マダムあっこの明日はもっと・・・・・

雨にも負けず、風にも負けず、忍び寄る‘老い,にも立ち向かい、
マダムあっこの毎日はこうして過ぎてゆくのであった

夢舞台

2010-04-05 | 日記

             


民舞教室に通う子どもたちが参加させて頂いた、「夢舞台」


プロの民謡歌手の方々の生歌・生演奏と
地元の‘踊り手,との共演

全国を回って公演していらっしゃる

一昨年にいらしたときは、娘たちが「花笠音頭」で参加した




ふだんはCDとテープをかけての練習なので、
当日の公演前の午前中に、初めて唄と合わせて踊る

微妙にテンポや間奏の時間が違ったりするので、
正直ドキドキもの


12時開演なのに朝から集合して、
リハーサルをしたり
化粧や着替え・・・






約50曲の公演、
その中で子どもが出場するのは
ウチの2組とあと2組ほど・・・

観客はジャンル上年配の方が大半だが、
踊る側も同じような感じ

‘子どもが踊る,というだけで、
「かわいい」とか「じょうず」とかの歓声があがり、
割れんばかりの拍手をいただける



今回は中学生・小学校高学年のベテラン組が
「鹿児島ハンヤ節」を・・・






他の子たちは、
佐賀民謡「面浮立(めんふりゅう)」を・・・

我が家の3人も、このチーム









今までで、一番良い出来
ステージママたちは「よかったあ~」とため息


そのコーナーの最後に、
地元の民謡「鈴かけ馬おどり」を先生方の大人の組と合同で踊った

        


        



娘が1年生になった夏に通い始めた教室
たまたま三男のクラスメイトが,唯一の男の子で入ってきた

たったひとりの男の子というのに気おくれしたのか、
「妹もいるから、一緒にやろうよ」と誘われ、
友だちの誘いを断れない心優しき三男は、一大決心をした

「人前でなにかをする」なんて、絶対できないシャイな子だったが、
「友だちのためなら」と思うタチなのだ

そして、
「ちょっと見学してみようかな・・・」と言って付いてきた次男・・・

実は私は、次男が一番興味をもち、
兄妹の中では「一番上手かも」と思った

思った通り、「やりたい」と始めた
「上手ね~」と先生方にも誉めていただくこともあった

20名近くのメンバーで、男の子は次男と三男だけ
最初にきっかけになった彼は、結局1年足らずで止めた

それでも「やめたい」ということもなく、3人とも続けてきた
どんどん踊ることが好きになっていった・・・


民謡ということで
年配の方に喜んで頂ける

夏場のお祭りや老人施設の慰問・・・
くしゃくしゃな顔で喜んでくれるおじいちゃんや
涙を流しながら握手をしてくるおばあちゃん、
子どもたちも、いろいろ思う事があったようだ

義父のグループホームのお祭りでも
何度か踊らせてもらった
それも良い思いでだ


次男は、
一応今回の「夢舞台」で卒業することになった

中学入学で部活が始まると
両立は難しくなる

「嫌い」じゃないので、
もし、少しの練習で参加できることがあれば
それはそれでできることもあるかもしれないが・・・


三男は
今度お友達の男の子が入るかもしれないというので
それなら続けるつもりでいる

娘は、
絶対にやめたくない
この子に習得させるのには、大変な苦労をするが
この教室に行くと、
たくさんのお姉ちゃんや妹がいて楽しい

お兄ちゃんしかいない娘にしたら
楽しい‘女の園,


大変なこともあるが、
母親たちも子どもたち同様仲が良く、居心地がいい


なによりも、
子どもたちの成長をみることができて、
貴重な経験をさせていただいて、
感謝している


本番直前、
舞台そでで次男が寄ってきて、
「おかあさん、最後の舞台がんばってくる」と
ガッツボーズをしたその拳を
私の目の前にもってきた

「がんばっておいで」と言って
私も拳骨にした拳をあわせた


急いで観客席の通路に回り、
カメラを向けながら涙がでてきた・・・




         おつかれさま、

              そしてがんばったね





体調悪く、しんどかったけど
とても良い日でした