Sweet Soul

久保田利伸さんのファン歴38年
Soul R&Bが大好き by麻亜沙

RED、WHITE&BLUES

2005-06-07 | MUSIC 
マイク・フィギス監督のこの映画は
イギリスにブルースが根付き
アメリカで再認識された経緯を
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック
トム・ジョーンズ、ヴァン・モリソン
ジョン・メイオール、エリック・バートンをはじめ
素晴らしいミュージシャンたちが語っている。

子どものころ、ラジオから流れてくる
ポピュラー音楽を聞いていたが
アメリカもイギリスも人種も
訳が分からないままだった。
(ビートルズやリバプールサウンドがイギリスで
プレスリーやモータウンがアメリカだという程度)

海を隔てて、フランクフルトから
米軍のラジオ番組を聞いていたとか、
レコードジャケットが厚いダンボールだったとか

ジャズからブルース、フォークソングまで
アメリカから入ってくる音楽
いや、アメリカが捨てた黒人音楽や文化を
イギリス人が拾いあげたという。

ローリング・ストーンズがアメリカへ行って
マディ・ウォーターを讃えたが、
アメリカでは、知られてなかったというエピソード。

B・B・キングは、「イギリス人がいなければ
ドアは開かれず、地獄を見たままだ」

ブルースは、シンプルなコード
3つのコードは、太陽・月・地球
神・男・女
心の底からふりしぼる真実の声
黒人も白人関係なく人間の真実
人生を歌っている。
とのミュージシャンたちのコメントに
頷くばかりである。

トム・ジョーンズが歌い
グリーンオニオンが流れ
ルルが歌う。

イギリスのプライドを感じさせる映画だった。
コメント
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