うどんの「ばち」ってご存知ですか。
手延べうどんは小指の太さ位の麺生地を2本の管にかけて、熟成と延ばしを繰り返してうどんの太さまで引き延ばして作ります。その時管にかかった厚みのある部分が、三味線のバチの形に似ていることからそう呼ばれているのです。別名「かんざし」ということもあるようです。確かに、バチやかんざしの形に似ています。
数年前、この「ばち」を頂きました。最初はなんだこれ?という感じでしたが、色々な具材と煮込むだけで、短時間で簡単に少しとろみのあるおいしいうどんが出来上がり、寒いこの季節は特に重宝しています。
たくさん作って、翌日また水を足して煮込むと更にとろみが出ておいしいお汁になります。これに、お餅を入れて煮込んでもGOOD!体が芯から温まります。冷蔵庫にある残り物の野菜で作れるし、野菜をたくさん食べられるのもいいところです。私は白菜、ホウレンソウ、里芋、大根、人参、ねぎ、油揚、椎茸、エノキ、鶏肉、豚肉など、その時ある具材で作ります。途中、細かい鰹節を入れて煮込むと味わい深くなります。私は出汁を濃い目に作り、醤油や味噌なども濃い目にするのが好きです。
群馬県に「お切り込み」という郷土料理があります。手打ちの太麺を、野菜のたっぷり入った汁に入れて煮込む。煮ている間に溶け出したとろみが、お切り込み独特の味わいです。昔はどこの家でもうどんを手打ちで作ってお切り込みを作っていたそうですが、うちの母のお切り込みは絶品、私にとってのおふくろの味のひとつです。
この「ばち」で作ったうどんは、「お切り込み」にも似ていて、母にも大好評です。
<お切り込み>
http://kikaku.pref.gunma.jp/josyu/yasaitokusan-index.files/tokyo/08okirikomi.html
この「ばち」は煮込んでうどんとして頂くほか、軽くゆでてお好み焼きに入れて焼いたり、黄粉やあんこをかけて食べてもおいしいようです。今度試してみようと思っています。
「ばち」ばかり宣伝してしまいましたが、高木手延製麺所の素麺、うどんはコシがあってとっても美味しいですよ。私は細い麺より太い麺が好きなのですが、こちらの素麺は細くてもコシがあり、ゆで上げて翌日でもモチモチしておいしく、よく頂きます。娘の離乳食の時にも重宝しました。素麺といえば夏のもののように思いがちですが、冬でも煮込んでツルツルっと美味しく頂けます。
<高木手延製麺所 紹介記事>
http://www.yokabai-shimabara.com/list/takakiseimen/
http://kumadai.org/time/nup/tabikuma/01-02.html
http://www.tamatebako-web.com/ns/shop/00731/index.html
立春過ぎて温かくなるかと思いきや、寒さがぶり返してきています。温かいもの食べて風邪をひかないように頑張りましょう。
手延べうどんは小指の太さ位の麺生地を2本の管にかけて、熟成と延ばしを繰り返してうどんの太さまで引き延ばして作ります。その時管にかかった厚みのある部分が、三味線のバチの形に似ていることからそう呼ばれているのです。別名「かんざし」ということもあるようです。確かに、バチやかんざしの形に似ています。
数年前、この「ばち」を頂きました。最初はなんだこれ?という感じでしたが、色々な具材と煮込むだけで、短時間で簡単に少しとろみのあるおいしいうどんが出来上がり、寒いこの季節は特に重宝しています。
たくさん作って、翌日また水を足して煮込むと更にとろみが出ておいしいお汁になります。これに、お餅を入れて煮込んでもGOOD!体が芯から温まります。冷蔵庫にある残り物の野菜で作れるし、野菜をたくさん食べられるのもいいところです。私は白菜、ホウレンソウ、里芋、大根、人参、ねぎ、油揚、椎茸、エノキ、鶏肉、豚肉など、その時ある具材で作ります。途中、細かい鰹節を入れて煮込むと味わい深くなります。私は出汁を濃い目に作り、醤油や味噌なども濃い目にするのが好きです。
群馬県に「お切り込み」という郷土料理があります。手打ちの太麺を、野菜のたっぷり入った汁に入れて煮込む。煮ている間に溶け出したとろみが、お切り込み独特の味わいです。昔はどこの家でもうどんを手打ちで作ってお切り込みを作っていたそうですが、うちの母のお切り込みは絶品、私にとってのおふくろの味のひとつです。
この「ばち」で作ったうどんは、「お切り込み」にも似ていて、母にも大好評です。
<お切り込み>
http://kikaku.pref.gunma.jp/josyu/yasaitokusan-index.files/tokyo/08okirikomi.html
