Log @daily life

記録。
ふつうのいちにちの中で、神様といっしょにすごすせいかつの中で、
感じたこと、思ったこと。

放蕩息子

2007-05-21 22:51:03 | Weblog
放蕩息子といっても、僕の息子ではなく、
弟のこと。

6年前に、父と喧嘩をして家出をしていた弟が、
先週の木曜にふらりと帰ってきた。
6年ぶりに見た彼の顔は元気そうだった。

奥さんと2歳の子どもがいるけれど、
単身赴任で一緒に暮らすことはできない。
でもあと3年ぐらいしたら一緒に生活できるめどがたつとのこと。

どうか、それまでも神様がこの家族を守ってくださいますように。

去年の6月ごろには、離婚していた母が戻ってきてくれて、
再び一緒に暮らすことになった。
僕はそのとき5年ぶりに母の顔を見た。
それから約1年後、まさかこうなっているとは。

一度は、文字通りにばらばらになった家族が、
6年の年月が過ぎて、やっと
コミュニケーションをお互いにとれるようになったことが、
本当にうれしい。

それまで家族であったのに、その人が、
自分の意思で離れていくということが、
どんななのかを、僕は見てきた。
残された人たちのことを思うと、
胸が痛い。

僕の父はあきらめなかった。
神様は奇跡を起こしてくれた。
そんな奇跡であれば広がっていってほしい。