MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

Music/Movie/Vocalism/Book
GREETING & 四方山話etc

声を出せ~!。

2012年06月10日 05時09分15秒 | GREETING
おはよーさん。

4時半起床。

今の所、今日はエエ天気になりそうやね。

さてさて、相変わらず、連日LOUDNESSのヴォーカル・レコーディングやっております。

仕事部屋に歌をレコーディング出来る環境があるので、時間気にせずマイペースに録音出来る・・・80年代には考えられなかったな。

基本的に「歌入れ」は早い方だと思う。

ただ、英語の場合、ちょっと準備が必要。

まず、英語の歌詞を仕上げてもらったネイティブ先生から、その英語の歌詞と英語の発音を録音した音声ファイルをいただく。

ちなみに、今この先生はロスにいるのですが、こんなことが出来るのもインターネットと言う技術の恩恵。

いやはや、時代の流れ、技術の進化には目を見張るものがある、便利な世の中だわ。

6歳の息子は生まれた時からタッチパネルを触っているので、当たり前のようにタッチパネルの操作をするけれど・・・わしが子供の頃には考えられんかったな。

話は戻って

レコーディグ前に、その英語歌詞と発音音声ファイルで英語の勉強から始める。

一個一個の単語の発音から始まって、それがセンテンスの塊となった時のタイミングや発音の変化を細かに分析。

ゆっくりと、歌詞を数回朗読してみる。

次に、歌詞がオケに乗った時のアクセントのタイミング位置や発音の変化を分析して覚える。

ここまでは慣れたもので1~2時間で終わる。

ここからがちょっと大変なのだが

実際、オケに合わせて歌を歌ってみるんやが・・・

これだけ英語で歌っていると、英文を見ただけで、おおよそタイミングや発音の見当はつくけれど、バンドのオケにメロディーを乗せて歌った時に巧く発音できないことがしばしばあるな。

頭の中にある「こうあるべき発音」が、実際にオケに乗って歌うと出来ないんよ。(涙)

まぁ~日本語でも「何歌ってるか分からん」と昔から言われてるけどな・・・。

そんなこんなで、毎日4~5時間、大声出しながら英語と格闘しておるんやが

で、こうやって1日かけて英語歌詞のレコーディングセッションをやっておると

あらま・・・不思議・・・英語のヒヤリングが物凄い勢いで向上するのな。

ユーチューブでネイティブが喋る英語の単語がつぶさに細かくヒヤリングできるのには驚く。

繋がって聞こえるはずの単語が、一個一個独立して聞き取れるのには感動すらするな。

今までも、聞き取れてはいたけれど、こんな聞き取れ方では無かった。

『正確に発音を分析し、それを声に出して発音する』って大事だと・・・痛感する。

とは言え、わしの英語なんて・・・まだまだアカンけどな・・・(涙)

巷の英語教材の宣伝文句にある「聴くだけで英語が上達する」には疑問があるけれど、「しっかり聴いて、しっかりそのとおり何度も何度も何度も何度も声に出して発音すれば上達する」が正解かと・・・実体験で思うのだ。

「ヒヤリング出来る力」は「発音できる力」とイーコールである、要するに「発音出来ないものは聞き取れない」と、どこかの英語学者の本で読んだ記憶がある。

まさに真理だと思う。

もし、「英語の発音には自信があるけど、聞き取れないんだよね・・・」(逆もしかり)と言う人がいれば、その人を疑っった方が良い、。(笑)

そんなこと、わしの経験上あり得んよ!

あと3曲。

本日も格闘します。

ハレホレホッホ~♪

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