
放射線量測定器を借りてきました。いわゆるガイガーカウンターというやつですね。
そういうものがあるということは知っていたし、測っているところを見たこともあったのだけど、カエサル自身は触るのも初めてです。
まあ、タバコの箱ぐらいの大きさ。軽いし、ワイシャツのポケットに入れることもできますね。単三電池を2本入れて、スイッチを入れると、ほどなくして数値が出てきました。
この写真では、ちょっとわかりにくいですけど、0.11マイクロシーボルト/時間でしょうか。40秒間ずつ測定して、最近の3回(40秒×3=2分間)の平均を表示してくれるというしくみみたいです。

数値は、ちょっとずつ変わります。このときは、職場の机の上で測定してみたわけですけど、0.10~0.14マイクロシーベルト/時間くらいだったと思います。もうちょっと高いときがあったかもしれませんけど、0.20台になったことはありませんでした。
測定し始めの数値は高いけど、時間が経つにつれて低くなっていく・・・という傾向はあるかな。計画的に測定してみたというわけではないし、きちんと記録をとっていたというわけでもないので、よくわかりませんけど、そんな気がします。

南向きです。事故を起こした原発のある方向ということになります。

屋外でも、室内と同じように、数値は変化していきます。ずっと見ていたというわけではなく、放置していた時間も短くはなかったのだけど、カエサルが確認した範囲では、0.2を下ることはありませんでした。その最高値が、これです。

でも、室内と屋外の差は歴然としていますね。室内では「0.1台の前半」だったのに、屋外では「0.2台」という感じ。ほぼ1:2の数値が出ますね。
これには、ちょっとビックリしました。

カエサルんちは、職場より5kmほど「事故を起こした原発」に近いということになります。どういう結果が出るのか、ちょっと楽しみだったんですよ。
ちなみに、「事故を起こした原発」なんて、まわりくどい言い方をしているわけですけど、このへんは、カエサルのこだわりです。風評被害を呼ぶような地名はあげたくないし、イジメの対象になっている企業の名前もあげたくないわけです。
そのへんが、カエサルの基本的なスタンスです。この記事も、そういうことを前提として書いているわけで、そのあたりのところを理解した上で読んでちょうだいね。

でも、その後は下がり続けて、0.17まで来ました。カエサルが確認した範囲では、これが屋外での最低値です。
機械の調子とか、いろいろとあるんだと思います。

職場での屋外でも、ずっと0.2台でした。でも、職場では「0.2台の後半」、自宅では「0.20前後」ということができると思います。事故原発に近い自宅の方が放射線量が少ないということになります。
ただし、決定的な違いがあります。職場では建物の4階で測定したのに、自宅では庭(つまり1階)での測定だったということですね。
放射線量というのは、高さによる違いがあるのかもしれません。

室内では、職場で「0.1台の前半」だったのに対し、自宅では「0.10前後」と言えるんじゃないかと思います。自宅の方が事故原発に近いのに、放射線量は少ないのです。さっきも書いたけど、放射線量というのは高さによる違いがあるのかもしれませんね。
カエサルが小学生だったら、今年の夏休みの自由研究はこのテーマで行きます。明日は雨が降るみたいだし、雨が降ったら放射線量はどう変わるのかとか、研究対象は広がるばかりですよ。金賞とか、銀賞とか、そういうのをもらえるんじゃないかな(笑)
こういう機械、けっして安いものじゃないけど、子どもたちが自由に使えるようになったら、放射線を恐れることもなく、侮ることもなく、冷静に対処できるような、そんな世の中になるんじゃないかな。風評被害なんて起こらないような気がします。
よって、最初の数値より時間経過後に出てくる数値のほうが安定した(信頼できる)数値かと思われます。
腕時計に関してですが、最近の国内時計は明るいときに蓄えた光でしばらくの時間だけ光らせる’蓄光’タイプのものがほとんどの為、まずもって存在していないかと思いますが、以前の国内時計や、現在の外国産の一部の時計においては、自光させるためにトリチウム等の放射性物質を塗料として使っているものがあります。
それらの時計であれば、お持ちのガイガーで反応すると思われます。
皆がガイガーカウンターを持って、客観的に判断できればおっしゃるように風評被害など減るでしょうね。
是非減っていって欲しいと切望しています。
風評被害はいやですよね~。
偏見・誤解がなくなるよう目に見やすい形になると良いですね。
放射線量が客観的に計れても、基準が曖昧だと得た数値がどうよ?ってなりますよね。
国の発表でも数字にピント来ないし。
わかりやすくなって欲しいですね。
所で、
単位に名前使われた、シーベルトさんもこんなに嫌われる単位だと嬉しく無いでしょうねぇ。
そんなに、放射線測れる機械って、小さいのですね。
携帯電話のようです、初めて見ました。
まあ、やってみて何かがわかったというわけではありませんけど、放射線というものがあるんだということを感覚的に理解できるようになった気もします。
まあ、自分で測ったからと言ってどうなるというものではないのですが、誰かが測った数値を聞かされるよりは、ちょっと安心できるような気がします。
使ってみたのは初めてです。やっぱり、おもちゃみたいですね(笑)
さて,最近は「放射線量計(μSv/h)」を「ガイガーカウンター」として売られているようなのですが,本来の「ガイガーカウンター」は放射線の数を計測するだけのもので,主にβ(ベータ)線の数を計ります。…前者は,主にγ(ガンマー)線の強さを測定。
ベランダで高い値が出たのは,自然放射線を発する岩石の上だからで,同様に2階で低い値になったのは,地表から離れるためです。…ちなみに,カエサルさんのお宅は木造ですよね。学校のように,コンクリート造りなら,室内でも壁際なら高くなります。
原発からの飛散がなければ,湖上のボートや川にかかった鉄橋の上では,もっと低い値になるはずです。…トンネルの中は,高い値になります。
公表されている値よりは高い数値が出ているので、「測り方」があるんだろうなとは思っていました。
でも、「2階」では測定してないですよ。職場では4階、自宅では1階での測定です。
この後、忘れなかったら、寝るときに、2階の寝室で測定してみたいと思います。
元々,自然界からも放射線が出ているので,人為的な放射線も必要以上に心配する必要はないというのが貸し出しの主旨だと思われますが,安全とはいえない量がある訳です。
これで測れるSv/hは1時間あたりの量ですが,人体への危険の度合いはこれに時間をかけた積算量のSv単位になるので,「ただちに危険ではない」という言葉には気をつけなければなりません。
放射線というものは、侮ってはいけないけど、必要以上に心配する必要はないと思います。
まあ、たいていの人は「マイクロシーベルト」と「ミリシーベルト」の違いがわからないし、「シーベルト」と「シーベルト毎時」の違いもわかりません。そうした中、いろんな数値が巷間を飛び交っているのは問題だろうと思っています。「平常値の10倍」などと言われれば、たいていの人は心配してしまうわけですからね。
「安全」と「危険」の間には「グレーゾーン」があるわけです。放射線が人体に与える影響を考える場合、このグレーゾーンがめっちゃ広いわけです。専門家の間でも意見が分かれているわけですけど、ここに原発推進/反対という政治的な思惑が絡んだりして、もうメチャクチャになっているという気がします。
まあ、カエサルの場合は喫煙者なので、喫煙による被曝量までは・・・なんて思っているのですがね。こういうことも受け取り方によっては下手な誤解を与えかねないので、難しいですね(笑)