鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

SF映画に関する小ネタ

2006年02月16日 23時11分35秒 | ゲーム・コミック・SF
「CASSHERN」は押井守の実写化だという話を先日書きましたが、一緒に「CASSHERN」を観た師匠曰く、
「押井守を実写化できただけでもすごいじゃん。だいたい、押井守だって『ブレードランナー』の焼き直しでしょ?」
と暴言を吐く(笑)
いや、鴨的に押井守と「ブレードランナー」は繋がらんぞ。つーか土俵が違うような気がするぞ。「ブレードランナー」は、それ以降のSF的ヴィジュアル全てに影響を及ぼしてるヴィジュアル・アイコンであって、80年代を席巻したサイバーパンク・ムーブメントの原初的風景とも言える作品だと思う(でもテキストはP. K. ディックの原作を越えてないと思う)んだけど、押井守のヴィジュアルは私小説みたいなもんでしょー。
と頭の中で反論を構築していたら、師匠が
「要するに、SF映画のオリジナリティは『2001年宇宙の旅』に尽きるんだよ!!」
と、更なる暴言を吐く(爆)そんな師匠はキューブリック作品が大好きですヽ( ´ー`)ノ

まぁ、サイバーパンク・ムーブメントが現実世界に飲み込まれて失速してしまった今となっては、「ブレードランナー」も時代のアイコン以上の意味はなくなってきていると鴨も思いますけどね(^_^;
以上、ややマニアックな本日のエントリでした~。ツッコミ歓迎。


追記:サイバーパンク・ムーブメントの人的アイコン、ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリングの両氏は、今何をしてらっしゃるんでしょう?最近その辺は全然チェックしてないんですがヽ( ´ー`)ノ
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