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まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「どうでも良くない誕生日」 (# 195)

2013-01-14 22:41:42 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。

雪でしたよ!
大雪です。
びっくりでしたね~。

今日のお茶菓子なんですけど、雪をテーマにした物にしたいのは山々なんですが、
あいにく以前出した これ しかなくて。

そろそろ出そうと前々から準備してた本品でお許し下さい。

雪じゃなくて晴れの日の詩だけど、明日は晴れるって言うし!
オッケーだよね!


3連休、皆さまは楽しく過ごされましたか。

与えて受け取る天の喜びが、皆さまの憩いに降り積りますように。


2013年1月14日ブログ直接投稿 「どうでも良くない誕生日」

こんなことってあるんだね
今までなんとも思わなかった誕生日
人のだったら ああそう で終わり
自分のだったら 年取るのが嫌だったり
でも特別気分が むずがゆくって
変わらず流れる世界に向かって
どうでもいいと うそぶいていた

それがどうだい 今日のこの日
いつもと変わらない晴れた朝
だけど 大事な人の大切な日は
ちっとも どうでも良くなんかない
君の幸せを心からこの空に願う
そんな誕生日があるんだと
僕は初めて気づいたよ

一年の中の普通の一日
君はどうでもいいって
思ってるかもしれないけど
僕がこの日を大切に思うよ
君がどうでもいいって思ってる
君の幸せを僕が願うよ

ねぇ 分かってる?
どこにでもいるただの人だと
どうでもいいと諦めてる君の
幸せを願う誰かがいるってこと
君は幸せになっていいんだって
きっと きっと思い出して

だから 僕も大切に思うよ
ただの僕の誕生日
誰も祝う人はいないけど
どうでもいいなんて
もう思わない
僕の幸せ願う誰かがいたら
がっかりなんてさせたくないから

こんなことってあるんだね
君を大切に想う気持ちが
僕を大切に想うことを
優しく温かく教えてくれる
僕の幸せを心からこの空に願う
そんな誕生日があるんだと
僕は初めて気づいたんだ



人気ブログランキング ← 明日真っ白な雪で遊べないのが残念ですねー。
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「ひとりぼっち」 (# 194)

2013-01-10 21:08:45 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
お今晩は~。

健やかな夜ですね、皆さまいかがお過ごしですか。


う~ん、今週も木曜が来ちゃいましたけど、何書こう。
ほんとはこのお茶会、去年の11月で終わるつもりだったんですよね。

だけど何か書いてたら、いつの間にか年越しちゃって・・・。


そういえば、先日新聞の一面で見たんですけど、
ネットウィルスの愉快犯みたいのがいるみたいですね。

クイズみたいのをばら撒いて、さあ解いてみろ、とか
マンガみたいな話をリアルでやってるみたいです。

警察が動いているようなので、
多分解かないと面倒なことになるような設定なんでしょうけど、
この人も世間に見てほしくて関わってほしくて孤独なんだろうなぁ、って思いました。

まかろんもね。

犯罪ごとをしないでいるだけで、この人と大して違わないのではと思うのです。

皆みんな本当は、自分を塗りつぶす世間の泥沼から何とか顔を出して息をしようと必死なんだ、と思うと悲しいです。

どうしたら誰もが人間の尊厳を守って生きられる社会になるのでしょうか。

すべての人が楽に息ができる世界を望みます。


・・・また3連休ですね。
また来週、お会いしましょう。


2011年1月30日ついったー投稿 「ひとりぼっち」

ひとりぼっちがひとり 
ひとりぼっちがふたり 
ひとりぼっちが・・・たくさん

ひとりぼっちが一人 
膝を抱えて座っている 
暗闇の中 背を丸くして 
狭い部屋の中 座っている

ひとりぼっちが二人 
あちらとこちら 膝を抱えて暗闇の中 
丸めた背を向け合って 
狭い部屋の中 座っている

ひとりぼっちが沢山 
あちらこちら ひしめいて暗闇の中 
背を向け合って 見えるのはただ自分の膝 
狭い部屋の中 座っている

こんなに沢山 ひとりぼっちがいて 
一足す一は二にならない 
隣りの独りに手を伸ばしても 
鏡合わせの影の中 独りが増殖するばかり
映る姿は自分の孤独 
どこまでも続く無限のループ

ひとりぼっちはたくさんぼっち 
笑顔の裏に孤独の鏡を貼り付けて 
群れ為す独りの闇の中 
膝を抱えて 座っている



人気ブログランキング ← 心の鏡に映る貴方はどんな姿ですか?
コメント (2)
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「遠くのきらきら星」 (# 193)

2013-01-07 21:34:37 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。

1月7日です、もう先週から仕事始めだった方もいらっしゃるでしょうが、
とりあえずこれでお正月シーズンも終わりですね。
今日のお仕事はいかがでしたか。
お疲れ様です。

さて、仕事始めということで、もうお休みが恋しい方もおいででしょうか。
仕事で何が嫌なのか、というと、
まあ、したいことができない、という時間的制約もありますが、
やりたくないことをしなくちゃいけない、強制されている、
「自分」を抑えて会社の枠に収めないといけない、ということがあるかと思います。

人間の尊厳はどこから生まれるのでしょう。

ひとまわり回って、結局どうすれば幸せになれるのか、まだ分からないままでいます。

2013年、一緒に羽ばたいていきましょう。


2013年1月7日ブログ直接投稿 「遠くのきらきら星」

遠くの星を ながめてた
夜空に一つ 輝く星を
いつか あの星に触れたいと
伸ばし続けた手は ちぎれそう
それでも星は はるかに遠い

もう 止めてしまうのかい
もう 十分自分を磨いたと言うのかい
ちょっとねだって飴がもらえる
そんな子供じゃないだろう

もう 逃げてしまうのかい
もう ふてくされてしまうのかい
わずかな雫 それだけじゃ
運命のバケツは 満たせない

星をつかもう きらきら光る
誰にも 認められなくてもいい
バカな徒労と 笑われていい
したたる雫 見えなくても
その力は静かに 降り積もる

星をのぞもう きらきら光る
のぞみ続けた 輝きは
のぞむ心に 降り積もる
一滴一滴 満ちる心は
いつしか光り 星となる

遠くの星を ながめてた
いつか あの星が幸せくれると
だけど 遠くの星はもういらない
きらきら光る 輝きは
この心にこそ 宿っているから

この心こそが 光だと
今の僕には 分かっているから



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