カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

◎オニフスベ

2017年08月30日 | ☆植物とか    

 8月27日(日)、三神峯公園へ行って来ました。
 久々に、オニフスベたちと会うことができました。


 この日は、一日中晴れるという予報でした。こんな予報、2ヶ月ぶりだと思います。実際には、朝方に雨が降り、連続降雨記録を更新することになっちゃったんですけど、一日中好い天気だったということは間違いありません。
 蔵王に行ってみようかとも思ったんですけど、体調との折り合いがつかなかったので、半田屋を経て、三神峯公園に行ってみることにしました。
 半田屋経由っていうのは、いいですね。空腹が、出不精のカエサルの背中を押してくれます(笑)


 三神峯公園です。
 正直なところ、緑緑緑緑で面白みはないんですけど、晴れているところの写真がとれればいいやと思って来てみました。それと、ひょっとしたらオニフスベに会えるかもしれないという期待もありました。




 木の枝でできた「柵」みたいなものが見えました。すぐに、オニフスベを保護するためのものだということがわかりました。
 「柵」を誰がつくったのかはわかりませんけど、オニフスベのファンがいるんだと思います。連続降雨の中、毎日のように見に来ていたのかもしれません。


 オニフスベです。直径が20~50cmになるという巨大なキノコです。この巨大なキノコが一晩で急に発生するそうです。
 最初は白くて、バレーボールか何かみたいに見えます。カエサルが最初に見たときは、スーパーのレジ袋が風で膨らんでいるんだと思いました。
 このときのオニフスベは、すでに成熟していて、褐色になっていました。大きな石みたいにしか見えないんですけど、触ってみると柔らかくて弾力があります。

 なお、今回の記事のカテゴリを「植物とか」にしてしまいました。キノコは植物ではないわけですけど、「とか」に入るということにしました。








 最初のオニフスベの他に、4つのオニフスベを発見しました。
 1枚目は、誰かが蹴飛ばしちゃったんでしょうか、割れていました。白色をしてますけど、これがオニフスベ本来の色と言っていいと思います。
 2枚目は、成熟して褐色になったオニフスベです。
 3枚目・4枚目は、外皮がはがれて中の胞子塊が現れた状態だと思います。風に吹かれて胞子が飛び、この胞子塊が小さくなっていくんだそうです。


 ここは、木の枝の「柵」だけが残っていました。
 この写真を撮っていたときは、誰かがオニフスベを取っていっちゃったんだと思っていたんですけど、自然現象のようです。胞子が飛んでいくと、あとかたもなくなっちゃっうんだそうです。


 おや、あんなところにも・・・と行ってみたら、石でした(笑)


 オニフスベを見守っていたトンボです。「ノシメトンボ」でしょうか?




 オニつながりというわけじゃないんですけど、オニグルミです。
 この日は公園を一周などということはしなかったんですけど、クルミはどうなっているんだろう?と思って来てみました。
 雄花序や雌花序はなく、果実が膨らんでいました。この果実が硬い殻をもつクルミになっていくんだと思いますけど、イメージがつながりませんでした。


 西多賀の街並みです。


 今回の三神峯公園では「花」を目にすることはほとんどなかったんですけど、八重のヤマブキがまだ咲いているということに気がついて、ちょっとびっくりしました。


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