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成年後見制度

2013年04月10日 | 人生
『成年後見制度』はご存知ですか。
「関心高まる成年後見制度」(住宅新報4月9日号)


2000年にスタートした成年後見制度。最近、不動産事業者向けセミナーでもテーマになることが増えてきた。基礎知識の習得にとどまるのではなく、後見人制度にも踏み込む動きが見られる。
世の中には、知的障害があったり、認知症になったりして判断能力が不十分な人がいるよね。そういう人を保護したり、支援するための制度なんだ。後見人が本人に代わって財産管理や介護サービス・施設への入居契約などの法律行為を行ったり、本人がした不利益な法律行為を後から取り消したりするんだ。・・・

日本は、高齢化が進んでいるんだ。当然のことながら不動産取引の関係者に高齢者がいることが多くなる。・・・介護保険制度と成年後見制度は高齢社会を支える「車の両輪」とも言われているんだ。・・・

大まかには「法定後見」と「任意後見」という2種類がある。「法定後見」というのは、判断能力が不十分になってから、家族などが申し立てすることによって家庭裁判所が後見人を選定する。
法定後見は更に3種類に分かれていて、それぞれ権限の範囲などが違うんだ。
一方「任意後見」というのは、あらかじめ本人が誰にどのような支援をしてもらうか決めておく方法なんだ。
・・・07年の申し立て件数は約2万4700件で、11年は約3万1400件まで増えている。・・・
後見人には子供が選任されることが一番多いけど、最近は親族以外の第3者が増えているらしい。弁護士とか司法書士とか、社会福祉士とか。なりて不足を解消すすために、市民後見人を育成する動きもあるみたいだ。・・・

愛媛の不動産コンサルティング協会は昨年、後見人になるための知識習得を目的とした研修会を開いていたね。社会貢献事業として取り組むようだ。
今、高齢者の資産は大半が不動産と言われている。不動産業界は、大きな関わりがあるよね。ただ、後見人をまかされるようになるには、中立性をどう保つかなど業界としての立ち位置を見直す必要があると思う。いずれにせよ1人暮らしの高齢者世帯がこれから増えてくることを考えると、知っておくべき制度であるとは間違いなさそうだね。・・・(以上)

任意後見人の担い手としては、金融財産や不動産運用に詳しい、ファイナンシャルプランナーや、公認不動産コンサルティングマスターなどの有資格者がおります。誰しも中高年になれば、具合が悪くなる前に、健康なうちに手を打っておくのが望ましいことではないでしょうか。

貴方は、成年後見制度の任意後見を利用するように、ご検討なさいませんか。

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贈与税の配偶者控除

2013年03月22日 | 人生
『贈与税の配偶者控除は今がチャンス』(不動産鑑定士・税理士 横須賀博住宅新報3月19日号より一部を抜粋)


婚姻期間が20年以上である配偶者から居住用不動産または居住用不動産を取得するための金銭を贈与により取得した場合、それらの財産に係る贈与税の課税価格から2000万円(配偶者控除)を控除することが出来ることになっている(配偶者への居住用不動産を取得するための2000万円までの贈与は課税されないということ)。…
贈与税の課税価格とは、土地については取引価格を言うのではなく、相続税評価額(路線価)を言い、家屋については固定資産税評価額を言う。居住用不動産とは、…居住用の土地のみでも家屋のみでも良いことになっている。…地価の安いうちに2000万円相当の土地を贈与しておけば、地価上昇時の2000万円相当の面積より多くの面積を贈与することができ、その分相続税の節税となる場合がある。…加えて、受贈財産については相続税の3年以内の贈与加算の規定は適用されない。…そんなことを考えると、居住用の不動産の2000万円の配偶者への贈与は今がチャンスである。更に居住用不動産のうち家屋は償却資産であり、年ごとに減価することを思うと、居住用不動産の中の土地だけの2000万円控除がより得策と考えられる。なお、この規定には条件が付されており、居住用の土地の贈与を受けた年の翌年3月15日までに受贈者の居住の用に供し、その後も引き続き居住の用に供する見込みであるものと定められており、居住用不動産を取得するための金銭の贈与を受けた場合も土地の贈与を受けた場合と同様の扱いとなっている。また、3月15日までには贈与税の申告も必要である。(以上)

このテーマは、『20年以上の婚姻期間を使った、仲の良い配偶者への居住用不動産の贈与』は、贈与税の優遇をしますから、相続の前にどうぞ贈与をお勧めしますという税の考え方で、理解できますでしょうか。


あるシナリオでは、不動産もしくは金銭を配偶者に贈与して配偶者が居住して、贈与した貴方は同居することになります。その貴方は、現在は借家なのか、もしくは持ち家なので一緒に転居するか、もしくは配偶者と別居するのか。贈与税の配偶者控除には、それぞれの家族関係が、色々と思惑が想定されます。

