その名の通り、アメリカ合衆国(以下アメリカと略)で盛んに行われているフットボールであり、アメリカで単に「フットボール」というときは、アメリカンフットボールのことを指すことが一般的である[注 1]。北米以外の地域では、サッカーなど他のフットボールと混同を避けるために、略さずアメリカンフットボール[注 2]と呼ぶことが多い。オーストラリアでは、グリッドアイアン・フットボール(en:gridiron football)とも呼ばれている。「グリッドアイアン」(en:Gridiron (cooking))とは焼き網の意であり、フィールドの5ヤード毎の白線が焼き網に似ていることによる呼称である。
日本では、一般的にフットボール[注 3]と呼ばれたり、アメフトと略されることが多いがアメフットも使われており、同じ報道機関でも統一されていない[1]。過去にはアメラグ(アメリカンラグビーの略)や アメリカン とも呼ばれており、希に使われる[2][3]。日本語表記では、アメリカンフットボールを直訳した米式蹴球、または、鎧()を髣髴させる装備をしていることから鎧球()と表記される。なお、混同されやすいが「ア式蹴球」はアソシエーション・フットボール(サッカー)を指す。