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Harvest*

日々の中で感じたことや思ったことの記録

五社堂へ登ってみたり

2015-05-25 00:58:26 | ドライブ・散歩
ビーチコーミングだけするつもりだったのですが
折角男鹿に来たのだし~と五社堂に行ってみました。

前から五社堂は少し行ってみたかったところなのですが
999段の石段を登らないと行けないので気が向いたときにでも~と
思っていました。



なまはげがお出迎え~。
お向かいの旅館からは演歌のカラオケ音が聞こえていました。
宴会ですかね。昼から楽しそう。
なまはげ、酒、演歌…まさに日本海!

そういうの好きか嫌いかはおいといて
とにかく日本海っぽさが半端ないです。
この雰囲気。

五社堂への999段の石段は
なまはげが一夜で築いたと言われているそう。

昔、漢の武帝が5匹のこうもりを従えて男鹿にやってきたとか。
そのこうもりは5匹の鬼に変わりよく働いたので
武帝は正月15日の一日だけ休みを与えた。

鬼たちは初めて村里へ出られるのが嬉しいあまり
ハメを外し過ぎて畑を荒らしたり、家畜や娘をさらったりした。

これに怒った村人が武器を手に鬼退治に赴くけれど
鬼が強くて返り討ち。

困った村人たちは鬼たちと賭けをすることに。

毎年ひとりずつ娘を差し出すかわりに
五社堂まで一夜で千段の階段を作ること。
それが出来なかったら二度と村にはこないこと。

という賭け。

鬼たちは夕暮れを待って石段作りをスタート。
村人たちは一夜で千段なんて作れないだろうと思っていたのか
あれよあれよと鬼たちが石段を積み上げていくのに焦る。

あわてた村人たちは、鬼があと一歩の999段まで積み上げたところで
ものまね上手に頼んで一番鶏の鳴きまね「コケコッコー」をしてもらった。

その鳴き声を聞いた鬼は怒り、腹いせなのか千年杉を引き抜き
真っ逆さまにして突き立てて山に帰っていった。
そして二度と村へは降りてこなかったという…。

五社堂はその鬼たちを祀ったと言われているそうです。

なんていうか、アレですね。
村人の機転勝ち…なんだけど
バレなければイカサマじゃない、をふと連想しました。



そんな鬼の伝説看板を見ながらも石段登り。
あとどれくらいかな~とか考えるとキツいので
とにかくなにも考えず足を動かすのみ~と登りました。



この鳥居が見えたらあともうちょっと。



五社堂に登り切る手前に姿見の井戸というものが。
この姿見の井戸、水鏡が曇ったり姿が写らない人は
命が長くないと占われたり、3年以内に没するとかいうのがあるそう。

井戸を覗いてみたらクッキリ姿が写りました。
わー。まだ命ありそう。



五社堂へ到着。
上まで来ると木々が開けて陽が差していて明るいです。



石段を下って帰ります。
なにげに登りよりも下りの方が大変なような。
どれくらいかの距離がわかる分気持ち的には楽なのですが
下りの方が足に負担くるような~。

午前中からビーチコーミングでうろうろ歩いていたので
結構足にきました。

でも一度行ってみたかったので、立ち寄れてよかったです。

ゴジラ岩

2015-05-24 23:23:57 | ドライブ・散歩
昨日に続き今日も懲りずにいろんなビーチをうろうろしていました。
今日は男鹿半島をぐるっと。

そのついでにゴジラ岩と五社堂にも寄ってきました。



噂のゴジラ岩。

ゴジラの形に似ているからそう呼ばれているらしいです。
夕日をバックにゴジラ岩のシルエットを撮る写真をよく見かけます。

ゴジラかぁ…。
うーん。うん、なんとかゴジラっぽい。



奇妙な形の巨岩がたくさん。
ここらへんのゴツゴツ岩はビーチサンダルだと少し足が痛いです。



灯台発見!
なんか灯台って見かけると
とにかく近くに行きたくなるんですよね~。
