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NPO法人「アイ・メンタルスクール」で入寮者の無職男性が死亡

2006-04-22 01:45:00 | NEET
引きこもり支援施設変死事件、現場検証…名古屋 (読売新聞) - goo ニュース


あるニートが殺されました。彼を「救う」はずだった人たちの手で。

事件がおきたのは名古屋市北区にあるNPO法人「アイ・メンタルスクール」の寮。死因は手足に受けた打撲による外傷性ショック。
報道によれば、殺された男性は時々暴れることがあり、時々拘束されていた、とのことですが、彼が「アイ・メンタルスクール」につれてこられたのが14日、そして死んだのはそのわずか4日後18日。たった四日間で外傷性ショックを起こして死亡するほどの傷を負わせられたのは、日常的な拘束が行われていたと考えるほかにはありません。

この殺人集団NPO法人「アイ・メンタルスクール」の代表者は杉浦昌子。
この人はテレビでたまにやっているひきこもり特集などにも出てくる人のようです。
私はテレビのひきこもり特集がとても嫌いです。見ていて、非常に気分が悪い。
普段は何もいえないのであろう父親が、いきなり怒鳴り散らして、乱暴に息子を部屋から引きずり出す。母親が号泣する。そして、アカの他人であるはずの、化粧の濃いおばさんがえらそうに説教する。ひきこもりの息子ではなく、その両親に。
家から出たがらない息子を無理やり、つまり暴力的に引きずり出して、化粧の濃いおばさんが「経営」する「更正施設」に送り込む。
この全過程は、ひきこもり本人の意思も人権も無視した犯罪行為です。それなのに、テレビではまるで善行を施しているように表現される。「みんな、彼自身のためなのです」なんて、たった一言のコメントで、犯罪行為が正当化され、それが公共の電波に乗って流される。信じがたいことですが、これが現代日本の真実です。
今回、殺人を犯した「アイ・メンタルスクール」は、外傷性ショックを起こすほどの傷を与えることになった拘束行為も殺された「彼自身のため」、と強弁するのでしょうか。

ひきこもりと呼ばれる青年達に対して行われてきた、「善意の」犯罪行為を黙認していた結果が、今回の殺人事件につながっているのだと断言できます。かれは、警察の怠慢、一般大衆の犯罪行為に対する不感症の犠牲になって死んだのだといえるでしょう。

さて、息子を殺された両親は、いまどういう気持ちでいるのでしょうね。
もしかしたら、厄介払いが出来た、と喜んでいるかもしれません。
NPO法人「アイ・メンタルスクール」は慈善事業ではありません。NPO法人といっても、ただでひきこもりの青年達をさらってくるわけではないのです。どうしても、お金がかかるのです。死んでしまえば、金はかからなくなるわけですがね。
家にいれば、死なずにすみ、殺人者杉浦昌子や、結果的に殺人集団に我が子を売り渡してしまった両親達が考えるところの「立ち直る」チャンスがあったかもしれない、一人の人間の未来を、殺人集団NPO法人「アイ・メンタルスクール」は、冷酷非常にも奪い取ってしまったのです。

とはいっても、この事件でNPO法人「アイ・メンタルスクール」が亡くなる可能性は低いですし、よしんばなくなったとしても、また同じような施設がすぐに作られることでしょう。いや、すでに同様の殺人集団予備軍は、日本全国どこにでもあるのが本当かもしれません。

ニートな私とにとって見れば、明日はわが身。「善意」の人々に命を奪われるのは、次は私かもしれないし、あなたかもしれない。
殺されたひきこもりの青年よ、安らかに眠りたまえ。たとえその死が、苦痛と恐怖と屈辱にまみれていたものだとしても。


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