茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

どうする家康 茶道風景の続き 天目茶碗の扱い

2023-07-14 10:56:12 | 茶の湯エッセイ
 先日書いた
 NHK大河ドラマ『どうする家康』の茶道風景に注目

 織田信長の天目茶碗の扱い
 裏千家で学ぶ貴人点てでは、天目台から茶碗だけを手に取って抹茶を頂きます。
 信長は天目台ごと持ち上げて飲んでいたので、インスタやブログで書いたり、友達と話したりしていたら、

八つ頭茶会では、天目台ごと持ち上げて飲んでいましたよ。

表千家では、確か天目台ごと持ち上げたような?

表千家では、一口だけ、岡田君のようにいたします♪その後、台ごと一旦おろして、両手で茶碗だけ常のとおりにもっていただきます♪

 など貴重なご意見を頂きました。

 考えてみれば、私が学んでいる作法は利休様以降に徐々に作られていったもので、
最初の点前がどうであったか、
他の流派がどうであるのかは
ある意味未知の世界でした。

 今回、テレビで思いがけず信長のお茶の飲み姿を目にすることで、
当たり前のようで気づいていなかったことに気づけて、
茶道はまだまだ知らないことが一杯で楽しいと改めて思ったのでありました。


 そんなわけで、気になったら即実践です。

 昨日の朝の一服は、自作の朝顔の練切と共に。



 岡田准一さん扮する織田信長風に、天目台ごと持ち上げて飲んでみました。
 不安定なのかと思いきや、なんのなんの、結構安定して美味しく頂けました。
 台ごとは初めてだったので、新鮮でした。ちょっと癖になりそうな。。。。

 実践第二弾。
 あぐらをかいてお点前にチャレンジ。
 あぐらが上手くかけないのと、正座よりも高さが低く、手が思うようにのびませんでした。
 道具の配置とか、高さとか、昔と今では微妙に違ったかもしれませんね。
 
 松本潤さん扮する徳川家康、あぐらながら、上手にいい姿勢でお茶を点てていましたね。
目の前でみてみたいなあ、、、お茶点ててほしいなあ。。。。

 そんな色々な妄想をしながら、楽しい一服を点てて頂きました。

 やったことがない方、是非、楽しみながらやってみて下さい。


 インスタの方に、こんなコメントを頂きました。
「利休百会記の最後が天正19年利休切腹直前の家康との一客一亭ですね。
再現してほしいですね。」

 これから利休様もでてくるはずですしね♪
 まだまだこれからの「どうする家康」の茶道風景に目が離せません!!!

 マニアックな大河ドラマの見方でした。



 
 
 

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