吸引力。



潮瀬崎灯台という灯台のよう。
灯台好きです。近くによるとちょっと嬉しい。



灯台の階段より。
下は結構日本海ザッパンしていました。

男鹿へドライブ

2015-05-06 22:08:56 | ドライブ・散歩
男鹿へドライブ。
最初は真山神社へ行きました。



出刃包丁がお出迎え。

ここの神社では、冬になまはげ柴灯(せど)まつりという祭りが行われます。
雪が降り積もる2月の寒い夜に、
松明をかかげたなまはげたちが下山してくる様子はとても幻想的です。

狙いをつけられて「ウォー!」と追いかけられると本当に迫力があります。

夜の闇と白い雪。
轟々と燃えさかる巨大な焚き火に照らされて
なまはげに追いかけられるリアル鬼ごっこ…。

そんなエキサイティングな祭が冬に繰り広げられるのがここ真山神社。



今日、本当は別のところに行く予定だったのですが
急遽男鹿方面に変更。
でも、結果的にはこっちの方でよかったです。

お参りをすませて、お昼を食べに寒風山へ。



頂上の展望台からの景色。
うーん、午後になったら急に曇り出してきました。

山の頂上の方はまだ草木が茶色いところがありました。
寒風山なだけに風が強いと結構寒い。

行楽シーズンなのでバイクに乗ったライダーたちが多かったです。
ハーレーに乗っている渋いおじさんがいて
岩城滉一みたいでワイルドでした。

バイクには乗りませんが、ああいうバイクの造形ってかっこいいですよね。
ピッカピカに磨き上げられていると本当に美しい。

そんなことを思いながらも、頂上付近は寒いので
ちょっと降りて、鬼の隠れ里というゾーンに行ってみました。



わかりにくいですがこの画像の真ん中からちょっと左上あたりの
灰色の岩が積み上がっているところです。

車を停めて、トコトコと歩くこと数分。
意外と歩くなぁ。



寒風山には何度か来ていますが、鬼の隠れ里に来たのは初めてでです。
小さい岩が積み上がっていると思っていましたが、
すぐ近くに来てみるとどれも巨石。

言い伝えでは鬼が積み上げた、なんて言われています。
でも本当は火山の影響でそうなったとかなんとか。

帰って来てから知ったのですが
ここに弘法大師の硯石というのがあって
いつでも水が張っているという不思議スポットがあるようでした。

知らなかった~。
今度また行った時にでも見てみたいなぁ。



展望台にあったナマハゲ君。

狙い過ぎたあざとかわいさを感じない、
あまりひねりもなく真面目に作られていそうな
純朴さを感じるゆるキャラ、結構好きです。
上から目線コメント~。

そんな感じで久しぶりに見晴らしのいい山に登りました。

おまけ。一昨年撮った青空の寒風山からの景色。



晴れていて緑が生い茂るとこんな風な山です。
今日の曇り空の写真と、ほぼ同じあたりから撮っています。
初夏の緑が生い茂る季節にまた来よう。

十二湖

2013-10-28 21:50:10 | ドライブ・散歩
先週はずっと天気が悪く、今日は久しぶりのお天気模様。
冬になると、秋田はずっと灰色の空になってしまうから
天気のいいうちにいっぱい外に出ておこうと、
十二湖へいってきました。

紅葉してきてるなぁ。



十二湖手前の離れた駐車場に車を停めて、
ウォーキングしながら池たちを見てきました。

十二湖といえば青池が有名なので、
てくてく歩きつつ、青池方面へ。

青池~。
池の色が本当にブルーで綺麗。
落ち葉が絨毯みたいになってました。
一番人気の湖だけあって人がたくさんきていました。



青池がパワースポット、というのをネットで見かけたのですが、
今日のわたしにとってはむしろ下の写真の遠くに見える山の、
岩のようなむき出しの山肌を見ている方が
力が湧いてくる感じがしました。



きっと求めているものはそっちの方だったのかもしれないなぁ。
静かな湖ではなく、力強い山のエネルギーのような?

