ロット以外の所蔵楽器シリーズ第一弾はロットと同時代の同じくフランスはパリのメーカーAuguste Bonneville の ピッコロ#2367。
Auguste Bonneville 、オーギュスト・ボンヌヴィルで読み方合ってますか???
コーカス・ウッドに銀のキイ。
リング・キイです。
物の本によれば1876年から1950年まで会社として存在していたようで
その前の1867年まではGodfroyゴトフロワの基で "finisseur"(=仕上げ職人?)として働いていたようですね。
このBonnevilleに関しては詳しい文献がないのでシリアルナンバーによる製作年代の特定ができません。
どこかに資料はないものでしょうかね?
以前はこれと4000番台のもありましたが手放してしまいました。
そっちの方が音質は好きでしたが古い方を残したのでした。
ロットでは難しい高音Hもこれだと出ます。
但しfffでの一発芸になりますケド・・・・。
音はまさしくフレンチ・ピッコロといった可憐な感じ。
ピッチは3mmほど抜いてA=442で演奏できるという理想的なもの。
音程は正直楽ではないですがこの音を考えるとなんとしても使ってやりたい!と思わせるほどの楽器。
もっとも最近は新しい楽器で少し楽しているので出番が減ってますケド・・・・。
これでラベルの「マ・メール・ロワ」をやった時にはドンピシャの音色と思いました。
普段はこんなケースに保管。
ケースはオークションで見つけたアメリカのものです。2000円くらい(笑)
中の仕切りもこの楽器に合わせて改造しました。
ジョイント・キャップは自分で作りました。
歌口。ロットに比べると大きめで扱いやすいのはフルートの場合と一緒のように思います。
頭部管の刻印。
1ヶ所クラックの修理跡がありそれで刻印の一部が削られてしまったのは残念。
ボディの刻印。
トリル・キイの台座と他の台座が一体化しているのは初代ロットと同じ。
左手のキイ。
ロットと違ってA#レバーがあるのが嬉しい。
右小指と左親指のキイのポストのみ管体に直付け。
裏側も。
ポストが本体に直付けのねじ込み方式。
ヘッド・キャップ。
こんな風になってます。
長いコルクを使えばヘッド・キャップの真ん中からの芯の出っ張り具合で反射板(コルク)の位置の確認ができますね。
スクリュウは木製でネジが切ってあります。
反射板はなく頭部管の中ではコルクが剥き出しになっています。
コルク剥き出しというのは音が柔らかくなるように思いますが
時によっては掃除の度にコルクの真ん中が減って行くこともあり(苦笑)
何度か平らにスライスしたのでコルク全体が短くなり
今は芯金がヘッド・キャップとぴったりくらいになっています(笑)
リング・キイのトーン・ホール。
押さえる時にはこのリングを塞ぐというよりはこのトーン・ホールとしっかりと押さえなければなりません。
右手のリング・キイはクラリネットの場合と同じように一つのリングを押すと他のも一緒に連動して動きます。
このふくらみが美しいですねぇ・・・。 萌えます(笑)
エンドのリングのデザインも美しい。
A#レバーもG#レバーも実に美しいですね。萌えませんか???
デュフレーヌが吹いている「ダフニス」の映像でピッコロがアップになるシーンがありますが
それを見た時に「あ、Bonnneville!」と思いましたがおそらく間違っていないんじゃないかな?
こんなキイの形していましたので(笑)
Auguste Bonneville 、オーギュスト・ボンヌヴィルで読み方合ってますか???
コーカス・ウッドに銀のキイ。
リング・キイです。
物の本によれば1876年から1950年まで会社として存在していたようで
その前の1867年まではGodfroyゴトフロワの基で "finisseur"(=仕上げ職人?)として働いていたようですね。
このBonnevilleに関しては詳しい文献がないのでシリアルナンバーによる製作年代の特定ができません。
どこかに資料はないものでしょうかね?
