茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

学校茶道 指導者のための点前指導方法

2021-07-16 23:22:08 | 茶の湯エッセイ

第51回学校茶道指導者研修会 
第41回学校茶道担当者講習会
のお話の続きです。

学校茶道 指導者の情熱
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/d2f680fcdc3ce2ff000a23ab065d9547


 「業躰先生による指導者のための点前の指導方法と解説」

 2人客の場合で、割稽古、薄茶平点前のご指導がありました。
 大切なポイントを箇条書きにしておきます。

〇亭主と客の礼があうようにする。(頭を上げるタイミングが合う)
〇すり足の練習
〇基本を反復して練習することが大事
〇帛紗の作りを理解させる。
一辺が縫い目になっていること、棗と茶杓を清める大切な道具であることを説明。
〇干菓子の出し方
〇茶巾は茶碗の縁にかけながら左ひざにもっていき、清める
〇真行草のお辞儀はどのような場面で使うか
〇お茶を頂く時、何故おし頂くのか、正面をさけるのか
〇茶碗の拝見では、見どころなど教える
〇所作の丁寧さ、美しさ、ものの取り置き
〇道具の持ち運び(立ち坐り)の練習
〇棗の拝見の仕方。甲をまずよく見てから蓋裏を見る
〇拝見も大事。
基本の問答を覚えさせる。
利休形の中棗、塗りは宗哲、茶杓の作(歴代家元)と銘
〇畳に座る基本的な姿をしっかりする
〇正しい帛紗捌きを指導すること



 実際の平点前を見ながら、具体的に場面毎にかけるとよい指導の言葉を教えて下さったり、
業躰先生が実際におじぎなど見せてご指導下さった。

 ご指導の後は質問の時間もあり、とてもためになりました。

 やはり基本が大事ということです。

 初めて習う人にとっては、最初の形が体に入っていくわけで、一つ一つの所作を丁寧に正確に教える必要がありますね。
 思えば、私も最初に指導して下さった大学茶道研究会の先輩の指導は忘れられません。
 おじき、帛紗捌き、割稽古。
 今も和室で向かい合ってやった最初のお稽古が目に浮かびます。
 ああ、懐かしき学生時代。。。。。

 

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