【みんなでごはんプロジェクト~まあるい食卓~】毎月第3日曜日の11時~、尼崎市小田南生涯学習プラザ2Fでやってます♪

「まあるい食卓」とは、みんなで準備をして、手作りのご飯をたのしく食べる。誰でも参加できる、まるくて大きな食卓です。

5月21日(日)第24回〜みんなでごはんプロジェクト〜まあるい食卓、開催いたしました。

2017-05-21 22:33:34 | 終了したイベント(ご報告)

みなさま、こんばんは。

5月21日(日)第24回まあるい食卓の開催日でした。 

お天気にも恵まれ、大人16名、お子さん11名、スタッフ13名、セラピードッグ1頭と飼い主様1名、計41名とワンコ1頭のご参加となりました。
今回のお子さんたちはほぼ全員が幼児さんや低学年のお子さんで、可愛らしい歓声と笑顔の花があちこちで咲いていましたよ。スタッフはみんなメロメロでした。

 

24回・・ということは、そう、まあるい食卓が始まって、ちょうど2年目!(毎月1回の開催です。)


コアメンバーとして、「まあるい食卓」が産声をあげる前から関わらせていただく身として、「もう2年も経つのだなぁ・・」という気持ちと、「2年間、関わるみなさんのお力でここまで場が育っていったのだなぁ・・」というしみじみと言葉にならない思いにかられます。ひとりでは決してできないこと・・


「おにぎりをみんなで作って食べる」というシンプルなスタイルを続けて、2年。


メンバーひとりひとりが大切にあたためてきた思いを持ち寄って、うまれたみんなでごはんプロジェクト「まあるい食卓」
さまざまな人との出会いの化学反応で、毎回毎回模索しながら、1年ほど続けた頃にやっとまあるい食卓としての場が立ち上がってきた感じがします。

毎回が新鮮で、新しい取り組みであることが、まあるい食卓らしさかなぁと改めてふりかえって感じます。

私も毎回、たくさんの新しい出会いや分かち合いを、この場を通して受け取っています。 

 

今回も、新しい企画がありました!


ひとつは、セラピードッグの黒ラブラドール・ファンタちゃん(女の子)のドッグセラピー。

もうひとつは、おとなの「おしゃべり会」とこどもの「こども会議」。

セラピードッグのファンタちゃんは、訓練を受けているので、小さなこどもたちも安心して触れ合えます。

なでたり、おやつをあげたり、一緒に横にねそべったり・・子どもたち、興味しんしん!最初はおっかなびっくりだったのが、少しずつ慣れて、ファンタちゃんを枕にしたり、お腹の下をくぐってみたり・・大人気でした!


ファンタちゃんと飼い主様、ありがとうございました。

もうひとつの新企画!


いつもはまあるい食卓の終了後、スタッフだけでミーティングをしているのですが、その場を解放して、普段参加している方々にも自由に入っていただいて、一緒にまあるい食卓について話し合う会を開催しようということになりました。今回はスタッフのほか、おとな1名、幼児さん1名のご参加でした。
参加くださったのは、5回ほどお子様連れで参加くださっている若いお母様で、「野菜がとても美味しい」「食べたことのないもの、自分が作らないようなものが毎回食べられてうれしい、子どもも喜んで食べている。」というご感想をいただきました。
直接ご感想をいただける機会があるのはやっぱり双方向でいいなと思いました。

そして、おしゃべり会では今年度の目玉企画!「大豆を育てて、味噌を作ろう!」の説明も。

府県や市町村などの行政区画ではなく、川の流域という原始から続くいのちの営みとしての源流から河口までをひとつの単位として、川沿いに暮らす人たちがつながって循環しよう、というコンセプトで活動をしている方々とのコラボレーションで、今回まあるい食卓でも、毎回いただくお味噌汁のお味噌を、大豆から作るということを通して、川の上流の能勢の畑と、河口近くであるまあるい食卓のある街がつながる、という企画がうまれました。

さっそく来月から、大豆を育て始めます。そして、実際に能勢の畑に行く遠足企画も!
これから、具体的に決まり次第、ご案内いたしますね。ご意見やご要望もどしどしお送りください。


 今回、子ども会議のほうは、お子さんたちの参加がなかったため、開催なしでした。子どもたちの声を直接聞く、運営に反映する、このような機会を今後も作っていけたらなぁと思います。 

 

