NEETな日常

<Not in Education,Employment or Training>

gooニュース

2006-02-26 14:16:24 | 時事寸評
日中の過去知り変化 反日デモに反発の高校生 (共同通信) - goo ニュース

記事の詳細はリンク先を読んでください。
それにしても、この記事では高校生達がどのように変化したか触れられていないんですよね。
報告の内容も一緒に報道して欲しかったです。

まあ、私のように鬼畜米英を蛇蠍の如く忌み嫌ってる人間としては、中国、韓国が日本帝国主義を批判的に捉えて、でも活動をするぐらい当然だと思いますがね。
逆に、日本でも反米基地闘争のデモ活動などをもっとマスコミが取り上げるべきなだと思いますがね。
未だに国土の一部を占領されていながら、文句の一つも言えない「愛国」なんて、世界の笑いものですよ。


ハリウッドの名脇役、リチャード・ブライト氏死去

2006-02-24 23:39:51 | 映画・音楽
海外ボツ!NEWS
さんの2月20日の記事によると、映画『ゴッドファーザー』シリーズのアル・ネリ役などで有名な性格俳優リチャード・ブライト氏が、ニューヨーク市内で交通事故に遭って亡くなったそうです。
アル・ネリと言われてもピンとこない方の為に、海外ボツ!NEWS
さんの記事から引用させていただきますと、アル・ネリとは、

一貫してマイケルに忠誠を誓う元警官の殺し屋で、1ではコルレオーネ・ファミリー最大の敵、ドン・バルジーニを交通警官になりすまし、射殺、2では湖に浮かべたフィッシングボートでマイケルの兄フレドーを処刑する。

という役どころです。
どちらも長いシーンではありませんが、その後のマイケル・コルレオーネとファミリーの命運を左右していく重要な役どころなのです。

昔の映画には、リチャード・ブライト氏のような名脇役が必ず出演していて、映画を引き締めていたものでした。映画通に言わせれば、その映画を生かすも殺すも、ひとえに脇役の演技にかかっているといっても過言ではないそうです。たんに主人公の引き立て役にはとどまらない、渋い演技のできる脇役をそろえることができるかどうかに監督の力量があらわれていたともいえるかもしれません。

現在の映画やテレビドラマでは、出演者全員が主人公のような、百花繚乱というよりも百花騒乱とでもいいたくなるような「豪華キャスト」が流行る傾向にあるようですが、脇役の重要性を再認識するべきではないかと思います。
映画界にとどまらず、現代日本社会は勝ち組、負け組などのランク付けなどにみられるように、みんなが主人公を目指すのがあたりまえ、主人公以外は皆負け組、といったような風潮が見られます。しかし、一見華々しく活躍しているように見える時代の「主人公」は、実は多くの脇役に支えられてはじめて「主人公」としての役割りがあたえられるのです。
つまり、映画でもドラマでも、また現実世界であっても、脇役のない主人公など、ありえないのです。

今の日本社会は、こうした脇役の存在活を認めず、その生活をどんどん脅かし、見てくれだけのかりそめの主人公を求めているように見えます。それがどんなに不自然で危ういことか、考えてみればわかることでしょう。

主人であるマイケル・コルレオーネを引き立たせるために、いつでも陰で重要な役どころを果たした忠実な側近、アル・ネリの冥福を祈りたいと思います。