日頃、ブラウン BRAUN のピッコロを愛用しております。
そのブラウンさんのHPのQ&Aに「高音域のG-AトリルはEメカが付いているとできないの?」
みたいなことが載っています。(ちゃんと読んでいないんですけど。)
「うんにゃ! Eメカ付いていたってちゃんとG-Aトリルはできるぞなもしドッホ!」
みたいにブラウンさんはお応えだと思いますが(ちゃんと読んでないけど)、
ご丁寧に運指まで載せています。
(この位の気遣いは他のメーカーにも求めたいものです。)
で、この運指です。
私のブラウンC足ピッコロでは上の運指では確かに出せますが、下のではどうもよろしくない。
で、この二つの運指に共通しているのは左手と右手の指を同時に動かさなくてはイケナイということであります。
この動きがズレるととんでもない只の騒音になってしまうこと請け合います。
前回の演奏会では・・・・
バーンスタイン「キャンディード序曲」とヒンデミット「交響的変容」にそれぞれ1拍づつG-Aトリルが出て来ました。
たったの1拍ですが、G-Asとなるとかなりハズカシイところです。
ブラウンさんの運指でもなんとか1拍だけならばこのG-Aトリルを凌ぐことは可能です。
「キャンディード序曲」はいきなりそのトリルから始まり、しかも速いので
そこはブラウンさんの運指で凌ぎました。
「交響的変容」では1拍といえどもしっかりトリルをすることを求められましたので、
Eメカを外して左薬指1本で済む運指で演奏しました。
私には左手と右手の指を同時に動かし続けるのは不可能だからです。
左手と右手の指を同時に動かすことが全然平気な方がいらっしゃるとしたらスゴイ!としか言い様がありません。
他の曲でこのG-Aトリルが求められるのは
「白鳥の湖」「胡桃割り人形」「冬の日の幻想」「ツァラトゥストラ」など
どれもが長い音符でのトリルでした。
これらを演奏するには【私の場合】はEメカなしの楽器でなくては出すことができない
左手薬指1本のみを動かす運指でなくては不可能です。
(Eメカが付いていないからといって全てのピッコロで演奏可能というワケではありませんので誤解なきよう。)
そしてそれをこなしてきたのはEメカが付いていない ロットの初代(2本のうち片方は出なかった)、A.R.ハンミッヒと
C足アダプターを作って取り付けたヘインズの円筒管ピッコロでした。
現在はブラウンのC足、Eメカ取り外し可能 っていうのがありますのでこれでできちゃいます。
Eメカが付いていてもC足ならばG-Aが出来る運指も見つけましたが、
悲しいかな?これも左手と右手の指を同時に動かすことが必要です。
ブラウンさんのブレーンとでも言うべき方々は蒼々たる面々であらせられ、
左手と右手の指を同時に動かすことなど何の苦もなくできてしまうお方ばかりなのかもしれませんが、
少なくとも私には無理であります。
メーカーとしてEメカにこだわるのも結構だけど、
プレイヤーの事情を汲んで楽器を作って欲しいものであります。
その点、「Eメカいらない派」の私とやりとりして(これが実にシンドかった!)お互いの妥協案として作ってくれた
取り外し可能なEメカなどは、「これができるんなら最初からそう言ってくれよ!」 ってなもんでしたが、
私の要求に応えてくれたということにはなります。
でもそのシステムも「これが最初で最後」と言ってましたが、実に残念なことです。
私が最初に注文したときにはカタログにEメカなしの選択があったんですがねぇ。
もうEメカ付きじゃないと作らないそうです。
なにが彼をそこまで意固地にさせるのか???
理解に苦しみます。
そのブラウンさんから私の手元に届いたピッコロ、実に素晴らしい楽器であります。
自分がいままで手にした楽器の中で機能的には最高のピッコロです。
でもひとつだけ納得できない部分があります。
ここではそれは述べませんが、改造してしまいたいところがあります。
おそらくそれを最初の注文で要求したら絶対に作ってくれないだろうなぁと思いますので内緒です(笑)
これさえクリアできれば真の意味での「スーパー・ピッコロ」なんですけどねぇ・・・・。
プライドだけでいい楽器が作れるのならそれもいいんですけど、
楽器メーカーにはもっと柔軟にプレイヤーの声に耳を傾け、
楽器作りをしていただきたいと切に思うのです。
実際にその楽器で音を出し演奏するのは我々プレイヤーなのですから。
先日、関西からいらしたご尊敬申し上げるフルーティストとお話させていただいた中で、
ロットにしたってその当時の最高の笛吹きの意見を聞いて作っていたからいい楽器ができたのに
いまのメーカーは現場の話を聞かないでダメだよね、
ピッコロだってEメカなんかいらないし、C足で作るべきなのに、
というお言葉には強く共感させられたものです。
「Eメカいらない派」の私ですが、この前回の演奏会ではEメカを外しましたが、なんの不自由もありませんでしたよ。
Eメカって「Eが出しにくいし上ずるから」って理由で付けるんじゃありませんでしたか?
それがEが出しにくいなんてことはないし、音程にしたって逆に低いくらいで、少し高めに吹いてちょうどいいハマりよう。
表Gisのトーンホールが小さめにしてあり、それだけでもうどこかのメーカーがフルートでやっている
「ニューEメカ」でっしたっけ?
あれと同じことなんですよね。
「ニューEメカ」もピッコロでは昔からやっていたことなので全然「ニュー」じゃないというオチ(笑)
同じEメカでも重くならないのはいいことだと思いますけどね。
ま、確かにEメカ装着状態でEを出すのは楽なことは否定しませんが、なくても困る物ではないことは確かです。
どこかスカッとする【スーパー・ピッコロ】を作ってくれるメーカーはないでしょうかねぇ???
