(写真)高速A7号線を南下する与党・人民運動連合(UMP)のトラック
衆議院総選挙は終わったばかりですが、日本の選挙の風物詩といえば選挙カー。小型バンを改造したものから大は自民党本部が持っているようなマイクロバスまで(果ては右翼団体の街宣車)種類はさまざま、ウグイス嬢を乗せて名前を連呼したり、駅前広場に駐車して演説したりと活用されています。 ところが、フランスでは、選挙の際も日本のような街頭宣伝車というものは使用されず、駅前や広場で立会演説したりということもしません。ポスター掲出、ビラ配りの他は、むしろ屋内での個人演説会や対立候補との討論会がメインで、例えば○○候補がベルクール広場で辻説法、などということは無いそうです。 ちなみに、先日高速A7号線をマルセイユへと向かっていた与党・UMP(人民運動連合)の選挙カー?を発見しました(写真)。といっても、これは日本でいう街頭宣伝車ではなく、バカンス先のフランス人にビラを配る拠点のようなものだそうです。それにしても、だいぶバカンスチックな派手なラッピングで、とても保守政党の車には見えませんね(笑)。
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フランスの選挙活動って、日本のものと随分違うんですね。
だけど、屋内演説会や、討論会のほうが、聞く側も真剣になるので、効果が大きそうですね。
日本のように「うるさいなぁ」とうっとうしがられるよりはずっといいかも。
それにしても、写真の選挙カー、さわやかですね。
フランスらしいセンスです。
「C'est l'ete」だなんて、バカンスを大切にするフランスらしいフレーズです。
残念ながら、野党・社会党や共産党の選挙カーはまだ目撃したことがないのですが、今後機会があれば掲載したいと思います。
それでは。