ネックレスパン

　雨の日、久しぶりにパン作りをしました。今回は娘と二人で。娘には初めてのパン作り。
　まずはボールに小麦粉やイーストなど材料を入れるところから。自分用の台を持ってきて乗り、手元をじっと見ている。粉をバラバラにされてはたまらないので、「これは大人になってからね～」といい聞かせる。お湯を入れてある程度こねる。ベトベトのまま渡すとこれまた大変なことになるので、「もうちょっと待っててね」。そして、ボールから出てきた白い大きな塊を渡したとたん、粘土遊びの大好きな娘は待ってましたとばかりに、こねこね、千切っては、「気持ちいいね～」。
　一次発酵。「しばらく他のことして遊んでいよう」。その間中、「まだなの？まだなの？」。
　３０分後、見事に膨らんだ生地、「大きくなったね～」。一緒にフィンガーテストをしてみる。
　「これから好きなものを作るよ、何がいい？」と聞くと、「アンパンマン」。リクエストにお答えして作ってみましたが、微妙な顔のアンパンマンになりました。娘は、とにかく生地を小さく千切っていくばかりなので、沢山出来たところで、「つなげてみようか？」と声をかけてネックレス風にしました。
　再度生地を休ませつつ発酵させてオーブンへ。時間が経つにつれ、部屋にパンのいい香りが漂いました。
　久しぶりの焼きたてパンは本当に美味しく幸せな味がしました。猫舌の娘が”焼きたて”を楽しめるようになるにはまだまだ時間がかかりそうですが、出来上がったパンとサラダ、目玉焼き、ミルクでそのままランチに突入。
　
　女の子だからなのか、お料理には興味があるらしく、他にもレタスをちぎったり、卵を割ったり、ゆで卵を剥いたり、クッキーの型抜きをしたり、できるところから（片付けが大変にならない範囲の内容で！？）一緒に楽しんでいます。

ブレッツェン
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