サクっと感想を。
昨日は隆一のアフタートークショー付きだったのもあり、RYUスレ(フレ?)&SLAVEが殆ど?って感じだったような気がします。(笑)
座席はM列下手ブロックのセンター寄り。 センター寄り&階段の高さが舞台高さと同等くらいだったので観やすかったし、これは行かなければ解らなかったことだけれど、隆一は意外と下手に立つことが多いのでちょっと得した感じあり。
さて、まずは芝居全体の感想についてからにしようかな。
え~と。。 原作を知っている人にとってはやはりちょっと物足りないかなぁ~と感じました。
アフタートークの中で隆一がその辺の事を思って言ったのか、「ヒンドリーが落ちぶれていくのにも、実は沢山の紆余曲折があったんだよね」と言っていたんだけれど、各人物の物語が少々カットされてしまっているんですよね。“愛”がメインの構成になっているし、長い物語なので仕方ないといえば仕方ないんだけれど。 私的にはやはりこの手の物語は、細かく演じてもらえるストレート芝居の方がいいなぁ~と思ってしまいました。
とはいえ、今回の『嵐が丘』の舞台は入り込みやすく、解りやすい構成になっていたと思います。 原作を知らない人もネリー(=杜けあき さん)が語りから自然に入り、場面転換で細かく舞台背景を変えてくれているのも分かりやすい。 簡単に言ってしまうと、あらすじを知らなくてもちゃんと解る作りになっているという感じです。
昨日の配役は、ヒースクリフは勿論(笑)河村隆一。 キャサリンは平野綾さん。
物語前半は青年と娘時代を演じる二人。
平野綾さんは声優ということもあり、仕草だけでなく声色の表現もかなり変えていましたが(私的に最初はちょっと違和感を覚えたくらいアニメっぽい感じがしてしまったんです。。。)、年齢的に役柄と近いので違和感はなかったです。
隆一にはちょっと年齢的に無理があったと思うけれど、拾われ者のジプシーと呼ばれながらも心は真っ直ぐな青年像を、声色や走り方で表現していました♪(青年時代の服装が、『Ne:』の時の衣装っぽかったと思ったのは私だけ? 思わずりんごを用意したくなりました/爆)
隆一は主役としてずっと舞台に出っ放しで演技にも気を抜けない中、とても頑張っていたと思うし、良かったと思います。
でも・・・・
やっぱり主役としては弱いかなぁ。。。というのが素直な感想。(友達とも話したんだけれども、『シカゴ』での役どころくらいがちょうどいいのかもしれないねって。)役者ではないので演技はやはりどうしても落ちてしまうんですよね。 隆一だけ見ている分には、そう感じないことも、山崎さんが出てくるとやはりその辺の役者としての差が出てしまい、芝居が進むほどじわじわと気になってくるのは否めなかったかなぁ。。。
主役を張るというのは本当に大変なことです。
歌の方はというと、今回は隆一の低音部分な歌声が聴けて嬉しかったです 彼の低音の歌声は深みと色気があって、大好き
後半は特に衣装が貴族ルック(笑)なので、歌声との絡みがかなりいい感じでした (SLAVEには好評だと思われ~~/)
ただ・・・
低音な分、山崎さん(ちょっと高めでもあるので)の歌声に、ちょっぴり負けてしまうように感じたのもまた事実。声量で負けているとかそういうのではないんだけれど・・・。多分発声法が違うということが影響しているのだろうと思います。出演部分が少しならば気にならないことも、主役は出番が多い分、ふとした時に気づいてしまうものなんですよね。 ちょっと部分ではありました。
とはいえ、今回歌の上手い役者さんが揃っているので、歌の部分はかなり迫力あったし、かっこよかったです
特に・・・↓
前半。ヒースクリフ、キャサリン、エドガー(山崎育三郎さん)の三人が絡み合いながらの場面。
後半。ヒースクリフ、キャサリン、エドガー、イザベラ(荘田由紀さん)、四人の駆け引きしながら歌いあげる場面。
ここはとっても良かった
なんだか厳しいことばかり書いちゃったような気もするけれど、決して悪い舞台ではなかったし、思っていたよりまとまった舞台であったし、観ておいて良かったと思います。
でも、複数回観るかといったら、それにはちょっと魅力にかける(あくまで私的に)舞台かなと・・・。
いつも芝居は複数回数観るのが普通なんですけれど、今回はミュージカルということもあり(←ストレート芝居好きなんです)、1回観てから(なので前半の観劇日にしたのもあり)決めようかなぁと思ってたんですけれども・・。残念ながらもう一回という気持ちには最終的にはならなかった私です。
「隆一をもう一度観たい」とか、「安倍なつみさんのキャサリンも観てみたい」とかという理由ならば、もう一度くらい観たいな、と思うところもあるけれど、そういう部分を除いて、純粋にこの舞台をもう一度・・・と考えると、あまり魅力を感じなかったかなぁ~という。。。(上手く伝わらないかも。。難しいなぁ。。。)
最後にエール
これから公演を重ねることによって、芝居が成長していって、「もう一回観ておけばよかった~!」と後悔するような舞台になるこことを期待してます♪
赤坂ACTシアター『ミュージカル 嵐が丘』
