銀杏祭り！

台風が日本列島を縦断しているさなか、なんと銀杏拾いに行ってきました。

群馬県も昨夜から雨が激しくなり、今朝は風も強かったのですが、お昼寝をして起きると、

だいぶ天気が回復していました。


この時期の台風の後。。。気になるアレはかなり落ちたはず

おまけにアレがある、隣の市の小学校は台風の為に臨時休校だとの情報をキャッチしたのです。

「行くっきゃない」

エンジン全開にかかってしまった花總は、強風の中メグを連れて車を飛ばしました


とりあえず、フランソワーズをコンデジで撮って…



こんな強風の中、誰も拾いに来てはいまい…ウッシッシッ←古い笑い方



と、ところがっ

おおっ先客がいるではありませんかっ





やばいっ（何が？）

早く行かなくちゃ、拾われちゃう（どんだけ拾う気だ）

メグを車に残し、トングとビニール袋数枚と軍手を手に、焦って現場へ駆け寄りました


おぉーーー　この銀杏の落ちようったら…感動モノです。






先人に挨拶をして、トングで拾い始めると

「それじゃぁ拾いづらいでしょうからこの手袋を使ってください」と、先人から医療用みたいなゴム手袋を片手お借りしました。

両手に付けていた手袋の左手を取って、私に使うよう勧めてくださったのです。

ゴム手袋をしても手で銀杏を拾うのは少し抵抗がありましたが、拾ってみると、これが楽ちんで

銀杏をつかむ感触…何とも言えません。。。

小学生の頃、このいちょうの木の根っこに座って、幼馴染みのＫ代ちゃんに悩みを打ち明けたっけ……。






この季節、ここの掃除当番が嫌でした

そして、この臭い銀杏を踏むのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

大人は何故あんな臭い銀杏を拾うのか不思議でした。


あれから数十年（きみまろかっ）

今じゃ、銀杏を拾うのが年間行事となっています。

今の花總には、この臭い実が宝石のように見えるのです






拾うそばから強風に吹かれ、ボトボトと落ちてくる銀杏ちゃん

あぁ、君達を全部拾って連れて帰ってあげたい

この子達は、拾ってあげないと小学生に掃き集められてゴミとして捨てられてしまうのです。


拾い始めて３０分くらいすると、他の銀杏拾いの親子（結構若いお母さんが拾っていてビックリ）や

孫を連れて銀杏拾いをするお婆さん、職員室からは先生も出て来て賑やかになりました。






ここの小学校の先生方は「拾って頂いて助かります」って、袋までくださるのです。

ありがたい事ですね。

３年前だったか、友人（Ｒ美ちゃん）と拾っていると、校長先生が出て来て

「もっと落としてあげましょう」と、物干し竿でイチョウの枝をバシバシ叩いて落としてくれました。

「関係者以外立ち入り禁止ですよ」と怒られるかと思ったのに優しい先生ばかりで感動しました。





夢中で拾っていて、気付くと私一人になってました。

拾い始めて２時間近く経っていたみたいです。

辺りも薄暗くなり始めていました。




拾わせていただいたので、掃除道具で銀杏や落ち葉をかき集めて少しだけ綺麗にしてきました。

残りの銀杏は明日はゴミとして出されてしまう事でしょう。
（右後ろは校舎建築中の為、プレハブの仮校舎です）





さんざ拾ったのに、後ろ髪を引かれる思いで小学校を後にしました。





小学校さん、バイバイ。またね



今日もポチっと宜しくお願いします
にほんブログ村