とにかくその遠くの山肌を見ている時に
グワーと元気になれそうな明るい感じがしました。

青池を見た後は、人の気配のないところを探し求めてブナ林へ。
白神山地といえば、ブナ林!

ワガママだけど、自然溢れるところに来たら、
なるべく人から離れた誰もいない、自然しか感じない場所へいきたい…
と思ってしまいます。
自分も観光客の一人なのですが。

誰もいなくてほっとする…。
思いっきり空気を吸い込んでも、ブナ林の中は清々しい。



誰とも出会わず、木々の隙間から時折太陽の光が射してきて
のほほんとできます。
ようやく少しホッとできました。

帰る途中の、海沿いの夕日がとても綺麗でした。
やっぱり海の方がスッキリする!!



波が岩にあたって水しぶきをあげていたり、ダイナミック。
湖よりも、海辺で見る夕日の方に癒された気がしました。

夕日の光が海に当たって、キラキラしていて
金色の道がまっすぐに海面に伸びていました。
その光を見ていると、とても愛おしいような気持ちになりました。

白神山地のあたりはやっぱり気持ちがいいなぁ。


新郷村のキリストの墓

2013-10-19 23:55:54 | ドライブ・散歩
十和田湖まで足を運んだついでに、
青森県新郷村にあるというキリストの墓まで行ってきました。

行くかどうか迷ったんですが、なんでもいいから
新しいことをしてみよう、と行ったことのない道を走ってみることに。

十和田湖の駐車場を出たのがちょうど3時頃。
「ピラミッド、キリストの墓」と書かれた道路標識を頼りに
新郷村へ向かって出発。

とりあえず標識に従いながら運転していると、
キリストの墓までは28kmと小さな表示が。

それを見て、だいたい30分強で行けるかな~なんて思いながらも運転。
国道454号沿いにあるようなので、てっきり国道だし
平たんな道路を行くのかなぁ…なんて思っていたのに
いざ行ってみると、ほとんどが峠のようなクネクネの山道を行くことに…。

20分くらい走っても、対向車とも後続車とも一台も出会わず
(本当にこの道でいいのだろうか…?)とちょっとドキドキ。
道路もずっと日陰で薄暗くて日もだんだん落ちてくるし不安になってきます。

そんなこの道でホントいいの?という思いがピークに達した時に
ようやく対向車が1台すれ違っていきました。
よく見るとナンバーが「7777」ではないか~!
それを見て、この道で大丈夫と自分に言い聞かせ、気を建て直してどんどこ運転。

新郷村に入ってからは周りの景色が田んぼで開けてきて
ようやく明るい雰囲気に。

しばらく道なりに走っているとキリストの墓ののぼりと駐車場発見!
墓は駐車場から歩いて小高いところへある様子。

看板がありました。



坂道を登って行った先にキリストの墓がありました!



石碑を挟んで隣にはキリストの弟イスキリの墓もありました。
お賽銭?がたくさんそなえられていました。

墓のすぐそこにキリストの里伝承館が。
中は見学せず、お手洗いだけ拝借しました。



伝承館手前に謎のピラミッド。
ピラミッドの網の部分に南京錠がたくさんぶら下がっていました。
なんだろう?



もう一つ謎オブジェが。



透明のタイルに黄金比が書かれていました。
なんだろう?
頭の中でドラマTRICKのOPテーマが流れる…。



新郷村のキリストの墓…
諸星大二郎の「生命の木」をなんとなく思い出したりしました。

帰ってからわかったんですが、新郷村は飲むヨーグルトが美味しいらしいです。
次行く機会があったら今度はヨーグルト買ってこよう。