実は交渉上手？

引越し見積もり完了。（だらだらと長文になってしまったのでご注意を）


本当は今週末に４社ほどが来てもらうことになっていたが、熱心に電話連絡をくれたＡ社の営業さんだけ土曜日に先行して訪問見積もりに訪れた。

最初だったので比較対象もなく、とりあえず見積もりだけ頂いて、来週出揃ってから安いところと契約するつもりと考えていたのだが・・・。


営業さんは家具の数や部屋全体の荷物の量を大まかに確認し、チェックシートに記入していく。

一通り確認が終わった後、荷物の梱包と荷解きもお願いする旨を伝え（奥さんには何もさせたくないので）、別料金となるピアノとエアコンの移動のお見積もりを取る。

ピアノの運搬だけで５万円（クレーンを使うとは言え）だなんて結構な額がかかるんですね・・・。


当初、ピアノ以外の引越し代を１５万円位と考えていたのだが、この時の総額３７万円！！

ピアノ代を差し引いても当初想定していた金額の倍以上の額じゃないですか？！

人生、そんな甘いもんじゃないっすね・・・。


その後、見積もりの詳細を簡単に説明され、奥さんと協議の結果、荷解きをキャンセルして３１万円。

この時、営業さんの来訪から約４５分が経過。

押しの一声とばかりに、込み込み３０万を提示してきた。

ここから自分と営業さんのバトルが始まる。(笑)


相場を知っていれば、普通ここで決まるのでしょう。

素人の むー は「他社の見積もりを見ないと・・・」と渋るのだが、営業さんは値段分の価値があることを上手くアピール。

他社との比較や各社の実状などを説明され、Ａ社の行き届いたサービスや安全性についてご説明いただいた。（世間話もしたのだがこの時点でかなり好感をもてました）

世間話の後、それでも首を縦に振らない むー に根負けした営業さんは会社に連絡し、保留の旨を伝えたのだった・・・。


が！しかし！ここで上司の鶴の一声！

土曜日料金のところを平日料金にすると約束。

この時２７万円。

だが むー は他の業者がどこまでの金額を提示するのかが分からないため、どうしても首を縦に振らない。（ただの決断力のない人・・・）

今すぐ別の業者さんを呼ぶという話にまで膨らみつつ、ここで営業さんとしては即決の確約が取りたいため、泣きの一声２６万円！


さすがにここまでくると可哀相になってしまう・・・。


結局、約１時間の死闘の末、５万円の値引きで決着がついた。


当初の予定はピアノを入れても２０前半で抑えたかったので、この場合、両者痛み分けって感じかな。（やっぱり負けてる？）

奥さんには「実は交渉が上手いのね」なんて言われたのだが、ただ単に決断できなかっただけ。

これは技術でもなんでもありません・・・。

実を言うともっと他の業者の方と色んな話をしてから決めたかったんですよね。


今回思ったことは、営業に必要なことは行動力（まめな電話連絡とか）と誠実さ、そして粘り強さだと思いました。


ちなみに、ＮＴ○で番号を変更する場合、駄々をこねると結構良い番号を提示してきます。

今回は４回目ほど粘って、とりあえず納得のいく良い番号をゲットしました。

めでたし、めでたし。