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金利は上がる?それとも・・・。

2013年05月17日 | 金融
貸出金利は、2、3年後が目途か?

金融を緩和するのは、企業や個人の投資を喚起するのが目的だ。その有効な投資先として新たな成長分野の開拓を進めるのが第二、第三の矢となる。バトンタッチがうまくいくかが問題だが、日銀はインフレターゲットとして、2%を目途に、それを2年程度で達成するまでは金融緩和を広げるといているのだから、その間は低金利が続く可能性もある。日銀は2%程度のインフレはその後も継続する方針のようだから、国民はお金を使った方が得だという気分になる。その時に、金利が低いままだと、預金を引き出してモノを買う人が増えるから、銀行は預金金利を上げて、貸出し資金を集めざるを得なくなるというわけだ。

日本経済は長い間、超低金利というモルヒネを注射するということで、なんとか持ってきたようなところがあるから、金利上昇に馴染む体質にすみやかに移行できるかどうかが心配だ。これまで変動金利で住宅ローンを借りていた人たちへの影響も心配だし、国債の金利が上がったら、日本は本当に財政破たんしてしまうという話もある。



今、若年世代の所得が低いので、首都圏では分譲マンションの価格が年収の10倍です。それでも、これまで、買うことができたのは、ひとえに低金利のおかげです。金利が上がり始めたら、変動金利は怖いですから固定金利しか選べません。

『成長分野で働く人と、そうでない人との格差は間違いなく、広がるだろう。』という見方もある。



『金利上昇に備え、今こそ賃貸市場の整備を、遅れていたからこそ成長戦略に』

金利上昇が進めば、住宅ローンは完全固定金利型を選ばざるを得ないので、現状変動金利と比べたら、2~3%の金利差が発生する。第3の矢の成長戦略で賃貸住宅市場は可能性を秘めているだろう。これまで、政策的に置き去りにされてきたともいえる分野だ。持家取得促進のために使われる税金は、来年からの住宅ローン減税だけでも年間760億円といわれる。子育て世帯や親との同居を迫られるようなファミリー世帯が、良質で広い賃貸住宅に適正な家賃で住めるように家賃補助を導入すれば大型賃貸住宅の建設が進み、持家と並ぶ内需拡大の柱となる。



良質な賃貸住宅市場が整備されるメリットは、もうひとつある。従来は、やや広めの住宅を探すときは、持家市場しかなかった需要が、賃貸市場にも分散されることで土地価格の上昇を防ぐことができる。

安倍政権の経済政策が成功することを、日本の多くの人たちが願っている。そしてそれは、持続可能な経済成長でなければならない。そのためには、国民の生活基盤である住宅市場が今後も内需拡大のけん引役とならなければいけない。従来の持家偏重という片肺飛行ではなく、今こそ賃貸と持家両市場が互いに競い合い、健全な選択肢となる市場を構築していくことが重要だ。(住宅新報記事から引用)



今こそ、デフレからインフレに、低金利から高金利に、持家から賃貸にがトレンドになるか。

貴方は、ご準備よろしいですか?


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