東京都品川区東品川に本社を、大阪府枚方市春日北町に本店を置き、中華料理チェーン店の「大阪王将」を全国展開する株式会社大阪王将が制定。
日付は10と18で「てん(10)しん(1)はん(8)」(天津飯)と読む語呂合わせから。
昔から町の中華料理店や家庭で愛され続けている「天津飯」は日本生まれで、地域や文化によって餡の味や具材が異なる奥深い料理。
未来にも食べ繋げていきたいめし文化として、天津飯の魅力をもっと多くの人に知ってもらい、日本中を元気にすることが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
様々な人がこの記念日を活用し、その土地ならではの天津飯を盛り上げ、食文化や地域を活気づけてほしいとの願いも込められている。
大阪王将(おおさかおうしょう)は、1969年(昭和44年)9月に大阪京橋の駅裏のたった5坪の店からスタートした。当時のメニューは、餃子・チャーハン・ラーメンの3品だけであった。お客様の一番身近な店「餃子の美味しい中華食堂」として、不変の姿勢で歩み続けてきた。
創業当時からの味を守り続けるとともに、新しい空間づくりやテイクアウトメニュー・デリバリーエリアの拡大など時代のニーズにも応えながら、地域のお客様に愛される店舗を目指している。
天津飯(てんしんはん)は、ご飯の上にかに玉を載せ、とろみのあるタレ(餡)をかけた日本発祥の中華料理である。天津丼(てんしんどん)、かに玉丼(かにたまどん)としても知られる。
かに玉は、溶き卵にカニ、豚肉、またはエビ、刻みネギ、干しシイタケ、塩胡椒などを加え、サラダ油をひいた中華鍋で焼いて作られる。餡にシイタケ、タケノコなどの野菜類を加えたり、彩りとしてグリーンピースが添えられることも多い。
大阪王将では店舗によってメニューが異なるが、天津飯として「ふわとろ天津飯」や「ふわとろ天津炒飯」「ニラ玉天津飯」「マーボー天津飯」「エビ玉天津飯」などの商品が提供されている。
関連する記念日として、7月11日は「ラーメンの日」、3月8日は「ギョーザの日」、8月8日は「チャーハンの日」、7月7日は「冷やし中華の日」となっている。