茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

大人&子どもの習い事に”茶道”をおすすめしたい理由

2022-09-15 20:31:26 | 茶遊庵おしらせ
 茶道というと、大人の習い事というイメージが強くありませんか?


 先日の『茶遊庵』大人茶道のお稽古で、生徒の一人が、yahooニュースに習い事には茶道がいいって記事が載ってましたよ~と教えてくれました。

【大人の習い事】畳の上では全員が平等。“生涯教育”にもなる茶道がおすすめな理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/691f8332c1718f236c247daa7a4b12d126860705

 最初は覚えることが沢山だけれど、和室での様々な型(お辞儀、点前、客の作法などなど)ができるようになってそこに気持ちが入り始めたり、床の間や道具などから季節を感じるようになってくると、俄然茶道は楽しくなってきます。

 

 大人の習い事として、茶道はオススメです!
若くても年をとっていても始められるし、ブランクがあっても戻れるのがいいところ。
もし、興味があるなら、体験してみる価値はあります。

 茶道を習いたいと思った時、どんな場所があるのか、以前の記事をご参考までに添付します。
 勿論、『茶遊庵』での茶道体験もお待ちしておりますよ。

茶道はどこで習う? 茶道教室?「親子・大人のための楽しく本格的な茶道」の会 
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/d2c5dbaab8633c7d68a87f86a44aa728
 

 さて、大人の習い事にオススメの茶道ですが、、、、
 私が茶道の良さを伝えたいと思った時、大人もさることながら、一番最初に思い浮かんだのは子どもたちでした。それも、年齢が小さな子どもたち。


 私も大学時代に茶道に出会ったし、中学校や高校では茶道部もあるから、ある程度大きくなった子どもたちは茶道に触れる機会があるんだけれども、小学生や幼稚園児にも茶道を経験してもらえたらいいのに、そういう場って聞かないし、あまりないんじゃないかな?と思いました。

 茶道を体験して頂くには、和室やお道具も準備しなければならないし、年端もいかない小さな子どもたちにお道具を触らせたり、飲み方を指導する大変さを考えると、実際のところ、門戸を開くのはなかなか難しいこと(時間も準備もかかる)だと思います。

 『茶遊庵』を構想するにあたって、
親子や、小学生、幼稚園児向けの茶道教室ってあるんだろうか?
と思って調べていたら、まき先生のHPに辿り着きました。
https://linktr.ee/makinagao

 
 小学生や未就学児、未就園児、赤ちゃん連れの親御さんにも茶道の門戸を開いている人がいる!
 私がやれたらいいなと思っていることをやっている人がいる!と感動した瞬間でした。
 すぐ「一度お稽古場を拝見して、お話を聞きたい」とメールしていました。
 それが2021年10月のこと。

 ご自宅に会いにいって話を聞いた後、11月には、公民館での親子茶道教室の見学・お手伝いにいくことに。
 お会いしてみると、まき先生は私よりもずっと若くて、とても素敵な方でした。
 物腰も柔らかく、親しみやすく、でもきちんとした考えをもっていて行動力もある。
 実際にお教室とまき先生のやり方を見せて頂き、私も頑張ってみようと思ったのでした。

 それから鎌倉芸術館の和室の予約を取り、下見。
 体験やお稽古の段どりを考えたり。
 2021年12月には、翌年の体験会日時を決めて、告知。早かった。

 体験者がいるのだろうか?
 生徒が集まるのだろうか?
と思いながらもチラシを作ったり、貼って頂いたりしたところ、週末の体験会は満席に。
 茶道をやってみたいと思う方は結構近所にいらっしゃったのだと嬉しくなりました。

 そして、体験後、すぐにお稽古したいという親子さんや大人の方に恵まれました。
 有り難いことでした。
 最初の生徒が2022年3月からお稽古を始め、そろそろ6か月、お点前や所作が上達し、日本文化への興味も深まってきたように思います。
 私も生徒と共に更に精進し、成長して、生徒にもっと充実した内容で茶道を伝えていくつもりです。

   


 お手本にしたまき先生は、今年4月から西小山に新しいお稽古場をオープンさせました。
イージー茶道カフェ&茶道教室つなぐ

https://peraichi.com/landing_pages/view/withmaccha

 cafeで気軽に茶道体験でき、cafe内の茶室では本格的な茶道のお稽古をされています。
 オープン前とオープン後に伺いましたが、おしゃれで、しかも、親子連れに優しい作りのお店&茶室でした。
 cafeのケーキや和菓子、抹茶も美味しかったです。
 茶道教室とcafeでありつつ、皆がくつろげるサロンのようでもありました。
 いわゆる茶道教室の常識からは考えられない形かもしれませんが、小さい子どもを含め、沢山の方に茶道に触れてほしいというまき先生の気持ちがこもった温かみのある場所でした。
 興味のある方は一度足を運んでみて下さい。 

 そして、先日、Domaniのオンライン記事にお教室が紹介されていました。
 こんな風にお子さんと茶道を楽しんで下さる方が増えたらな~、こういう場を私も提供したいな~と思いました。

子どもの習い事に”茶道”をおすすめしたい理由 domaniオンライン記事
https://domani.shogakukan.co.jp/757998

 もっと『茶遊庵』を近所の方に知って頂いて、沢山の方に抹茶体験をして頂けるように行動してみようと思います。
 美味しい抹茶と和菓子を召し上がって頂き、茶道っていいな、もっと知りたいなと思って頂けるように。

 


 かつての私がそうであったように、
小さい頃の、和室で過ごす時間、抹茶を飲むという体験は、実は感覚的に大きなインパクトとして残るだろうと思います。

 私がまだ小学校低学年だった頃のこと。

 近所の仲間で大騒ぎして走り回って遊んでいたところ、幼馴染のお母様が、ちょっとお茶でもいかが?と少し暗い茶室に招き入れました。
 皆正座して、急に静かになって、お点前は全く覚えがないんだけれども、美味しい甘いお菓子が出て、その後にほろ苦い抹茶を飲みました。静かな茶室の雰囲気と抹茶の苦さ、特別な雰囲気、全く忘れていました。

 でも、その記憶が、大学で茶道の稽古を始めてフラッシュバックのように蘇るという経験をしました。

 もしかしたら、私が大学で茶道研究会を選んだのも、偶然ではなくて、茶道は心地良いという、その時の原体験が残っていたからではないか、と今となっては思うのです。

 小学生の頃のはじめての抹茶体験から始まり、
大学での楽しい茶道、
社会人になってからの気づき連続の茶道。。。。
茶道は私の人生になくてはならない習い事、いえ、いつの間にか人生の軸になりました。



 まとめると・・・・
 茶道は、大人にも子どもにもおすすめしたい習い事、
 老若男女どなたにでも、何歳からでも、おすすめしたい習い事

ということでしょうか。

 ただ一服の茶を飲むことから、茶道との関り方は十人十色、あらゆる方向に果てしない可能性が広がっています。
 日本文化を知りたい
 季節の移り変わりを楽しみたい
 友達とリラックスできるひとときを持ちたい
 お菓子と抹茶を飲みたい・・・・から
 茶道を一生の趣味にしたい
 茶道の先生を目指したい・・・・まで

 
 自身の想いを書いていたら、熱く、長くなりました。
 おつきあい頂き、ありがとうございました。


 

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