今日のおかず・・


いつもお世話になっている八百屋さん、農家さんより新鮮なお野菜やお豆をいただきました!
ありがとうございます。

そして、調理担当スタッフ数名の愛情のこもった手際良い腕で、しみじみ美味しいおかずの数々ができあがり!
同時進行で数種類のおかずがあっという間にできあがります。
実況中継するだけで、素敵なオーガニッククッキング番組ができあがりそうです。
朝のキッチンボランティアさんも募集しています。どんな風にまあるい食卓のおかずができあがるのか、一緒に作りながらお野菜料理のコツを学ぶこともできますよ。

 参加者さまのご要望もあって、1品だけを、11時〜参加者様交えて公開で作るプチお料理教室もこれからやってゆく予定です。

 

私は自分で作る料理がワンパターンになってしまいがちなので、毎回まあるい食卓で、しみじみ美味しいおかずをいただくのが楽しみで仕方ありません。


 美味しいごはんの後は、子どもたちはふぁーふぁさんの布おもちゃで遊んだり、折り紙、絵を描いたり、ワンちゃんと遊んだり・・テラスからお部屋を抜けて駆け回ったり・・
お母さんたちは、タッチケア支援センターのボランティアさんのやさしいタッチケアを受けてリラックス。そこここでおしゃべりの花が咲きます。

あたたかくって、ゆるやかで、自由で、やさしい空気・・・

いつものまあるい食卓の空気が、お部屋を透明に、あたたかに包んでいました。

幼児さんのお母様が、「毎週日曜になると子どもが、『おにぎりの会に行きたい!』って言うんです、月1回しかないから、今週はないんだよって言うんですが。とっても楽しみにしていて。」とおっしゃっていて、嬉しくなりました。月1回って、こどもたちの流れる時間感覚の中では、とっても長く待ち遠しく思ってくれてるんではないかな。そう思うと、より一層1回1回の会が、とても愛おしく大切に思われてきました。

 

今回もうひとつ、イベント終了後の16時から、まあるい食卓主催で、「竹パウダーを使ったコンポスト」の紹介講座がありました。 



これは、「大豆を育てて味噌を作る 」ことに通じるのですが、普段生ゴミとして費用をかけて焼却しているゴミを、竹パウダーのコンポストを使うことによって肥料にして、大地に帰し、その肥料を使ってミネラルたっぷりのお野菜を育てることで、体に取り入れてゆく、というエコ・リサイクルの循環を気軽に取り入れるツールのご紹介でした。これは、玄関先でも気軽に取り入れることができる画期的な方法で、私もさっそく明日から取り組んでみます。

 

まあるい食卓、2年がすぎて、今年度はまた新たなチャレンジ、よりダイナミックで根源的な「食」を通した大地、川、そしてそこに生きる人々とのつながりづくりを始めてゆきます。

きっと、いのち踊る、ワクワク楽しいことがたくさん待ち受けている気がします!

 

まあるい食卓はどなた様にも、さまざまな形でご参加いただける企画です。ピンと来られたらぜひ、お仲間になってくださいね。

 

 

 

そして、ご寄付による支援も毎月の食材費ほか運営費用として大変助かっています。
毎月ご寄付くださっているオーガニック&ベジタリアンカフェアトルさんほか、各募金箱へのご寄付もほんとうにありがとうございます。

(文責 田中)


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『お腹もハートも温まろう~♪』
「みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~」は、誰もが気軽に、ご飯たべたり、おしゃべりしたり、遊んだりして過ごせる場をめざしています。
大人も子どもも、おじいちゃん、おばあちゃんも。昔から地域に住んでる人も、新しく入ってきた人も。そしてなにより温かい食卓につけない子供達に届けたいと思います。

当日は、開催時間内の、好きな時間に来て、手を洗っておにぎりを作ります。具沢山のお味噌汁は、こちらで用意してます。
★マイ箸、マイカップにご協力くださいね。
★「ご飯がくっついてもったいない」との意見があり、紙で作るお皿やお椀は廃止となりました。
ご飯のあとは、テーブルでおしゃべりしたり、ゲームしたり、外の公園で遊んだり。
★ボランティアでのご参加希望くださる方へ。
ガイドラインを作成していますので、ぜひ一度ご覧ください。

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次回の、まあるい食卓のご案内です。
【日時】6月18日(日) 11:00~14:00

【参加費】※参加費は、会の運営に充てさせて頂きます。
・大人・・・300円
・中学生以下・・・無料
※おにぎりと具沢山の味噌汁と、季節野菜を使ったおかず。
60食程度ご用意してますが、なくなり次第終了です。

【持ち物】
なるべくマイ箸、マイお皿、マイカップ(お茶用)、マイスリッパをお持ちくださいね。

場所】
喜楽苑地域ケアセンターあんしん24(詳細地図・アクセスはリンク先をご覧ください)
尼崎市金楽寺町2丁目7-7



 


 


 



 

 




 

 


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