マオ猫日記
「リヨン気まま倶楽部」編集日記
 




 先週、ブリュッセル市内にある不思議な展望台「アトミウム」(Atomium)に行って来ました。

 「アトミウム」は、1958年のブリュッセル博覧会のために建設された全高103メートルの建造物(写真)で、鉄の結晶をモデルとした直径18メートルの9個の球体で構成されています。球体の間は35メートルのエスカレーターで繋がっている他、中心部には高速エレベーターがあり、一番上の球体まで直接行くことができます。但し、上から2番目の高さにある3つの球体については、直接地上に繋がる支柱が無く、斜めの柱だけで支えられている(そのため、写真下のように、その球体の直下に立つことができる)ため、これらの球体は現在では一般公開されていません。ブリュッセル、更にはベルギーを代表する建造物の一つで、一旦補修工事のため閉鎖されていましたが、2006年2月になってリニューアルオープン。これを記念する2ユーロコインまで鋳造されました。

 その「アトミウム」ですが、外側から見ると、巨大なオブジェないしモニュメントといった感じで、中に人が入れる建築物という感じがありません。しかも、上述したように、(無人とはいえ)上3つの球体は写真のように地上に直接支柱が無く、いわば空中に浮いた状態になっていて、ただただ驚かされました。

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