Lunatic Sol

IT Tips

64bit 版 Windows のタスクマネージャーを Process Explorer に置き換える

2010-10-21 14:05:42 | Windows
Windows を使用する上において Sysinternals のツールは非常に有益で、特に Process Explorer を使いだすとタスクマネージャーでは役不足となってきます。

そして、この Process Explorer にはタスクマネージャーの代わりに Process Explorer を使用するように設定することができます。[Options] - [Replace Task Manager] というメニューで設定できます。

しかしながら 64bit 版 Windows では、この方法では完全にタスクマネージャーの代わりにすることができません。

どのように完全ではないか、と言うと、Process Explorer がすでに起動されている状態にて、タスクバー上にて [右クリック] - [タスク マネージャーの起動] を選択した場合には問題ないのですが、Process Explorer が起動していない状態で同じ操作を行うと、

『'C:\Windows\system32\taskmgr.exe' が見つかりません。名前を正しく入力したかどうかを確認してから、やり直してください。』

というエラーが発生してしまいます。



解決方法は2つあります。

◆ 解決方法1 - レジストリを変更する ◆

  1. Process Explorer のオプション設定

  2. [Options] - [Replace Task Manager] を選択


  3. レジストリエディタ (regeidt) の実行

  4. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] を選択し、regedit と入力して Enter

  5. レジストリキーに移動

  6. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Image File Execution Options\taskmgr.exe


  7. Debugger 文字列値をダブルクリックしてダイアログを開く

  8. PROCEXP64.EXE となっている部分を PROCEXP.EXE に変更





◆ 解決方法2 - procexp64.exe を常に使用するようにする ◆

  1. Process Explorer のオプション設定

  2. [Options] - [Replace Task Manager] を選択

  3. Process Explorer の実行プログラム (procexp.exe) のディレクトリをエクスプローラーで表示

  4. procexp64.exe を任意の別のディレクトリにコピー

  5. Process Explorer の停止

  6. procexp.exe ファイルを procexp.exe.bak にリネーム

  7. 手順 3. で別ディレクトリにコピーした procexp64.exe を、Process Explorer のディレクトリ (procexp.exe.bak のあるディレクトリ) に移動



※ レジストリの変更によるエラーや問題については責任を負いませんので、自己責任でよろしくお願いします。

Windows Sysinternals
http://www.sysinternals.com/

Windows 7 にて Loopback Adapter を追加する方法

2009-09-29 12:44:20 | Windows
Loopback Adapter を Windows 7 にて追加したいと思い、MS サイト調べてみましたが Windows Vista 以前の手順しかありませんでした。Windows 7 だとメニューが違うみたいです。(私が間違っているだけの可能性もあります)

Microsoft Loopback Adapter をインストールする方法

ということで、手順を書いてみます。


  1. [スタート] -> [コントロールパネル] を開く
  2. [デバイス マネージャー] を開く
  3. ネットワークアダプターを選択した状態で、[操作] -> [レガシ ハードウェアの追加] を選択

  4. ウィザードが表示されるので、「次へ」を選択

  5. 一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)を選択

  6. ネットワークアダプターを選択

  7. Microsoft -> Microsoft Loopback Adapter を選択

  8. 「次へ」を進んでセットアップを完了



Windows 7 (64ビット) で Buffalo LPV3-U2S を使う

2009-09-22 01:54:04 | Windows
Windows 7 (64ビット) にした結果、基本的には Vista より良くなっているのですが、32ビットアプリケーション/ドライバーがうまく使えない、というような事象も出てきています。

特に、個人的に困ってしまったのが、バッファローのプリンターサーバー LPV3-U2S が使えないという点。

結論から言うと、Standard TCP/IP Port にして LPR を使えばいいのですが、ダイレクト接続マネージャーを使おうとしてしまったりするとつながりません。

以下、うまく使うための設定手順です。


  1. [スタート] → [コントロールパネル] → [プログラムと機能] を開いて、「Buffalo ダイレクト接続マネージャー」関連のアプリケーションをアンインストール
  2. [スタート] → [デバイスとプリンター] からすでに設定済みのプリンターを削除
  3. 同じく [スタート] → [デバイスとプリンター] にて「プリンターの追加」をクリック
  4. 「ローカルプリンターを追加する」をクリック
  5. 「新しいポートの作成」→「Standard TCP/IP Port」を選択して「次へ」をクリック
  6. 「ホスト名またはIPアドレス」に LPV3-U2S の IP アドレスかホスト名を入力。「ポート名」は自動入力そのままを使用。「次へ」をクリック。
  7. 「デバイスの種類」にて「カスタム」を選択し、「選択」をクリック
  8. 「プロトコル」にて「LPR」を選択し、LPR設定の「キュー名」に lp と入力した後に「OK」をクリック
  9. 「次へ」をクリック
  10. プリンターの検出の後に、該当するプリンターを選択し、「OK」をクリック
  11. テストページ印刷を行い、印刷されれば完了


尚、以下のバッファローのページに記載があります。

http://buffalo.jp/taiou/os/win7_64/04/win7_64_04_03.html#2

リモートサーバー管理ツール for Windows 7

2009-05-26 15:55:57 | Windows
Windows 7 (RC) をインストールしました。

で、すっかり失念していたのですが、Hyper-V Server のリモート管理用の管理コーンソールをインストールしなければ!と思ったのですが、Windows Server 2008のHyper-Vをリモートから管理する(ドメイン編)を見ても、Vista と 2008 用のものしかなく、困り果てました。


