茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

『茶遊庵』 表千家の来客

2023-03-04 19:48:47 | 茶遊庵おしらせ
 先週のお稽古の後、『茶遊庵』に嬉しい来客がありました。

 私に初めての抹茶体験をさせて下さった幼馴染のお母様(ご主人&幼馴染)です。
 年賀状で『茶遊庵』のことを知り、今回、来庵下さいました。




 このおばさまの話は、何度か書いているので、ご存知の方も多いかもしれません。

 大人&子どもの習い事に”茶道”をおすすめしたい理由
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/479c9b814df82cc43cb41024231572a7o


 おばさまは足を悪くされ、おじさまも90歳なので(そうは見えないケド)、
初めて『茶遊庵』に養生を敷いて椅子を準備しました。
 
 まずは、私の家族も合流して、皆で一服、いえ、二服ずつ。
 三脚がないからぶれるかもといいながら点前をしている私の姿をおじさまが激写! 
 なかなか点前中の写真というのはないので、貴重です。
 



 抹茶を楽しんだ後は、美味しいものをつまみながら、懐かしいお話大会です。
 

 私の実家の斜め前にお住まいだったご一家。
 一戸建て分譲エリアで、同じような家族構成の家がぞくぞくと越してきて、
同世代の子どもたちがいっぱい、幼馴染も1つ年上、学校から帰るとみんなで賑やかに遊ぶような環境でした。
 おじさまは写真がプロ級で、我が家は七五三やら入学式やらいつもおじさまのカメラにお世話になっていました。節目ごとに撮って頂いたので、ならべたら、成長記録が作れそう。
 おばさまは私のことも弟のこともよくかわいがってくれました。 

 幼馴染は、スポーツ担当としてテレビ局に入社して活躍中です。
 彼は小さい頃、今は亡き私の母が漫画ドカベン第一巻をプレゼントしたのをきっかけに
野球が好きになり、野球チームに入り、やがて野球に関わる仕事がしたいと、ずっとその方面を追ってきたそう。
 私はそんなことはつゆ知らず。
 以前、母にそのことを話したら、「そうだったかしら?」と全く記憶にないとの返事だったそう。

 私もおばさまに点てて頂いた抹茶が記憶する初抹茶だったわけですが、
以前話した時、おばさまも「そうだったかしら?」と答えました。

 互いの親が意図せず偶然与えてくれたものが、今に生かされているのを知って、
近所のご縁ってありがたい、嬉しいなあと改めて感じました。

 おばさまは表千家ですが、
「お茶って本当にいいものだから、どんどん若い人に広めてね。」
パワーを頂きました。
 また一服の茶をご一緒できますように。


 私もいつかそういえばあの時のお茶が・・・あの時の先生の話が・・・
となるように、自分なりにベストを尽くして、出会った人と向き合っていきたいと思います。


 丸卓にのったガラスの水指、炉なのに?と思われたかもしれませんが、
「引っ越しの際、ほとんどの茶道具は友人に譲ってしまったけれど、
手元に残しておいた水指があるから持っていくわね。」と
今回お持ち下さったものです。
 せっかくなのでその場で使わせて頂きました。
 『茶遊庵』の生徒は夏になったら、実物拝見となるでしょう!お楽しみに♪

 

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