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lss ファイルにしてみよう

2003-12-16 00:48:31 | LotusScript
数行のコードであれば Initialize イベントに直接コーディングしてしまえばいいですが、例えばエージェントの中で同じ処理を何度も使いたい場合、同じ内容を何箇所にも書くのは効率が悪いです。そんな場合はサブルーチンやファンクションを使いますね。さらに同じ処理をデータベース全体で使用したい場合はスクリプトライブラリ化してエージェントやアクションボタンから同じ DB であればどこからでも利用できるようになります。でも、異なる DB で同じ処理を使いたい場合どうすればいいでしょうか?

ヘルプファイルを見ると CONST (定数) ファイルとして lss が紹介 (lsxbeerr.lss など) されていますが、実はこのファイルの中に LotusScript コードを書くことで外部ファイル化することができ、Notes 上のどこからでもつかえるようになるんです。例えば以下のような Messagebox を実行するサブルーチンを mysample.lss というテキストファイルとして作成してみてください。ファイルは Notes プログラムディレクトリに置いてください。

Sub lssMessagebox
    Messagebox "Hello lss Messagebox !"
End Sub
そしてエージェントやアクションボタンなどの (Declarations) に %INCLUDE "mysample.lss" を書いて、Initialize イベントに Call lssMessagebox とだけ書いて実行してみてください。ボタンの場合であれば Click イベントでも OK です。Hello lss Messagebox ! と表示されましたよね?この方法を利用することで汎用的なコードを幅広く使いまわすことができるようになります。

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