2005年にDavid and Nina Shoreyが出した " The Louis Lot Company Journals " を最近、時間を見つけては眺めています。
これには楽器の注文や修理、支払の記録などが書き記されています。
残念ながら、盗難にあったとかで?全てが残っているわけではないのですが、興味深い内容になっています。
それを「フランスの偉大なフルート製作家たち~ロ . . . 本文を読む
注文していたピッコロが出来上がってくる・・・・はずです。
5月にすったもんだの末、Eメカ無しで、と注文したのに、
もうすぐ出来上がるという段になって、やはりEメカがないとよろしくない、とメーカーが言い出し、
またすったもんだの末、妥協案として、取り外し可能なEメカ付きのピッコロを作ろう、と言って来ました。
それができるのなら最初からそう言って欲しいものですが、仕方が無いので、それならいいよ . . . 本文を読む
ルイ・ロット商会の価格表、続いては3代目の工場長のDebonneetbeauの時代の1882年のものです。
4代目の工場長E.Baratの時代、1896年のものもありますが、こちらは内容が全く同じですので割愛します。
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以前のと比べて変わったのは住所がマン . . . 本文を読む
ルイ・ロット商会 1870年の価格表です。
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1855の価格表と変わった点は下記の通りです。
金属製フルート(円筒管)
5. 総銀製、 C足部管 25フラン値上がりし525フランに。
6. 総銀製、 H足部管 . . . 本文を読む
Tula Gianniniが書いた「Great Flute Makers of France/The Lot & Godfroy Families 1650-1900」は
ロット・フリークにとってはなくてはならない存在です。
待望の邦訳も数年前に出ましたが、
おそらく多くの日本人にとっては読み難いロットのカタログ(価格表)までは残念ながら訳してくれていません。
先日、このカタログを眺めてい . . . 本文を読む
先日、知り合いに譲り渡した楽器ですが、現在の持ち主の許可を得ましたので、載せておきます。
Auguste Bonneville の4000番台の洋銀製のフルートです。
銀メッキしてありますが、さすがにメッキ自体は傷みもあります。
ロットの洋銀の場合、リップ・プレートは銀なのですが、
おそらくこのボンヌヴィルも銀なのではないかと思います。
ボンヌヴィルの場合、ロットのように製造番 . . . 本文を読む