べーやん。
ふつう、口元にブラウン的なものがついてたら「チョコ?」「お好み焼きソース?」とか思うけど、べーやんの場合は要注意!!!(笑)
この人嫌いじゃないけど、やっぱりアレをレンジでチンして食するような人、いや人じゃないけど、は生理的に無理(笑)
※
最近読んだ漫画と本。
『百鬼夜行抄20巻』
律の着物姿に萌え。
青嵐は相変わらず律に対して冷たい…けど、そのドライな関係こそ妖怪っぽくていいと思う。
妖怪と人間がなれ合い過ぎるのは甘っちょろすぎる。
もちろんそういう前提のほのぼの路線ならいいけど。
悪魔とか妖怪とか最近そういうの多いけど、奴らはやっぱりどこか人間とは思考体系が違ってて、油断大敵、というのが理想ですw
『航路』(コニー・ウィリス)
上下巻あって、しかもどちらもごっつ厚いので読むの大変かと思ったら、あっという間に読めた。
会話が多いし、なんだか映画みたいな、ドラマみたいな、映像が浮かぶような話の流れで、内容も小難しくないし。
でも、とにかくもどかしい展開が多くて、ちょっとイライラしますよ(笑)
たとえば誰かに会って話をしたいと思った時、その誰かに会いに行くのにまず障壁がいっぱいでなかなか会えない、そんな展開がいっぱい。
ストレスがたまります。
これに出てくるジョアンナを若い頃のジョディ・フォスターで、映画化したらいいと思いますw
いまどきの映画の話題が会話に山ほど出てくるし、まさに現代っぽい話なんだけど、SFなんだよね、これ。
結局、解釈は宗教観に左右される話だと思うので、私にはものすごく感動する、とかそういうのはなかった。
私は、あまり信心深い方ではないので。
人の脳が人に見せることのできるものの限界。
脳が破滅しつつあるとき、破壊されてしまった時、一体どういう世界を垣間見るのか。
こればっかりは誰にもわからないので(あの世に行って帰ってきた人はいないので)、こういう小説を読んで、ちょっと垣間見たような気分になるしかないんですよね。
早く答えを言って!と思って読んでたけど、肝心なのは解答じゃなくて、臨場感たっぷりのわくわくする雰囲気を味わうことかも。