Sweet Soul

久保田利伸さんのファン歴38年
Soul R&Bが大好き by麻亜沙

上田正樹「OSAKA」

2007-07-26 | MUSIC 
私的ライナーノーツ風に(笑)

上田正樹「OSAKA」
1.スルー・ザ・ナイト     
2.扉を開けろ !  
3.悲しい日々    
4.おまえを救けにゆく          
5.大阪へ出て来てから
6.可愛い女と呼ばれたい  
7.むかでの錦三    
8.星空の下で     
(藤山直美「赤い夕日のサイゴンホテル」劇中歌)  
9. そして大人の風の中     
(島田紳助「カシアスレコーズ」選定曲 )
10.わがまま
11.悲しい色やね   
12.Sing my Soul    

『Bonus Track』
Somewhere Sometime     
(NHK土曜ドラマ「新・マチベン」エンディングテーマ)

私が上田正樹とサウス・トゥ・サウスを初めて見たのは
1975年の暮れだった。
高知でのコンサート、前座のバンドが友達のお兄さんのバンドだった。
上田さんは高知とそのバンドが気に入って
サウス解散後、高知で合宿に入った。
入れ違いに私は結婚で横浜へ、
そして、家事、子育てに追われて
いつしか音楽が遠のき
テレビから流れてくる「悲しい色やね」を聞いて
熱い音楽への魂がよみがえってきた。

上田正樹とサウス・トゥ・サウスを聞いてから32年
今「OSAKA」を聞いてさまざまな思いがこみあげてきた。

上田正樹「OSAKA」は、よくあるベスト盤ではなく
過去の曲を今のアレンジで今の上田正樹さんが歌っている。
まるでワインのように、時が上田正樹さんのSOULを醸し出している。
アレンジが秀逸で
私がLIVEで見た限りでは、
寡黙なギタリストの養父貴さんが
才能をいかんなく発揮して
このアルバムのアレンジはとても饒舌だ。

いきなりレゲエで始まる「スルー・ザ・ナイト 」
ダンサナブルな「扉を開けろ ! 」
「悲しい日々」はサウス解散後ソロで出した隠れた名曲で詩がとても良い
「おまえを救けにゆく 」この叫びはたまらない。本当に救けてくれる気がする。
続いて、大阪を象徴する「ぼちぼちいこか」(いまだにベストセラー)
から2曲.「大阪へ出て来てから」「可愛い女と呼ばれたい」
サウス・トゥ・サウス時代の「むかでの錦三」が今よみがえる。
これが、まさにR&Bなのだ。

そしてアルバムに初収録された「星空の下で 」「そして大人の風の中」

クライマックスは王道のバラード
「わがまま」はギターとストリングスで
シンプルなのにしっとりしていて
上田正樹さんのヴォーカルが際立って
心をしめつける。

何十回聞いただろう「悲しい色やね」
でも聞くたびに新鮮。
OSAKA Bayでなくても、
YOKOHAMA Bayだったり
TOSA BayでもBayにはBLUESがよく似合い
誰にもその人なりのBLUESがあるはずだ。
誰もが「悲しい色やね」に重ねて聞いているのではないのだろうか。

「Sing my Soul」は初めて聞くが
上田正樹さんの人生そのものを歌っている。
SOULシンガーなら誰もが歌いたいと思わせる歌だ。

Bonus Track
「Somewhere Sometime」はNHKドラマのエンディング曲

ライブでリクエストに応えてくれたり
ステージを離れると
気さくに握手やサインをしてくれたり
電車に乗り場外馬券場に行ったりと
フツーのおじさんのようだが
とてもSOULの血は濃くパワフルだ。

過去の曲でも未来に向かっている
上田正樹「OSAKA」

 
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Special Thanksにクレジット... | トップ | 久保田さん情報 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅ればせながら (ノリスケです)
2007-08-07 12:25:28
麻亜沙さん、ご無沙汰です。
すごいですね!クレジットの次はライナーノーツですね。楽しみにしています♪
高知はトラヴェリンバンドでしたっけ???
しかしわたしも古いなぁ…
返信する
レビュー (麻亜沙)
2007-08-07 14:35:46
ノリスケさん
その節はご馳走さまでした

そう、高知はトラヴェリンバンドでした。
CD出した時はアプサラスでしたけれど
ドラムは姉の同級生でした。
友達のお兄さんは今もベースを弾いているみたいですね。
有山じゅんじさんのサイトに名前が出ていました。

編集して、アマゾンのレビューに送ってみました
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

MUSIC 」カテゴリの最新記事