おはようございます、デザインカットソー【Luxtock】リュックストックです。
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そんなこと全然あるよ~と言うと、顔をしかめるのは団塊の世代の方々。
全然の後には~ないの否定の意味がつながるのが正解だそうです。
何となくそんな風に使った方がいんだろうな~と思いつつも現代語と割り切って使っているのが自分たちの世代。
全然ある~は普通に言葉として存在していると思っているのが更に年下の世代。
世代によって使われる言葉は大きく変わるもの。
ちなみに、夏目漱石の小説の中にも全然ある~の様な記述が見られることから、恐らく昭和の時代に全然~ないのルールが出来た様です。
つまり、一部の世代での一時の流行りみたいなものでしょうか?
現代の日本でも使われている言葉で、本来の意味と掛け離れたもの。
自分が個人的に好きな言葉で、世間では意味を履き違えて使っているもののひとつが「一期一会」です。
元々は茶道の言葉、まださどうではなく、ちゃどうと発音していた時代の言葉。
戦国時代、戦でいつ命を落とすかわからない時代に、今日こうして茶の湯の時間を一緒に過ごせるのは、今日が最後かもしれない。
それぐらいの気持ちでおもてなしをして、いつも会っている仲であったとしても、一緒に過ごす時間を大事にする・・・という心得なんですね。
なので、初対面の人には外ヅラ良くして第一印象を大事に!みたいなニュアンスだけで使われる、現代の言葉とは違うんですね。
勿論初対面で会うのもきっとこれが最後、という場合も確かに一期一会ですが、普段よく顔を合わせている仲間に対しても使う言葉なんです。
人付き合いは常に努力がつきもの。
ただそこに甘えてしまって、労いや感謝の言葉が伝えられず、言わなくてもわかってくれているだろうとなってしまうのも人間ですね・・・。
ケンカ別れして何かあったら、そのケンカのやりとりが最期のやりとりになる訳ですからね。
親しい仲にも礼儀あり、なるほど。

LiverpooL
言葉というのは本当に難しいですね。
本来の意味がわからなければ、捉え方も違う。
それによって誤解やすれ違いも生じる。
本来の意味と、通常使われる意味とのどちらも知っていれば困りにくくはなりますね・・・。
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