プロ野球の開幕日程がほぼ決まりました。
日本ハム、ロッテが属するパ・リーグは4月12日から。
巨人、阪神などが属するセ・リーグは当初の予定通り3月25日からとなりました。
パ・リーグは千葉を本拠地とするロッテと仙台を本拠地とする楽天が所属するため被災地にも配慮した形になりました。
選手会からは延期してほしいと球団側に打診していたようです。
それでもセ・リーグの理事会は強行開幕を決定しました。
セ・リーグの某球団会長は「開幕を延期しろとか、プロ野球をしばらくやめろとか俗説がありましたが、大戦争のあと、3カ月で選手から試合をやりたいと声があり、プロ野球を始めました。フェアプレー、緊張した試合をすれば見ている人は元気が出て、エネルギーが出て生産力が上がる」と言い放ったそうだが、今回は選手側からやりたくないと声が上がっているのだからどうなのか?
プレーを通じて被災者に元気を与えると言う意見もあるだろうが時期がちょっと早いような気がする。
ヤクルトの宮本選手会長も「復興が見えた時に野球で勇気づけることはいいと思うが、今勇気づけられると思っているなら思い上がりだと思う」と主張している。
もっともな意見である。
被災地の現状ではテレビはもちろんラジオを聞くこともままならないだろう。
家族の安否も分からず支援物資も満足にあたらない時、野球を見たり聞いたりしたいと思うだろうか。
せめてもう少し支援の状態が整い不安がやわらいできた頃にプレーで元気づけるべきではないか?
ちなみにプロ野球シーズンを心待ちにしてきたファンでさえ65%が延期を支持している。
MBCも開幕を心待ちにしていた一人であるが、今回は延期が当たり前の行動だと思う。
ましてや気持ちの入っていない選手のプレーが被災者の力になる訳が無い。
選手達は個人や選手会で被災地に義援金を送ったり、募金を呼び掛けたり一生懸命やっている。
我が日本ハムでも、ダルビッシュ有投手が5,000万円の義援金を寄付。
中田翔も100万円を寄付、稲葉選手も何か考えているらしい。
チームとしては20日、21日に行われる阪神とのオープン戦の収益金を寄付すると決めているし、当日球場でも募金を募るらしい。
その他のチームや選手も色々な寄付や募金活動をやっています。
サンドイッチマンは自分達も被災しながら悲痛なおもいで募金を募っていましたね。
増毛町商工会にもKAZU君が一生懸命作ってくれた募金箱があるので皆の思いを少しでも被災地に届けましょう。
今回は長々と98%グチで終わっちゃいました。
ごめんなさい m(__)m