偽装や改竄が明るみに出て、政治資金などの不透明さ、事務処理のいい加減さが日の下にさらされ、あろうことか一国の大臣が任期中に自殺し、その後任も更迭される始末。
こんなお粗末な人たちでも国政に居座っていられるのが、現代日本です。
「一部の」失敗者に優しい再チャレンジの国。
なんと美しい「身内」のかばい合い。
「一部」や「身内」以外の、ニートや非正規雇用者などの社会的底辺でうろうろしている人たちには再チャレンジどころか、最初からチャンスすら与えない構造には全く目をつぶったまま、ご立派なことです。

そして政治の無責任の集大成としての安部辞任。
辞めない、と言った舌の根も乾かないうちに辞める。

昭和の無責任男には、まだ愛嬌がありましたが、平成の無責任男達は、ただひたすらに醜い。