で、いろいろ調べてみたら、ようやく発見。

Remote Server Administration Tools for Windows 7 Release Candidate (RC)

製品版がリリースされたらきっとリンク切れになるかと思いますが、RC 版の人はきっとこれでハッピーになれるでしょう。

2010/09/13 Update:
案の定リンク切れになっていたので製品版のリンクに変更

Windows 7 用のリモート サーバー管理ツール

その後は、

コントロールパネルプログラムと機能Windows の機能の有効化または無効化

を選択し、

リモートサーバー管理ツール / 役割管理ツール / Hyper-V ツール



をチェックすれば、管理ツールの中に Hyper-V マネージャー が表示されるようになります。

VPC : intelppm.sys でブルースクリーン

2009-05-14 22:51:09 | Windows
Virtual PC のイメージ(VHD)を Hyper-V 上で使えるようにと、Virtual Machine Additions をアンインストールしてみました。

その後、intelppm.sys でブルースクリーンが発生するようになり、まぁ大変な状態。

いろいろ調べてみたら、レジストリを操作すれば解決することが判明。

これだ!1,2,3

http://blogs.msdn.com/virtual_pc_guy/archive/2005/10/24/484461.aspx

InfoPath の添付ファイル

2009-05-08 02:28:25 | Windows
InfoPath は XML ファイルですが、添付ファイルを扱うことができます。この添付ファイル、XML を見てみると Base64 なのかなということが伺えますが、なぜか先頭の数バイトが同じになります。

なぜかなと思ってたら、以下のことがわかりました。

http://support.microsoft.com/kb/892730/en-us

[  A  ][  B  ][  C  ][  D  ]
[  E  ][  F  ][  G     .....
.............][N][N]


A - 4byte - InfoPath Signature 0xC7 0x49 0x46 0x41
B - 4byte - Size 0x14
C - 4byte - Version 0x01
D - 4byte - Reserved 0x00
E - 4byte - ファイルサイズ
F - 4byte - ファイル名サイズ
G - 可変長 - ファイル名 (Unicode)
N - 1byte - Null (x2)

要は、これらのデータがファイルの先頭に結合された上で Base64Encode されていたということです。

戻したければ、Base64Decode した上で、上の情報を削除してあげればオリジナルのバイナリデータにする必要があるということですね。

UAC - ユーザーアカウント制御

2008-10-27 02:50:32 | Windows

■ Windows Vista

Vista の初期設定だと、例えば Hosts ファイルの変更も「管理者として実行」としてエディタを開いたうえで、hosts ファイルを開かないと保存できません。

  • セキュリティ強化 -- 操作性低下

という構図ができてしまうので、わずらわしいです。

そんな人の為に...

  1. [スタート] -> [コントロールパネル] -> [クラシック表示] -> [ユーザーアカウント] -> [ユーザーアカウント制御の有効化または無効化] を開く
  2. [ユーザー アカウント制御 (UAC) を使ってコンピュータの保護に役立たせる] のチェックを外す
  3. [OK] を押下
  4. Vista 再起動

という作業をすると、今後はわずらわしさがなくなります。

■ Windows 7

それほど大きくメニューが変わっているわけではないのですが、Windows 7 では若干操作方法が異なるので追記。

  1. [スタート] -> [コントロール パネル] を選択
  2. [ユーザー アカウント] を開く
  3. [ユーザー アカウント制御設定の変更] を開く
  4. バーをスクロールダウンさせて [通知しない] に設定
  5. [OK] をクリック
  6. ダイアログが表示されるが、[はい] をクリック

以上で Windows 7 でもUACを無効にすることができます。


コードページ

2008-06-20 11:00:36 | Windows
コードページを変更する方法

いつも忘れるのでメモ

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/962vistausjp/vistausjp.html

英語: chcp 437
日本語: chcp 932
UTF-8: chcp 65001

英語モデルの内蔵キーボードを日本語106/109キーボードに変更

2008-04-14 02:23:21 | Windows

OS およびハードウェアを含めて英語モデル Windows XP を使用している。
しかし、自分は英語キーボードが苦手である。@マークが Shift+2 という時点で自分には入力しずらくて仕方がないのであるが、英語キーボードになれている方々からすればなんのことはない慣れなんだろう。

とにかく、自分は英語配列が NG なため、先日まで「窓使いの憂鬱」を使って対応していた。

が、キーがそもそも足りないので、カッコの割り当てが足りなくなってしまった。

あまりにも使いづらいので、日本語内蔵キーボードを取り寄せてもらった。取り付けは無事完了し、起動も OK。レジストリもいじってみたが。。。

あれ、配列が変わりません。うーん、うーんと試行錯誤したところ、3つほどレジストリエントリを変えないといけないことが判明。そのまとめ。

レジストリキー:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters

  LayerDriver JPN = kbd106n.dll (String Value)
  OverrideKeyboardIdentifier = PCAT_106KEY (String Value)
  OverrideKeyboardSubtype = 00000002 (dword Value)
  OverrideKeyboardType = 00000007 (dword Value)

上記の値のように英語 Windows XP の値を変更してあげれば日本語キーボード配列として認識されるようになるみたい。


Windows バージョン、ビルド番号をデスクトップ右下に表示

2007-11-26 01:24:19 | Windows
Windows のレジストリを操作することで、デスクトップ右下に Windows のビルド番号、バージョンを表示することが可能になる。

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/051paintver/paintver.html

以下のレジストリエントリ REG_DWORD を 1 に変更すればよい

    キー: HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop
    値:PaintDesktopVersion