カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

◎東北大学植物園

2017年10月07日 | ☆植物とか    

 9月30日(土)に東北大学ホームカミングデーに行ってきたわけですけど、第一目標としていたすずめ踊りの始まるのが予想していたよりも遅かったので、第二目標である植物園に行くことにしました。




 東北大学植物園は、川内キャンパスの南、工学部の西、竜ノ口渓谷の北、仙台城址の東にあります。仙台城址のところが一方通行になっているようなときは、仙台城址→工学部→川内キャンパスをグルリと回ることがあるのだけど、そのコースの内側が植物園ということになります。
 カエサルが学生だったときは、理学部の附属施設だったと思います。当時から一般公開をしていたんですけど、このように立派な施設はありませんでした。現在の本館が落成したのが20年前で、10年ほど前から「東北大学学術資源研究公開センター植物園」ということになっているらしいです。




 本館の中の展示です。
 この1室だけと言ってよく、ものすごい展示があるというわけではないんですけど、そこはかとなく眺めていると、ほほう、そうなのかと思ったりします。




 本館から前庭に出たところで、リーフレットを開いて、さぁ、どうしようかなと考えているところです。
 フルコースを回るような時間も体力もなかったわけですが、中途半端に回るよりは「ちょっとだけ」に限定してみようと思いました。


 前庭からちょっとだけ入ったところです。まあ、こんな感じのところです。
 ここは、伊達藩の御裏林(おうらばやし)とされたところで、一般人の立ち入りや樹木の伐採などが厳しく規制されていたそうです。維新後も、終戦後も、一般人立入禁止という体制は変わらなかったので、数百年にわたって、樹木が自然に生育してきたということになります。人里近くの低山帯としては極めて珍しく、学術的価値も高いのだそうで、「青葉山」として国の天然記念物に指定されています。


 ウワミズザクラです。
 このときに見たいろんな植物の中で、カエサルが名前を知っていた唯一の植物ということになります。なんか、嬉しかったですね。


 ここは「ロックガーデン」と言われているところです。
 前庭からすぐのところなんだけど、その階段が急で、カエサルは転んだことがあります。歩けなくなるほどの大怪我をしたというわけではありませんが、お気に入りだったジーンズが裂けてしまったのは悲しかったです。学生時代の話ではなく、教員として生徒たちを引率してきていたときの話ですね。まあ、とにかく懐かしいです。


 前庭のとなりには「もみじ庭園」というのがあって、そこに「絶滅危惧種花壇」というのがありました。
 絶滅危惧種というと動物のことをイメージしてしまうんだけど、植物にだってあるんだなぁと思いました。




 ほんの十数分ブラリとしただけで、前庭に戻ってきました。
 時間はまだまだあったので、本館に戻って展示を見ていようと思っていたんですけど、出口を見ているうちに通ってみたくなり、出てしまいました(笑)

 東北大学植物園へは、地下鉄東西線の国際センター駅や川内駅から歩いていけます。駐車場もあるので、車で行くこともできます。
 通常は入場料(230円)がかかるんですけど、この日はホームカミングデーということで無料でした。11月3日も無料になるそうです。
 一般公開は11月30日までで、基本的には月曜日が休園だそうです。


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