貴方は、贈与税の配偶者控除について、如何お考えですか。

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遺言書と家族の絆

2013年03月13日 | 人生

『遺言書と家族の絆』不動産鑑定士・税理士横須賀博(住宅新報3月12日号より)

最近、相続税の基礎控除が引き下げられるとのことから、中間層と推定される階層にも富裕層なみに相続税が課税されようとしている。…その遺言書には、次の3種類がある。
自筆証書遺言書 秘密証書遺言書 公正証書遺言書 …
…自筆遺言証書は本人の自筆のほか、作成年月日や加除訂正に充分に注意のうえ署名捺印することさえ満たせば、特別の費用も必要とせず本人自らが作成することが可能である(相続発生後に家庭裁判所の検認を受ける必要があるとされている)のに対し、公正証書遺言や秘密証書遺言は2人以上の証人を必要とするほか、公証人の費用を必要のするなど、自筆遺言証書よりやや複雑である。…元気なうちに、自らが家族会議を開き、相続財産のすべてを相続人に開示した上でその分割内容などを話し合える家族間であれば、自筆遺言証書でも大丈夫である。

…これに対し、公正証書遺言や秘密証書遺言者は、財産の開示やその分割についての家族間の話し合いが不可能であるなど何らかの不都合があり、それらの解決を相続開始後に、相続人にゆだねるという場合が多く見受けられる。

…ただ、…安全で確実な遺言書と言われているが、それなりの欠点も有している。…その内容通りに遺産を分割した事例は極めて少ない。…それらの原因は、①…親と相続人間との考え方の相違などが尾を引き、…法の力を借りて解決しようとする場合や、親自身の負の遺産の存在等も見受けられるからである。…選択の結果は、家族間での絆を大事にするというケースが多く見受けられる。②…遺言書作成の時期と相続が発生する時期との時間差によって、税法等の改正が評価資産の価格に大きな差異を生じさせたり、税法の解釈の相違などから遺産の分割にバランスを失する結果となる場合も存在する。③…公正証書遺言を作成した後に、相続人間に不測の事態(相続人の死亡など)が発生する場合には、そのたびごとに遺言書の訂正のための一定の手続きを必要とし、そのための費用と時間を必要とする。これに対して、遺言書作成の上での約束ごとを満たした自筆遺言証書であればいつでも修正が可能であるばかりでなく、費用も必要としない。

…相続問題を争族問題としないためには、親の生前になし得なかった事案や負の遺産を含めての解消をすることが、相続人に与えられた最後の親孝行と心に刻むことも必要なのではないだろうか。(以上)

思うに、家族間の愛の絆を堅くしておくことが揉めない条件です。但し、家族の強い愛と絆が有れば、そもそもいらないものかもね、遺言書は、備えあれば、憂いなしとするか。

『東日本大震災からの復興途上の中、次の大震災が危惧されるご時世、各々があの世でも共に支え合える人達のため、今から家族の絆を大切にして、禍根無きよう【新たな縁に強い家族の絆】を結びたいですね。』

貴方様は、『遺言書と家族の絆』について、如何お考えですか。


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人間の絆

2011年12月30日 | 人生
リーマンショックから立ち直りかけた経済が、東日本大震災、ヨーロッパの通貨危機、タイの洪水被害などによって、大きなダメージを受けました。
国内の政治は、過去のしがらみから脱しきれず、与野党の議員の力量不足も有って、足の引き合いで混沌としています。
改革には抵抗が付きもので、リーダーの手腕能力とあわせて発信力と共感力が必要条件です。大阪の橋下市長を見れば理解できそうです。頑張れ、日本の良きリーダー。

現世に生きる者として、「人間の絆」が有ればこそ、個々の命がつながることは、未曾有の危機で証明されました。
『家族の絆』、『地域の絆』、『国民の絆』、そして『世界の絆』です。

福島第一原発で、事故の終息に従事する人たち、被災地にボランティアで貢献する人たち、まだ現在進行形です。マスコミやタレントのパフォーマンスで、真に無私の貢献が風化したり、表面的な行為にならないように注意が必要です。

「タイガーマスク」現象のように、自分への見返りを期待しない他人への援助、決して売名行為や自己満足の精神ではなくて、「真の人間愛」に根ざしているように思えます。『気づかい、思いやり、人につくす心』は、「絆」という一文字の言葉では表しつくせません。しがらみや、時空を超えた、人間への愛情でしょう。

寒さのしみる、年末の空を見ながら、今年の流行語といわれる、人間の「絆」について思いを抱きます。

そういえば、人間の絆というモームの小説が有ったことも、思い出しました。

人間は、一人では生きられない。他者の譲歩や犠牲を期待するではなく、自らがまず奉仕し犠牲となる姿勢と気持が、何よりも『愛』が有れば、人と人を『信頼の絆』でかたく結びつけることでしょう。

皆様にとって、『くる年が信頼の絆で結ばれた、良い年となりますように』、祈念いたします。


      

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