以前はこれと4000番台のもありましたが手放してしまいました。
そっちの方が音質は好きでしたが古い方を残したのでした。
ロットでは難しい高音Hもこれだと出ます。
但しfffでの一発芸になりますケド・・・・。
音はまさしくフレンチ・ピッコロといった可憐な感じ。
ピッチは3mmほど抜いてA=442で演奏できるという理想的なもの。
音程は正直楽ではないですがこの音を考えるとなんとしても使ってやりたい!と思わせるほどの楽器。
もっとも最近は新しい楽器で少し楽しているので出番が減ってますケド・・・・。
これでラベルの「マ・メール・ロワ」をやった時にはドンピシャの音色と思いました。
普段はこんなケースに保管。
ケースはオークションで見つけたアメリカのものです。2000円くらい(笑)
中の仕切りもこの楽器に合わせて改造しました。
ジョイント・キャップは自分で作りました。
歌口。ロットに比べると大きめで扱いやすいのはフルートの場合と一緒のように思います。
頭部管の刻印。
1ヶ所クラックの修理跡がありそれで刻印の一部が削られてしまったのは残念。
ボディの刻印。
トリル・キイの台座と他の台座が一体化しているのは初代ロットと同じ。
左手のキイ。
ロットと違ってA#レバーがあるのが嬉しい。
右小指と左親指のキイのポストのみ管体に直付け。
裏側も。
ポストが本体に直付けのねじ込み方式。
ヘッド・キャップ。
こんな風になってます。
長いコルクを使えばヘッド・キャップの真ん中からの芯の出っ張り具合で反射板(コルク)の位置の確認ができますね。
スクリュウは木製でネジが切ってあります。
反射板はなく頭部管の中ではコルクが剥き出しになっています。
コルク剥き出しというのは音が柔らかくなるように思いますが
時によっては掃除の度にコルクの真ん中が減って行くこともあり(苦笑)
何度か平らにスライスしたのでコルク全体が短くなり
今は芯金がヘッド・キャップとぴったりくらいになっています(笑)
リング・キイのトーン・ホール。
押さえる時にはこのリングを塞ぐというよりはこのトーン・ホールとしっかりと押さえなければなりません。
右手のリング・キイはクラリネットの場合と同じように一つのリングを押すと他のも一緒に連動して動きます。
このふくらみが美しいですねぇ・・・。 萌えます(笑)
エンドのリングのデザインも美しい。
A#レバーもG#レバーも実に美しいですね。萌えませんか???
デュフレーヌが吹いている「ダフニス」の映像でピッコロがアップになるシーンがありますが
それを見た時に「あ、Bonnneville!」と思いましたがおそらく間違っていないんじゃないかな?
こんなキイの形していましたので(笑)
私の愛用のピッコロは、AUG.RICH.HAMMIG(旧東ドイツ製)購入して20年近くなります。
ところで、私の愛用のフルートもBONNEVILLEです。楽器店で一目ぼれで、衝動買いしてしまいました。価格があまり高くなかったので、多分、製作者の後期の作品だと思います。素材は洋白ですが、音色が明るくて、吹きやすいので、気に入っています。
コメントありがとうございます。
Bonnevilleのピッコロはオールドとしてはロットよりは使い勝手がいいのですが
やはりオールマイティという訳にはいかないので
最近は出番がほとんどありません。
最近はパウエルかアウグストを使っていますが
アウグストで高音域のHが問題なく出せればいいのですが
なかなか難しく困っております。
私は趣味で吹いている者ですが、東京の安アパートに引越してからは、隣近所の迷惑を考えて、ピッコロを思いきり吹けなくなってしまいました。何しろピッコロは、音がでかいですから、練習場所に困ります。
それでは、ご活躍を期待しています。
ありがとうございます。
私のアウグストにはMADE IN GDPの刻印がなく戦前のものと想像されますが
製造番号くらい入れて欲しかったです(苦笑)
現在手元にはアウグスト、パウエル木管、パウエル銀管、ロット2本、ボンヌヴィル、キーフ、クレプスの
8本がありますが、少し減らさなければと思っている所です。
ロットとボンヌヴィルは手放しがたく、その中には入っていませんが
パウエル銀管、キーフ、クレプスは出番がないので引き取り手を探している最中です。
ピッコロはうるさい楽器と見られがちですので
そう聴こえないように心がけて演奏しておりますが、
自分でも耳鳴りしたりしますね(涙)
リングキーのピッコロ、はじめて見ました。なんと美しい!
そこでお願いなのですが、私のブログでも紹介させていただけないでしょうか?リングキーのピッコロ全体の写真を転載させていただいて、このページへのリンクを張らせていただきたいのですが、いかがでしょうか。
こんばんは!
リングキイのピッコロは他にロットも2本あります。
どれも美しいですよね。
画像の転載とリンクの件、了解したしました。
よろしくお願いいたします。
明後日12月28日のブログに掲載させていただきます。
これからもよろしくお願いします。