MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

Music/Movie/Vocalism/Book
GREETING & 四方山話etc

DNA。

2012年06月19日 06時29分23秒 | GREETING
おはよーさん。

5時50分起床。

曇りだね。

台風も近づいておるのか。

さて、ロックにおいては特にジャンル関係なく、ヴォーカリストのいるロックなら何でも愛聴している。

ヴォーカリストなのでヴォーカリストを聴いていると言えばエエか。

昔から、フランキーミラーやロッドスチュアートやジャニスのような、声の枯れた人が大好きで、泥臭いソウルフルなヴォーカルがいるバンドは何でもチェックしてきた。

プロのシンガーになってからは、所謂「オペラチックな超絶技巧派シンガー」と言えばエエのか、そう言ったシンガーも聴くようになって、刺激を受けながらも、「巧いなぁ・・・」とため息を漏らしておった。

「超技巧派シンガー」もっと分かりやすく言えば「歌唱力偏差値が高いシンガー」の多くが、パワーメタル、メロディックメタルと言うようなバンドに多い。
しかしながら、そう言うバンドのシンガーは好きでもバンドの作る音楽は個人的にはあまり興味は無いけれど。

そんなオペラチックな超技巧派シンガーの中でもStormwindのトーマス・ヴィクストロムやRhapsody of fireのファビオ・リオーネ、元Kamelotのロイカーンは群を抜く巧さやのぉ・・・(涙

勿論、彼等はロックシンガーなので超絶ハイトーンをシャウトするけれど、歌の根底に流れるものはオペラである。

実際、トーマス・ヴィクストロムはバリバリのオペラ歌手だし、ロイカーンも元々はオペラ歌手だった。

そんなこんなで、最近Rhapsody of fireのファビオ・リオーネをYoutubeで観ておったのだけど、彼等の血にはオペラの心が刷り込まれておるな、Rhapsody of fireがイタリアのバンドである、まさにオペラのDNAである。

日本人に演歌の血が流れているようなもんだな。

よく、「もしベートーベンが今生きていたらメタルをやっていたのではないか?」と言う説があるけれど、その流れで言えば、ジャコモ・プッチーニが生きていたらRhapsody of fireみたいなバンドをやっていたかもしれない。

そんなこんなを考えながらRhapsody of fireを聴いていると、いやはやDNAとは恐ろしいもんだと痛感するな。

それにしてもこのライブで浪々と歌い上げるファビオ・・

泥臭いシンガーとは対極にいる彼だが、この人巧すぎだろ・・・(涙

イタリアのDNA恐るべし!

オペラ万歳!!

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