この「ばち」は煮込んでうどんとして頂くほか、軽くゆでてお好み焼きに入れて焼いたり、黄粉やあんこをかけて食べてもおいしいようです。今度試してみようと思っています。
「ばち」ばかり宣伝してしまいましたが、高木手延製麺所の素麺、うどんはコシがあってとっても美味しいですよ。私は細い麺より太い麺が好きなのですが、こちらの素麺は細くてもコシがあり、ゆで上げて翌日でもモチモチしておいしく、よく頂きます。娘の離乳食の時にも重宝しました。素麺といえば夏のもののように思いがちですが、冬でも煮込んでツルツルっと美味しく頂けます。
<高木手延製麺所 紹介記事>
http://www.yokabai-shimabara.com/list/takakiseimen/
http://kumadai.org/time/nup/tabikuma/01-02.html
http://www.tamatebako-web.com/ns/shop/00731/index.html
立春過ぎて温かくなるかと思いきや、寒さがぶり返してきています。温かいもの食べて風邪をひかないように頑張りましょう。
沸いて煮上がる前に、一旦火を止めて蒸らします。 で即どんぶりに取って生醤油をちょっとかけて食べる釜揚げが好きです。ばちは釜揚げがいいですw。
私たちは「みみ」と言うようですね
愛妻に聞くと「ばち」とも言うみたい、とのことでした
我が家でもちょっとした吸い物に、1品として出てきます
麺類が大好きですので…ですがソ~メン・ソバ派です
博多のうどんは讃岐うどんと違って、うどんとダシが絡み合ってたべるため、あまりコシはありません
ですからわたしはコシのないうどんの方がすきなんです…そして細めが~…
秋田の稲庭うどんは大好きです(tamagoさんと逆だぁ~)
高木手延製麺所さんは島原なのですね
我が家は島原素麺オンリ~です
買って3年水屋の上で寝かせて食べるほどです
夏はソ~メン・冬はニュ~メンですヨ
蕎麦猪口が邪魔になるほどいっぱいです
「ばち」・「かんざし」ステキな表現ですね~
また今日から寒の戻り…寒さが戻ってきました
わたしも温かいものを食べて、あとちょっと我慢して春を待ちたいと思います
栄西禅師の好物なんですか。。。知らなかった。
昔から日本人庶民にはうどんは身近な食べ物ですよね。
釜揚げうどんも美味しいですよね。今度、ばちでやってみます!
みみ、というのもわかる気がしますね。色々場所によって呼び方も違ってこれまたいいなあ。
春旦さんは細麺派なんですね。
私は昔は絶対ウドンでしたが、年齢を重ねて細麺のソバや素麺もいいなあと思えるようになりました。
春旦さん家では島原素麺をご愛食のようで。島原の素麺は本当に美味しいですね。水がきれいというのもあるのかしら~。今度機会があったら高木の素麺も召し上がってみてくださいね。
ここ数日またまた寒い日が続いています。一緒にあったかいもの食べて春をまちましょう~。
遅まきながらコメントします。
「ばち」というのは初めて耳に(目に)しましたが、
なるほどバチの形をしてますね。
「お切り込み」食べたことありますよ。
去年読んだ本(旅行記)で知って、いちど食べてみたいなあと思っていたら
秩父の長瀞で機会に恵まれました。
野菜がたくさん入って、鉄鍋で出てきました。
お腹いっぱいになって体があったまりました。寒い時期にいいね~。
麺自体は山梨のほうとうに似てるのかな。
ちなみに、京都にいるときは「関西はうどん、関東は蕎麦」なんだろうと
単純に考えていたんですけど、
そんなに単純な話ではないよね。
西でも蕎麦が名物なところは(兵庫の出石とか、福井とか)いくらでもあるし、
群馬、埼玉、山梨のみならず、
東京でも「武蔵野うどん」というジャンル?があるようです。
たまごちゃんの太麺好きは、お母様のお切り込みの影響によるところも
大きいのかな。
「ばち」って面白い名前だよね。私も初めてこれを頂いた時に聞いて、なんで?って思ったよ。
本で知って食べてみたいなあと思っていた食べ物に出会えると嬉しいよね!それで食べて美味しかった時には益々。
煮込みうどんは本当に体があたたまるよねー。私はほうとうも大好き。山梨に行くと絶対食べます。
そろそろ春も近くなり、煮込みうどんも今のうちに大いに楽しまなくては!
>京都にいるときは「関西はうどん、関東は蕎麦」なんだろうと
そうか、言われてみると江戸は蕎麦って感じがするけど、おっしゃる通り、単純にそういうわけでもないみたいだねえ。。。。うどんとそばのルーツを辿ったらこれまた面白そう。
私の太麺好きは、やはり母の影響と思います。自分が娘に作るものも結局自分が小さい頃から食べなれてる=美味しいと感じるものなんだよね。ある意味偏っちゃう。食文化って親の影響が大きいなって思うわ。