昨日は隆一のアフタートークショー付きだったのもあり、RYUスレ(フレ?)&SLAVEが殆ど?って感じだったような気がします。(笑)
座席はM列下手ブロックのセンター寄り。 センター寄り&階段の高さが舞台高さと同等くらいだったので観やすかったし、これは行かなければ解らなかったことだけれど、隆一は意外と下手に立つことが多いのでちょっと得した感じあり。
さて、まずは芝居全体の感想についてからにしようかな。
え~と。。 原作を知っている人にとってはやはりちょっと物足りないかなぁ~と感じました。
アフタートークの中で隆一がその辺の事を思って言ったのか、「ヒンドリーが落ちぶれていくのにも、実は沢山の紆余曲折があったんだよね」と言っていたんだけれど、各人物の物語が少々カットされてしまっているんですよね。“愛”がメインの構成になっているし、長い物語なので仕方ないといえば仕方ないんだけれど。 私的にはやはりこの手の物語は、細かく演じてもらえるストレート芝居の方がいいなぁ~と思ってしまいました。
とはいえ、今回の『嵐が丘』の舞台は入り込みやすく、解りやすい構成になっていたと思います。 原作を知らない人もネリー(=杜けあき さん)が語りから自然に入り、場面転換で細かく舞台背景を変えてくれているのも分かりやすい。 簡単に言ってしまうと、あらすじを知らなくてもちゃんと解る作りになっているという感じです。
昨日の配役は、ヒースクリフは勿論(笑)河村隆一。 キャサリンは平野綾さん。
物語前半は青年と娘時代を演じる二人。
平野綾さんは声優ということもあり、仕草だけでなく声色の表現もかなり変えていましたが(私的に最初はちょっと違和感を覚えたくらいアニメっぽい感じがしてしまったんです。。。)、年齢的に役柄と近いので違和感はなかったです。
隆一にはちょっと年齢的に無理があったと思うけれど、拾われ者のジプシーと呼ばれながらも心は真っ直ぐな青年像を、声色や走り方で表現していました♪(青年時代の服装が、『Ne:』の時の衣装っぽかったと思ったのは私だけ? 思わずりんごを用意したくなりました/爆)
隆一は主役としてずっと舞台に出っ放しで演技にも気を抜けない中、とても頑張っていたと思うし、良かったと思います。
でも・・・・
やっぱり主役としては弱いかなぁ。。。というのが素直な感想。(友達とも話したんだけれども、『シカゴ』での役どころくらいがちょうどいいのかもしれないねって。)役者ではないので演技はやはりどうしても落ちてしまうんですよね。 隆一だけ見ている分には、そう感じないことも、山崎さんが出てくるとやはりその辺の役者としての差が出てしまい、芝居が進むほどじわじわと気になってくるのは否めなかったかなぁ。。。
主役を張るというのは本当に大変なことです。
歌の方はというと、今回は隆一の低音部分な歌声が聴けて嬉しかったです 彼の低音の歌声は深みと色気があって、大好き
後半は特に衣装が貴族ルック(笑)なので、歌声との絡みがかなりいい感じでした (SLAVEには好評だと思われ~~/)
ただ・・・
低音な分、山崎さん(ちょっと高めでもあるので)の歌声に、ちょっぴり負けてしまうように感じたのもまた事実。声量で負けているとかそういうのではないんだけれど・・・。多分発声法が違うということが影響しているのだろうと思います。出演部分が少しならば気にならないことも、主役は出番が多い分、ふとした時に気づいてしまうものなんですよね。 ちょっと部分ではありました。
とはいえ、今回歌の上手い役者さんが揃っているので、歌の部分はかなり迫力あったし、かっこよかったです
特に・・・↓
前半。ヒースクリフ、キャサリン、エドガー(山崎育三郎さん)の三人が絡み合いながらの場面。
後半。ヒースクリフ、キャサリン、エドガー、イザベラ(荘田由紀さん)、四人の駆け引きしながら歌いあげる場面。
ここはとっても良かった
なんだか厳しいことばかり書いちゃったような気もするけれど、決して悪い舞台ではなかったし、思っていたよりまとまった舞台であったし、観ておいて良かったと思います。
でも、複数回観るかといったら、それにはちょっと魅力にかける(あくまで私的に)舞台かなと・・・。
いつも芝居は複数回数観るのが普通なんですけれど、今回はミュージカルということもあり(←ストレート芝居好きなんです)、1回観てから(なので前半の観劇日にしたのもあり)決めようかなぁと思ってたんですけれども・・。残念ながらもう一回という気持ちには最終的にはならなかった私です。
「隆一をもう一度観たい」とか、「安倍なつみさんのキャサリンも観てみたい」とかという理由ならば、もう一度くらい観たいな、と思うところもあるけれど、そういう部分を除いて、純粋にこの舞台をもう一度・・・と考えると、あまり魅力を感じなかったかなぁ~という。。。(上手く伝わらないかも。。難しいなぁ。。。)
最後にエール
これから公演を重ねることによって、芝居が成長していって、「もう一回観ておけばよかった~!」と後悔するような舞台になるこことを期待してます♪
赤坂ACTシアター『ミュージカル 嵐が丘』
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