銀座山野楽器で先日見せていただいた Louis Lot 。
掲載許可をいただきましたので紹介させていただきます。
カバードホール、Cis レバー付き、右手人差し指のレバーはAisレバーではなくC-Hトリルです。
Cisレバーは左手小指で足部管のCisを押さえることができます。
レバーから繋がるシャフトと足部管のCisキイへの連結部。
通常では不可能なCis-DisやC-Cisのトリルが可能となります。
Cisレバーを押さえたところ。足部管のCisが閉じています。
C-Hレバーは左親指と連結。
初代には見られない刻印も入っています。
銀であることを証明する刻印です。
私の初代と並べてみました。左から#9856、#981、#1800。
左手人差し指のトーンホールで揃えて比べてみると若干短い。上から#9856、 #1800、#981。
初代からの若干のスケールの変更がなされたのかもしれません。
親指のキイ(バッタ)の違い。上が#981、下が#9856。
右小指は初代のティアドロップから現代風のものに。上が#981、下が#9856。
年代としては1930年 Gabriel Chambilleの代。
明るく軽やかな音色に感じました。
カバードホールの楽器は木製の円筒管に多く見受けられますが、金属管ではあまりありません。
でも買収された後のSMLロットはほとんどがカバードホールだったようですので、需要があったのでしょうね。
掲載許可をいただきましたので紹介させていただきます。
カバードホール、Cis レバー付き、右手人差し指のレバーはAisレバーではなくC-Hトリルです。
Cisレバーは左手小指で足部管のCisを押さえることができます。
レバーから繋がるシャフトと足部管のCisキイへの連結部。
通常では不可能なCis-DisやC-Cisのトリルが可能となります。
Cisレバーを押さえたところ。足部管のCisが閉じています。
C-Hレバーは左親指と連結。
初代には見られない刻印も入っています。
銀であることを証明する刻印です。
私の初代と並べてみました。左から#9856、#981、#1800。
左手人差し指のトーンホールで揃えて比べてみると若干短い。上から#9856、 #1800、#981。
初代からの若干のスケールの変更がなされたのかもしれません。
親指のキイ(バッタ)の違い。上が#981、下が#9856。
右小指は初代のティアドロップから現代風のものに。上が#981、下が#9856。
年代としては1930年 Gabriel Chambilleの代。
明るく軽やかな音色に感じました。
カバードホールの楽器は木製の円筒管に多く見受けられますが、金属管ではあまりありません。
でも買収された後のSMLロットはほとんどがカバードホールだったようですので、需要があったのでしょうね。
Louis Lotの写真見ているだけでもこんな楽器だったか、とメチャおもろいです。
#981と#1800を並べた写真ですが、左手に比べて右手のトーンホールの大きさは#1800のほうが大きいように見えます。
こちらは#1001と#2168が手元にあります。右手と左手(足部管除く)は#1001は同じ大きさですが#2168は右手のほうが大きいです。頭部管のテーパーは全く違って#1001のほうがかなり絞っています。
写真だけでは
http://www.williampetit.com/flutelouislot.htm
を見ているだけでもメチャおもろいですが、例えば#887では右手、左手と足部管のトーンホールの大きさが同じで、木管フルートのデザインみたいです。Louis Lotの三桁の楽器は試したことさえなく、#1000以降とは別世界かも、と思ってしまいました。
初代Louit Lotでもトーンホールのサイズも含めて、設計変更と思考錯誤があったようにおもわれます。
こちらの#1001は#887の写真のようにHトリルキーもAisレバーもなく、#2168はHトリルキーです。
この時代、Gis-Aisの前打音とかトリルとかどうなさっていたんでしょう。
こちらは一瞬のごまかしです。
失礼しました。