4月25日(月)に行った蔵王エコーライン、2回目です。
今回は、こまくさ平~賽の磧(さいのかわら)~蔵王不動尊とエコーラインを下っていきます。
こまくさ平の駐車場(売店のある側)に車を駐めて、まず気になったのが向かいの駐車場に駐まっている除雪車です。何年か前には、賽の磧の駐車場で見たことがあるんですけど、とにかく迫力がありますよね。
遊歩道の売店側の入口のところは、雪に覆われていました。
ここはいつも雪が残っていて歩きづらいところではあるんだけど、手すりよりも高い雪が残っているのを見たのは初めてです。
遊歩道は、さっきの部分を除くと、ちょっとぬかるんでいる程度です。何の苦もなく行き来することができました。
除雪とかの関係もあるんだろうけど、雪が残っているところと消えちゃったところ、極端だという気がします。
大黒天から見る蔵王とこまくさ平から見る蔵王の違いは、スケールということになるんじゃないかと思います。こまくさ平の展望台に上がると、目の前の180°に蔵王が広がっているという感じです。
この日は、久々にカメラを2台持っていきました。久々に超広角ズームを使ってみたわけですけど、撮っているときは楽です。でも、超広角だからと言ってこの展望を表現できるわけではないということを勉強しました。
不帰の滝(かえらずのたき)です。
この季節だと、滝の白と雪の白がかぶります。滝は動いているので違いは瞭然としているんですけど、静止画像にしちゃうと厳しいですね。
山側(展望台の両側)の遊歩道です。岩がゴロゴロしています。岩を取り除くのは難しくないだろうし、そうすれば歩きやすくなると思うんだけど、まあ、いろいろな思惑があるんだろうと思います。
ここで、こまくさ平を後にし、賽の磧に向かいます。
賽の磧(さいのかわら)の駐車場です。広いです。
真ん中よりちょっと右側に見えている屋根が蔵王寺です。
賽の磧の遊歩道です。入口のところは雪に覆われていたので通れないかなと思っていたのだけど、20メートルほどでドライになりました。でも、100メートルほどで雪に覆われました。
大黒天でもこまくさ平でも思ったんだけど、残るところには残り、消えるところは消えちゃう。雪っていうのは不思議なやつだなという気がします。
賽の磧の遊歩道から撮った写真です。
何という山なのか、わかりません。建物のようなものが見えるけど、何なのかわかりません。雪面にはスキーか何かの跡のようなものが見えるけど、何なのかわかりません。近いのか遠いのか、大きいのか小さいのか、街の中のいるときの感覚がさっぱり通用しません。
この後、蔵王寺に行こうと思っていました。いつもなら歩いて行くのだけど、車で行ってみようと思いました。でも、あれ?と思ったときには通り過ぎてしまいました。さすがは方向音痴の天才・・・と、自分で感心してしまいました。
蔵王不動尊です。塗装とかがだいぶ剥げてきましたけど、かえって風格が出てきたという気がしないでもありません。
「賽の磧より上」と「不動尊より下」は、世界が違うという気がしています。何と言っても、樹木の違いですね。「賽の磧より上」は低木の常緑樹ですけど、「不動尊より下」は高木の落葉樹になります。ここもかなりの標高があると思うのだけど、植生としては平野部とあまり変わらないという気がします。
不動滝です。
ここよりちょっと下の滝見台(三階滝、地蔵滝、不動滝が見える)からだと本当にチラリと見えるだけなんだけど、ここからだとかなりはっきり見えます。
ラジオの実況中継をしていました。こうした場合、周囲に人だかりができていたりするんだけど、このときは、パーソナリティの「爆笑コメディアンズ」さんとスタッフさん、カエサルの4人しかいませんでした。かなりヘンな気がしました。
不動滝のことを「ポットからお湯を注いでいるみたいだ」と言っていたのが印象的でした。
この後、滝見台には寄らずに、水芭蕉の森に向かうことにしました。ここに来る前に蔵王寺を通り過ぎてしまったのは、「さっさとミズバショウを見に行け」という天からの声だったのかもしれません。
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