(写真)古いタイプの地下坑道(上、下)。下の写真は、映画「エイリアン2」に登場する惑星植民地の居住棟の通路に似ている。
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模擬鉱山の大半は、写真のような薄暗い、正にホンモノの鉱山のような状態になっており、ところどころにトロッコ、大型掘削装置、ベルトコンベアー、シールドマシン(円形の穴を掘っていく大型機械)から、個人用の掘削機、トロッコ用の自転車、そしてかつて地下坑道で働いていたというポニー(の模型)まで、古い時代の鉱山が再現されています。ポニーは機械化以前にトロッコの牽引をしていた訳ですが、長い年月に渡って地下で暮らすため、しまいには盲目になってしまうそうです。
(写真)こちらは、同じ狭さながら、コンクリートで囲われた坑道
(写真)古い坑道は薄暗く、寒々としている
(写真)現代風の坑道も。
(写真)現代風の坑道に置かれた、鉱山用の大型パワーショベル。
トンネルとはいえ、地面は土がむき出しで、それも石炭のような真っ黒な色。空気はひんやりとしており、照明の数も少ないため陰気な感じで、ここで騒音と振動の中、鉱山労働者が落盤事故の危険と隣り合わせで多数働いていたかと思うと、当時の苦労が偲ばれます。
(写真)途中、通路が古い年代のものに戻ったり、エレベーターがあったりする
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