そのブラウンさんのHPのQ&Aに「高音域のG-AトリルはEメカが付いているとできないの?」
みたいなことが載っています。(ちゃんと読んでいないんですけど。)
「うんにゃ! Eメカ付いていたってちゃんとG-Aトリルはできるぞなもしドッホ!」
みたいにブラウンさんはお応えだと思いますが(ちゃんと読んでないけど)、
ご丁寧に運指まで載せています。
(この位の気遣いは他のメーカーにも求めたいものです。)
で、この運指です。
私のブラウンC足ピッコロでは上の運指では確かに出せますが、下のではどうもよろしくない。
で、この二つの運指に共通しているのは左手と右手の指を同時に動かさなくてはイケナイということであります。
この動きがズレるととんでもない只の騒音になってしまうこと請け合います。
前回の演奏会では・・・・
バーンスタイン「キャンディード序曲」とヒンデミット「交響的変容」にそれぞれ1拍づつG-Aトリルが出て来ました。
たったの1拍ですが、G-Asとなるとかなりハズカシイところです。
ブラウンさんの運指でもなんとか1拍だけならばこのG-Aトリルを凌ぐことは可能です。
「キャンディード序曲」はいきなりそのトリルから始まり、しかも速いので
そこはブラウンさんの運指で凌ぎました。
「交響的変容」では1拍といえどもしっかりトリルをすることを求められましたので、
Eメカを外して左薬指1本で済む運指で演奏しました。
私には左手と右手の指を同時に動かし続けるのは不可能だからです。
左手と右手の指を同時に動かすことが全然平気な方がいらっしゃるとしたらスゴイ!としか言い様がありません。
他の曲でこのG-Aトリルが求められるのは
「白鳥の湖」「胡桃割り人形」「冬の日の幻想」「ツァラトゥストラ」など
どれもが長い音符でのトリルでした。
これらを演奏するには【私の場合】はEメカなしの楽器でなくては出すことができない
左手薬指1本のみを動かす運指でなくては不可能です。
(Eメカが付いていないからといって全てのピッコロで演奏可能というワケではありませんので誤解なきよう。)
そしてそれをこなしてきたのはEメカが付いていない ロットの初代(2本のうち片方は出なかった)、A.R.ハンミッヒと
C足アダプターを作って取り付けたヘインズの円筒管ピッコロでした。
現在はブラウンのC足、Eメカ取り外し可能 っていうのがありますのでこれでできちゃいます。
Eメカが付いていてもC足ならばG-Aが出来る運指も見つけましたが、
悲しいかな?これも左手と右手の指を同時に動かすことが必要です。
ブラウンさんのブレーンとでも言うべき方々は蒼々たる面々であらせられ、
左手と右手の指を同時に動かすことなど何の苦もなくできてしまうお方ばかりなのかもしれませんが、
少なくとも私には無理であります。
メーカーとしてEメカにこだわるのも結構だけど、
プレイヤーの事情を汲んで楽器を作って欲しいものであります。
その点、「Eメカいらない派」の私とやりとりして(これが実にシンドかった!)お互いの妥協案として作ってくれた
取り外し可能なEメカなどは、「これができるんなら最初からそう言ってくれよ!」 ってなもんでしたが、
私の要求に応えてくれたということにはなります。
でもそのシステムも「これが最初で最後」と言ってましたが、実に残念なことです。
私が最初に注文したときにはカタログにEメカなしの選択があったんですがねぇ。
もうEメカ付きじゃないと作らないそうです。
なにが彼をそこまで意固地にさせるのか???
理解に苦しみます。
そのブラウンさんから私の手元に届いたピッコロ、実に素晴らしい楽器であります。
自分がいままで手にした楽器の中で機能的には最高のピッコロです。
でもひとつだけ納得できない部分があります。
ここではそれは述べませんが、改造してしまいたいところがあります。
おそらくそれを最初の注文で要求したら絶対に作ってくれないだろうなぁと思いますので内緒です(笑)
これさえクリアできれば真の意味での「スーパー・ピッコロ」なんですけどねぇ・・・・。
プライドだけでいい楽器が作れるのならそれもいいんですけど、
楽器メーカーにはもっと柔軟にプレイヤーの声に耳を傾け、
楽器作りをしていただきたいと切に思うのです。
実際にその楽器で音を出し演奏するのは我々プレイヤーなのですから。
先日、関西からいらしたご尊敬申し上げるフルーティストとお話させていただいた中で、
ロットにしたってその当時の最高の笛吹きの意見を聞いて作っていたからいい楽器ができたのに
いまのメーカーは現場の話を聞かないでダメだよね、
ピッコロだってEメカなんかいらないし、C足で作るべきなのに、
というお言葉には強く共感させられたものです。
「Eメカいらない派」の私ですが、この前回の演奏会ではEメカを外しましたが、なんの不自由もありませんでしたよ。
Eメカって「Eが出しにくいし上ずるから」って理由で付けるんじゃありませんでしたか?
それがEが出しにくいなんてことはないし、音程にしたって逆に低いくらいで、少し高めに吹いてちょうどいいハマりよう。
表Gisのトーンホールが小さめにしてあり、それだけでもうどこかのメーカーがフルートでやっている
「ニューEメカ」でっしたっけ?
あれと同じことなんですよね。
「ニューEメカ」もピッコロでは昔からやっていたことなので全然「ニュー」じゃないというオチ(笑)
同じEメカでも重くならないのはいいことだと思いますけどね。
ま、確かにEメカ装着状態でEを出すのは楽なことは否定しませんが、なくても困る物ではないことは確かです。
どこかスカッとする【スーパー・ピッコロ】を作ってくれるメーカーはないでしょうかねぇ???
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます