kkさんから教えて頂いたG-Aのトリルの運指からA-Hトリルのヒントが!
左手はG#の握り、右手は人差し指と左のトリルキイ・・・・この押さえでAを出し
左薬指を上げるのと同時に右のトリルキイを押してHを。
(右小指は離した方がいいかも。)
それらしい音程にはなると思うのですが吹くにはかなりキツいかも(苦笑)
おヒマな方は試してみてください。
耳がおかしくならないよう . . . 本文を読む
ピッコロの高音域のG-Aトリルですが、いままでやった曲でも結構出てきたものです。
チャイコフスキー:シンフォニー1番、胡桃割り人形、白鳥の湖、マーラーのシンフォニーなどなど。
先日演奏したアルチュニアンのTp協奏曲や明日演奏するR.シュトラウスの「ツァラトゥストラ」にも出てきます。
この「ツァラトゥストラ」はピッコロ2本のユニゾンですが
私のはEメカ無しなので出ますが、
もう一人の楽器はEメ . . . 本文を読む
最近、某社のピッコロを試奏する機会がありました。
いままでとは違った歌口のカット。
好みが別れる所かもしれませんが、まあいいとします。
スケールはいままでの製品と変わらないのでしょうかね?
音程に実に良く、使いやすいだろうと感じました。
高音域のHもCもきちんと出ます。
それに加え20万円以下という価格は魅力的です。
と こ ろ が ・・・・
中音域のC-Dトリルを左側 . . . 本文を読む
アウグスト・リヒャルト・ハンミッヒのピッコロですが
先日書いた通りオリジナルの頭部管では第3オクターブのHが
普通の指では出すことができません。
このボディは音程が素晴らしく良いので
なんとかHも出せる頭部管で使用したく
そんな頭部管をメーカーに発注中です。
でも完成は1月以降になるのでまだ先の話です。
手持ちのもう使う予定のない頭部管を削ることでなんとかならないものか?と
「清水の舞台」か . . . 本文を読む
Louis Lot #981の記事をアップするのを忘れておりました。
春頃オーバーホールから戻って来ました。
1865年の最後の作、その年に98本作られそのうち金属管は45本でした。
頭部管の刻印。
ボディの刻印は初代に特徴的な浅い彫りのもの。
他の初代のを見ても大体こんな感じで薄く見えるものが多い。
刻印の大きさ自体も頭部管のよりは小さく、
頭部管とボディの刻印職人が違ったのだろ . . . 本文を読む
本来「木管楽器」に属すフルートですがなぜ金属で? とはよく訊かれることの一つです。
それを考察してみたいと思います。
1831年ベームは旅行に出掛けたロンドンでニコルソンの演奏を聴いて衝撃を受けます。
音量の大きさに驚いたようですが、ニコルソンの楽器はトーンホールも歌口も大きいものだったようです。
もちろん木管の楽器でした。
ベームは帰国しそれまでのよりはトーンホールの大きな1832年モ . . . 本文を読む