ルイ・ロットの館

ルイ・ロットにハマった笛吹きのブログ。

Lot Journal

2011-11-28 21:34:18 | 日記
2005年にDavid and Nina Shoreyが出した " The Louis Lot Company Journals " を最近、時間を見つけては眺めています。 これには楽器の注文や修理、支払の記録などが書き記されています。 残念ながら、盗難にあったとかで?全てが残っているわけではないのですが、興味深い内容になっています。 それを「フランスの偉大なフルート製作家たち~ロ . . . 本文を読む

ぼちぼち・・・・

2011-11-26 09:48:33 | 日記
注文していたピッコロが出来上がってくる・・・・はずです。 5月にすったもんだの末、Eメカ無しで、と注文したのに、 もうすぐ出来上がるという段になって、やはりEメカがないとよろしくない、とメーカーが言い出し、 またすったもんだの末、妥協案として、取り外し可能なEメカ付きのピッコロを作ろう、と言って来ました。 それができるのなら最初からそう言って欲しいものですが、仕方が無いので、それならいいよ . . . 本文を読む

ルイ・ロットの価格表を読み解く その3

2011-11-20 19:38:50 | 日記
ルイ・ロット商会の価格表、続いては3代目の工場長のDebonneetbeauの時代の1882年のものです。 4代目の工場長E.Baratの時代、1896年のものもありますが、こちらは内容が全く同じですので割愛します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以前のと比べて変わったのは住所がマン . . . 本文を読む

ルイ・ロットの価格表を読み解く その2

2011-11-20 14:08:48 | 日記
ルイ・ロット商会 1870年の価格表です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1855の価格表と変わった点は下記の通りです。 金属製フルート(円筒管) 5. 総銀製、 C足部管           25フラン値上がりし525フランに。 6. 総銀製、 H足部管         . . . 本文を読む

ルイ・ロットの価格表を読み解く その1

2011-11-19 18:33:36 | 日記
Tula Gianniniが書いた「Great Flute Makers of France/The Lot & Godfroy Families 1650-1900」は ロット・フリークにとってはなくてはならない存在です。 待望の邦訳も数年前に出ましたが、 おそらく多くの日本人にとっては読み難いロットのカタログ(価格表)までは残念ながら訳してくれていません。 先日、このカタログを眺めてい . . . 本文を読む

Bonneville の洋銀製フルート

2011-11-12 20:00:35 | 日記
先日、知り合いに譲り渡した楽器ですが、現在の持ち主の許可を得ましたので、載せておきます。 Auguste Bonneville の4000番台の洋銀製のフルートです。 銀メッキしてありますが、さすがにメッキ自体は傷みもあります。 ロットの洋銀の場合、リップ・プレートは銀なのですが、 おそらくこのボンヌヴィルも銀なのではないかと思います。 ボンヌヴィルの場合、ロットのように製造番 . . . 本文を読む